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幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

【詩】From 134 (29)

a0004070_373333.jpg~タンク

幻想の魂のだし汁を貯蔵した
タンクは日に日に重くなる
味覚の薄れた午後は退屈
戸惑う日陰の色は限りなく黒

夥しいタンクの間から
秋の気配が顔をのぞかせども
真夏日は今日も続き
タンクの中のだし汁は腐り始める

紫色の空の下の詩は水っぽく
頭をよぎる雲は
どことなくアンモニア臭い

幻想の魂のだし汁は日に日に溢れかえり
夜のクレバスの隙間へと流れ落ちてゆく
夥しいタンクの間に真夏が染み渡る
by fibich | 2004-08-13 03:09 | Comments(0)

詩と写真の日記
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