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幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

年末の支度

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◆ま、しょうがないな事実だしな

 ということでわんこをお留守番させて年の暮れの30日にママといっしょにアメ横に行ってきました。年の暮れにアメ横がものすごい賑わいを見せるというニュースは誰でも見たことあると思います。あんな人混みとんでもないと思っていたんですが、先日スーパーで正月料理に酢蛸をと思っていたところ、それがあまりにも高かったのでこんなんだったらアメ横行く交通費を含めてるのと同じじゃんと考えていたのが事の始まり。だったら実際にアメ横に行って酢蛸以外のものも一緒に買えば却って安上がりじゃないのかということに気づき、冗談半分で言い出したらママはアメ横に行ったことがないというので行ってみようということになった。我が家は突然ヒマな時間ができる事が多く、終始こう言ったノリで動いている。

 アメ横はライダーだった頃上野に行くついでに寄ったことは何度かあったのだが、年末のこの時期に来るのはもちろん初めてのことだ。

 最寄り駅から東海道線に乗り、最初は品川で下りる。品川エキュートには先のブログでも書いた愛用エルバン替えインクがあったと思ったので寄ってみたのだが取り扱っていないとのこと。それじゃあしょうがないので品川からは山手線に乗り換えて本日の目的地アメ横の入口でもある御徒町へ。

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◆御徒町駅から見たアメ横、とても地獄の人混みの気配はなし

 御徒町からアメ横スタート、最初のうちこそぜんぜん人混みを感じずにいたのだがすぐに身動きもとれぬほどの押し合いへし合いが始まる。どこがすごいかと言えばやっぱり魚屋の前で、それ以外の店の前ではたいした混雑はない。

 一回目の地獄もとい人混みで脇道に入り、ちょうど二木の菓子がある正面にお寺があったのでお詣りをする。この一帯は二木の本拠地でもあるのだろうが、お菓子にもゴルフにも興味はないのでほぼ素通り。

 摩利支天徳大寺は開運勝利の守護神としてお詣りに来る人も多い。以前の自分であれば丁重にお詣りをしていたのであろうが、今現在特に勝負事で願掛けをする必要もなく、本尊に般若心経を唱えてお詣りをした。

 再び人混みの中に突入。最初の魚屋の前を通りかかったときちょうどタイムセールで大トロのブロックが1000円だというのでモノを見ると三崎朝市なら確実に5000円はくだらないであろう大きさのものだったので(質はともあれ)即買い。思い立って即買いに転じないとこの日のアメ横はあれよあれよという間に人の波に飲み込まれてもう戻ることができない。

 このアメ横の通りを人の流れに任せて上野駅の近くまで行くとセンタービルがあり、その地下街がなかなか面白いという話なので話のネタに下りてみる。すると外で売られているものとは全く違う見たこともない食材が数多く置かれていた。ここは中国を中心としたアジア食材や南米の食材が数多く売られている。ちょうどアジアで言うところのウェットマーケットとドライマーケットが地下街で渾然一体となっており、買い物に来ている人も日本人は少ない。

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◆時期柄なのか上海蟹が目立った

 このセンタービルの近くにみなとやという有名な海鮮丼の店があり、話のネタに食べて行くことにする。この店の特徴は海鮮丼なのに安いと言うことだ。2人で贅沢しても3000円にも満たないくらいだから驚き。

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◆みなとやのウニ・いくら・トロ・サーモン丼
(ウニは倍盛り;毎度ながら撮り方がいやらしい)

 このみなとやでは他にもいくら塩漬けも買い求めた。そしてすぐ近くにある他の魚屋では今回のメインの酢蛸も買う。先日スーパーではだいたい4000円くらいで売られていたものと同じ大きさのものが1000円だった。

 そのまま上野駅前まで歩き、再び御徒町目指して歩き出す。夕暮れも迫る頃となると人出はやって来たときの倍近くにまでなっており、特に魚屋の前では身動きがとれない。まずは果物屋で干し柿、続いてその先の店で蓮根と筍の煮物、さらに鮭の切り身も買い求める。また他の店でハムが2個1500円のタイムセールに入ったのをめざとく見つけて買い求めた。

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◆夕方のアメ横、殺人的混雑

 御徒町方面に向かう時はガード側の店の前を歩くが、こちらのサイドにはペットショップがありママがどうしても中を覗いてみたいというので入ってみるとかわいいポメが2頭もいた。めちゃくちゃかわいいのだが値段もメチャクチャだった(40万円)。

 鮭の切り身を手に入れたところで予定していた買い物は終了したのだが、せっかくなのでブラブラ見て回ろうということとなり、その後はアメ横探索。御徒町から再び上野方面に今度は人混みのない上中(うえちゅん)通りを歩き、センタービル横にあるケバブの店でドネルケバブを食べる。

 ケバブはかなり日本でも浸透したトルコ料理だが、トルコ語でケバブってのは「羊肉」の事を言う。しかし日本のケバブは大半がチキンだ。この店ではビーフがあったのでビーフのケバブを食べた。こう簡単にケバブが食べられるようになるとたまにはラム肉の本物のケバブが食べたくなるな。

 上中通りを再び御徒町方面に歩き、途中でアメ横通りを横切ったガード下の迷路のような商店街をこんどは中心に歩き回った。このガード下は装飾品や筆記具などが数多くあり、雰囲気は韓国のプサンチンシジャン(釜山鎮市場)やイスタンブールのカパル・チャルシュ(グランバザール)にかなり似ていて歩き回るだけでもわくわくする。

 このガード下の筆記具店で先ほどは見つけられなかったエルバンの替えインクを手に入れることができた(しかもちょっとオマケまでしてもらった)。その後もガード下の乾物屋で干し椎茸(大分産)が大袋で500円で売られてるのを買い、オマケにカレンダーをもらった。久しぶりに買い物が楽しめた気分である。

 すっかり満足してあとはそのまま電車に乗って帰ってきた。こうして先にママが会社を経由して買いそろえたお正月料理の数々と今回買ってきた。

 翌日はそれらを切ってお重に盛りつけるだけという至極簡単な作業でお正月の準備を終え、さっそく明けて元旦に実家に持っていって母と3人でいただいた。

 アメ横は日本屈指の買い物街ではあるが、外国人も数多く見られお土産などを買い求めていく姿を見かけた。先ほども書いたが外国の似たような場所を思い出すくらいで日本にもこんな場所がやっぱりあったんだなと改めて知らされた思いだ。裏路地探索が大好きな僕にとっては日本の裏路地と言うよりは外国の裏路地をふらふらしている気分にさせられた■

by fibich | 2015-01-02 01:00 | ある日の話 | Comments(0)

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by 遊羽(なめタン)
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