2004年 02月 28日
【詩】『見知らぬ場所』
この駅は
見知らぬ場所なのに
ホームに立つと
懐かしい気分に包まれる
あゝ
なんでだろう
今まで来た事もない
見た事もない
全く初めての
この場所で
どうして僕は
こんな気分になるのだろう
旅情というものを深く越えた
人の記憶のリンクが
僕の魂を揺さぶっているような
誰かの故郷が
全く関係のない
僕にとっても
安らぎを与えてくれる
この駅のホームで
ふと懐かしさに包まれながら
見知らぬ場所の
見知らぬ誰かの心を
目を閉じて感じていた
PHOTO:村松駅(新潟県)
見知らぬ場所なのに
ホームに立つと
懐かしい気分に包まれる
あゝ
なんでだろう
今まで来た事もない
見た事もない
全く初めての
この場所で
どうして僕は
こんな気分になるのだろう
旅情というものを深く越えた
人の記憶のリンクが
僕の魂を揺さぶっているような
誰かの故郷が
全く関係のない
僕にとっても
安らぎを与えてくれる
この駅のホームで
ふと懐かしさに包まれながら
見知らぬ場所の
見知らぬ誰かの心を
目を閉じて感じていた
by fibich
| 2004-02-28 21:22
| 詩