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幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

【詩】From 134 (66)

a0004070_161059.jpg~月を追いかけて

今夜で二日目
月を追いかけていましたが
今日もまた見失ってしまいました
追いつけることなどないと
この年になればわかっていますが
遠くまで眺めが広がる場所まで
月を追いつめてみたかったのです
昨日は七里ヶ浜で見失いました
そして今日は
稲村ヶ崎です
まだ沈むには早い角度の月は
闇に紛れた雲の向こうに
姿を隠してしまいました
今夜で二日目
また月を見失ってしまいました
僕は今一人稲村ヶ崎で
呆然としながら
西の空を眺めています
江ノ島の灯台が時折
ちらりと光を見せては
また消えていきます
静かな波音が
絶えず足下から届いてきます
僕は一人
バイクに跨ったまゝ
一人月を追いかけるのを
諦めて
遠く西の空を眺めています
Commented by doll at 2005-08-17 03:24 x
とても素敵な詩ですね。いつも静かにそっと読ませていただいてます。
漆黒の夜の空気とバイクとfibichさんの深呼吸にも似たため息。。。(なかなか上手くたとえられないんだけど。。。)が伝わってくるようです。
Commented by fibich at 2005-08-18 02:11
>>dollさん
久しぶりです。いつも読んでいただいているようでありがとうございます。
さて、今日はコメントを頂いた詩の続編も書いてみました。
実際この三日間月を追っかけていまして、今日になってやっと
時間までに間に合いました。
この書き込みも含めて稲村ヶ崎からお届けします。
by fibich | 2005-08-17 01:06 | Comments(2)

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