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幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

【詩】From 134 (64)

a0004070_0243226.jpg~捨てられぬこと

捨てるものは
とっとと捨てゝしまいたい
けれども
捨てゝしまうことが
怖くてならないんだ
巡る思い出のサーキュレーションは
無意味に僕の心を締め上げ
その呪縛から僕は
逃げ出せずにいられない
何かを捨てゝ解放されるのなら
何だって捨てゝみせる
けれども
捨てゝしまうことが
どうにも怖くてたまらない
そして何も捨てられず僕は
今日もまたため息をついてしまう

捨てるものは
とっとと捨てゝしまいたい
けれども
あとで振り返り
後悔するのが怖いんだ
何も捨てられずに
自分をたゞ圧迫し
何も捨てられぬ勇気のなさに
自分自身 嫌になるのに
それでもなお何かを捨てることが
この上なく怖くてならないんだ
by fibich | 2005-08-09 00:25 | Comments(0)

詩と写真の日記
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