2004年 08月 19日
【詩】『夏の幻想 30』

テレビ越しに見た球児たちは
ずっとずっと
大人に見えた
いつしか時が経って
そんな球児たちと同じ年頃の子供や
同じように甲子園を目指す球児たちを相手に
授業をする立場になっていた
それでもテレビ越しに球児たちを見ると
今でもずっとずっと
彼らが大人に見える
思う存分戦って
泥まみれになったユニフォームの袖で
涙をぬぐう彼ら
一つの場所に固まって
一心不乱に
土をかき集めている姿
褐色の肌に
にじみ出る汗
そして
試合終了のあのサイレン
全てか完璧すぎるくらいに
夏を物語っていた
この野球大会が終わってしまうと
夏は支えを失ったかのように
よそよそしくなっていく
なんか分かります。
僕は秋を計る癖があり毎年恒例に。
秋の気配が・・・というより
暑苦しい北風もどきが吹き抜けています。
蝉はもうみんな旅に出てしまいました。
コロコロ虫の音が気持ちいいい音楽を演奏中。
今年は、夏ばてせずホッとしている石屋です。
僕は秋を計る癖があり毎年恒例に。
秋の気配が・・・というより
暑苦しい北風もどきが吹き抜けています。
蝉はもうみんな旅に出てしまいました。
コロコロ虫の音が気持ちいいい音楽を演奏中。
今年は、夏ばてせずホッとしている石屋です。
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by fibich
| 2004-08-19 10:41
| 詩
|
Comments(2)