2019年 05月 14日
沖ノ島
【2019年5月11日(土)】
この日は朝からとても天気が良くお出かけ日和ではあったが、実際のところはあまり外出も気が乗らなかった。本当は店先わんこの撮影でまたどこかの商店街にでも行きたかったがママが嫌がり、結果として別の場所を探すことに。
以前館山に行った時に行きそびれたラーメン屋があったので館山にターゲットを絞り、どこか見所はないかと探してみたところ沖ノ島という島があることを発見。行ってみることに。もちろんラーメン屋も。
思い立ってすぐに出発。館山は直線距離ならとても近いのにどうしてもアクアラインを通らないといけないのでぐんと長距離移動になる。まず最初はこれまで行けなかったラーメン屋「前足ラーメン」へ。
◆前足ラーメン
前足ラーメンは房総ラーメンの中の「竹岡式」がベースになっている。そこに厚切りのチャーシューや刻み玉ねぎのトッピング、背脂の醤油スープで仕立てている。わかりやすくいえば二郎系の竹岡式だ。ただ僕は二郎はあまりラーメンとして興味を持っていないので竹岡式を食べに行くつもりで出かけた。
◆全部盛り前足スペシャル(大盛り)
ラーメンはやや甘めの醤油スープだったが竹岡式だなというリアリティはばっちり味わえる。お店のメニューにはミソスープと塩スープもあるのだが最初はやっぱり醤油で食べたかった。
すっかり満腹になってからいよいよメインの沖ノ島へ。この沖ノ島は館山の西部、町からそれほど離れていない場所にある陸繋島で感じとしては江ノ島みたいな地形。そこをつなげる砂浜(これをトンボロと言う)が格好の海水浴場のようだ。まだシーズンではないがこの日はかなり気温が高く日向に出るとちょっとつらかった、
◆島に渡ると岩場がある
◆砂浜にはハマダイコンも咲いていた
まずは島に渡ると右側から反時計回りに岩場を歩くことに。感じとしては観音崎の多々良浜や青島の鬼の洗濯岩みたいな感じだが、潮溜まりも多くて子供達が遊んでいた。潮溜まりってのは楽しい。
それにしても日差しが強くて肌がジリジリ灼けるのもわかるし、暑くてフラフラする。さらに飲み物を持ってきていなかったのでたちまちフラフラし始めてきた。
◆景色も抜群だ
◆エルマもグロッキー
◆島の西側には人が掘った穴がある
外側の岩場は島の西側で崖になり先に行けなかったのでそこから先は島の中を歩く。木々が鬱蒼と茂っていてまるで探検気分だ。そして日陰はとても涼しかった。
西側の崖の上には人が掘った穴があり、穴の中には部屋のような空間と小窓もあった。小笠原でも見たがこれはおそらく太平洋戦争の時に作られたトーチカの跡ではないかと思う。
さらに島の中を元のトンボロの場所へと向かうと展望台があったり、お社も見かけられたりと探検気分をかき立ててくれる。
◆宇賀神社
◆島の中はまさに探検気分
神社から戻る途中に休憩所があり、そこから島の入り口まで出てくることができた。後は砂浜を歩いて元の場所へと戻ってくる。すっかり暑さと喉の渇きでフラフラになってしまったが飲み物の一つでも持っていれば砂浜にサンシェードを広げてもっとのんびりしたかった。また近いうちに出かけようかな。海開きまでは楽しめそう。海開き後は駐車場も有料となってしまうらしい。
◆砂浜もとてもきれいだった
◆わんこもご満悦かな
沖ノ島を後にしてまずはコンビニで水分補給、島の中でかき氷が食べられる店を検索したらすぐ近くにあることがわかったので行ってみることに。場所は館山城公園の駐車場脇にあるお団子屋だ。しかし行ってみると目の前の公園でガキが大騒ぎしてこれまたチャイが興奮して危険なのでかき氷は見送りに。
本当はそのまますぐに帰りたかったのだがせっかく来たので館山城へ登ることになった。これがとにかくこの暑さの中ではきつかったのだが、登れば登ったで眺めがとても良かった。お城そのものはまあこんなものかという程度。
◆館山城
◆館山城からの眺め
館山城の後はラーメン屋に行く途中で気になっていたスーパーに寄ってみたもののそれほどの割安感も感じられず、わんこに焼き鳥だけ買って出発。すでにアクアラインの渋滞も始まっていたし、スーパーが期待外れだったのでそれではいつも行く大原のスーパーマルイに行こうとわざわざ遠回りをして帰った。
大原のマルイ、上総中野、久留里の吉田屋といつものコースを辿って君津から高速に乗り帰ってきた。この房総のスーパー巡りは以前も書いたがけっこう割安感があり、入り用のものは買っておくことにしている。
ちょっと館山までなんて感覚で出かけてみて沖ノ島のような自然に触れ合えるのはいいことを知ったなと思った。我が家はいろんな理由で房総に出かけることが多いが、また出かけてみたいなと思った⬛︎
by fibich
| 2019-05-14 22:30
| わんこといっしょ