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幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

【詩】『蝉の夢』

木の下で
横たわる蝉の亡骸
最後の夏を
力の限り生きて
そして命尽きて落ちる
彼らが見る最後の夢

それはおそらく
何もない
何年もの間
地中で夢を見続けて
地上でのほんの数日の事
それが全て
彼らにとって
夢なのだろう

一生懸命夢を生きた
一匹の亡骸が
今木の下で
横たわっていた
by fibich | 2004-08-25 02:26 | | Comments(0)

詩と写真の日記
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