2004年 08月 07日
【詩】『夏の幻想 18』
麦茶に砂糖を入れて
何をするでもなく
ちびちび飲んでいた
コップが汗をかくのが
不思議でたまらなかった
今思えば
麦茶に砂糖を入れることが
不思議でならないけど
飾らない味は
あの夏の日の
特別な味だったに違いない
コップの中の氷が消え
やがて冷えた空気が
漂うと
遠くで雷の音が
聞こえてきた
by fibich
| 2004-08-07 11:39
| 詩
2004年 08月 07日
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