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幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

たった二日の旅(2)

翌朝寝坊をして新潟を出発したのは9時半過ぎ、新潟駅で土産物などを買うと
そのまま海岸線を西へと向かった。

新潟市を離れると海岸線は穏やかになり、所々道路からでも砂浜が見える。
そんな中の一つ、角田海岸にちょっと立ち寄る。青い日本海の向こうには佐渡が
横たわっており、適当に海水浴客でにぎわった海岸には気持ちいい風が吹いていた。
同じ海岸でも人でごった返した湘南とは大違いである。

角田海岸を離れるとさらに海岸線を柏崎方面に向かう。途中の寺泊では
海産物屋が軒を連ね、ちょっとのぞいていくことにした。お腹もすいたので
ここで海鮮丼を食べる。海鮮丼も美味しかったのだがそれよりも3人で食べた
鯖の丸焼きの方がずっと印象的だった。

寺泊を離れるとさらに海岸線沿いを走り出雲崎へ、道の駅で休憩をすると
そこからは内陸方面へと走っていった。途中何度か寄り道をしたり道に迷い
ながら、国道17号線に出る。小出の手前、湯ノ谷と言うところから17号線を
離れ、奥只見シルバーラインという道に入り、そこから奥只見湖を目指して走る。

奥只見湖についた頃にはすでに夕方で、イワナの塩焼きを食べて奥只見湖を
見てすぐに引き返す。湯ノ谷の道の駅でちょっと長い休憩をとると、その後は
一気に帰路へとつく。途中田んぼのど真ん中へ行き、東京や横浜では見ることの
できない星空を眺め、それを最後に17号線に戻ると、あとはひたすら南下である。

埼玉まで戻ると運転を交代し、あとはひたすら自分の町へと戻った。
家に帰り着いたときには夜が明ける時間になっていた。
こうしてひたすら車を走り続けるだけの旅は終わる。一見疲れそうな
旅だが、その中でもいちいち道草をしていろんなものを見て、温泉に入って
ある意味贅沢な旅だったかも知れない。

(この書き込みには後日写真を載せる予定です)
by fibich | 2004-08-18 22:30 | 旅の話

詩と写真の日記

by 遊羽(なめタン)
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