2016年 07月 21日
浦安三社祭2016【後編】
<最初に>
このブログではあまり群衆の写真はこれまでに載せたことがありませんが、写真に写った人の顔は基本的には伏せることにしています。しかしながら今回に限ってはお祭りの熱気をそのまま伝えたいこともあり(何よりも顔を伏せる手間があまりにもかかるので) 写真は撮ったままで顔伏せなどは一部を除き行いません。ただし写真に写った人の意に反し故意で掲載しているつもりではありませんのでご理解いただきたく思います。
浦安三社祭の後半は翌日曜日の話。こんどはわんこも連れて再びお祭りを見に行った。前日は夕方と言うこともあって神輿行列を全く見ていなかった。
ところで浦安三社祭の神輿行列は独特なかけ声がある。御神輿というと昨今では「ソイヤ ソイヤ」が主流になりつつあるらしいがやっぱり「ワッショイ ワッショイ」というのがごく普通。ところがこのお祭りに限っては「マエダ マエダ」と言いながら神輿を担ぐ。諸説もあるが担ぎ手が血気盛んで自分の思い通りに神輿を動かしたがり、全く思うように進まないので「前だ」と言って前に進むようになった事からこのかけ声ができたという話だが、本当だとしたら神輿を前に進ませることもできないくらいにみんなが興奮していたのかと思ってしまう。
で、我が家ではこの神輿行列の事を「マエダさん」と言って町内の方々を歩き回って探す。神輿を出す町内会の数も多いのだが、そこは広い浦安のことでいつ行っても見られるものでもない。
この日は新浦安にいるママの姉宅へ最初に行き、そこでママ姉と合流。残念だけど今日はハーブちゃん(イケメン)はお留守番でママ姉にもわんこの面倒を見てもらうことに。
車で旧浦安のスーパーの駐車場に車を止めるとすぐ近くを練り歩いていたマエダさんを運良く発見。しばらくの間はその行列についていくことに。
写真のような威勢のいい神輿行列が所狭しと浦安中を練り歩いているのだからこのお祭りはとにかく大規模だ。みんなそろいの法被を着ているだけでなく、鯉口シャツとどんぶりといういかにもお祭りの格好をしている。この祭に限って言えば浴衣を着ているのはギャラリーだ。三社祭も三度目ともなると祭に参加する人と見に来た人の違いもわかってくる。
神輿の行列が引いていくとちょっとだけ人が少なくなるのでそのタイミングを見計らって記念撮影も行う。この日はわんこに神輿にとカメラマンは忙しい。
見ての通り小さな子供でも鯉口シャツにどんぶりの「お祭りスタイル」である。次の三社祭の時にはわんこもこのスタイルで連れてこようかな。
このあと豊受神社にお参りをし、再びマエダさんを探していると先ほどの宮前会と再び出会う。その後も一緒に歩いて行った。
こうして宮前会のマエダさんたちといっしょにその後も清瀧神社まで歩き、お参りもしてきた。
宮入りが終わるのが7時ごろだが、そこでお祭りが終わってしまうわけでもなく、それぞれの町内でふたたびお囃子や太鼓などが奏でられる。お宮の近くの屋台は大忙し。こんな感じで一日お祭りを堪能した。今回は三社のうち、豊受神社と清瀧神社はお参りしたが、やなぎ通り、東西線を挟んだ向こう側の当代島稲荷神社には行けなかった。といってもそんなに欲張ってもこの人混みではどうにもならない。
屋台で食べ物を買い込み、ママの実家に寄って夕食。その後たくさん歩き回ったのでしばらく休んだ後に最初に車を駐めたスーパーまでおよそ1キロほど歩いたが、まだまだお祭りの興奮は覚めやらぬ様子だった。通り過ぎる町内会、通りのそこここで酒盛りが続いていた。
こうして盛り上がる浦安をあとにしたが、なんとも言えない寂寥感を感じていた。次の三社祭は四年後、今日と同じようにみんな一緒にお祭りが見られたらいいなと思いながら横浜に戻った■
by fibich
| 2016-07-21 22:32
| わんこといっしょ