2014年 09月 20日
iPhone6 Plus
Appleが新しいiPhoneとウェアラブル端末、Apple Watchを発表したのが日本時間の今月10日未明のことだった。だいたいAppleはこの時期に新しいiPhoneを発表する。今から2年前もiPhone5を発表した。その頃僕は富士通のArrowsを使っていたのだがこれがとんでもない駄作だった。バッテリーの消費も激しかったしフリーズすることWindows ME並、使いたいときに使えないスマホだった。8月にはほぼ半月近く修理に出したが帰ってきてからすぐにバッテリーが謎の発熱を始め、危険で胸ポケットなどには入れていられないくらいだった。さらに勝手に発熱してバッテリーも急速に消費と、もはや持つだけで危険なスマホになってしまった。
◆左が二年間使ったiPhone5 右はiPhone6 Plus これならカーナビとしても使える
そんなわけでiPhoneには関心なかった自分もちょうどいいタイミングで新製品が出るので怪我をする前に乗り換えようとiPhone5を買う。iOSはもともとiPod Touchを使っていたこともあり、頼りないスマホはWiMAXのテザリングデバイスとして使い、もっぱらネットなどはこのiPod Touchを使っていた。
iPhone5はそんなダメなスマホからみると実に革新的、とにかく使いやすくて快適だった。毎日毎日イライラの種を作り出すアンドロイド端末から解放され、快適なネットライフが送れるようになった。そしてそれは今の今になってもあのとき買い換えておいて良かったと思うのである。
それから一年後にはiPhone5sが登場、iPhone5が2.5GHzのLTE縛りだったものがプラチナバンドでも使用可となり、登場したときはいいなぁとちょっと思った。何より白とゴールドのカラーリングも魅力的だったし、指紋認証のTouchIDもまた欲しかった。なので今だから書くがiPhone5sが登場したときはよほど乗り換えちゃおうかとも思ったものだ。しかしそこはぐっと我慢することにした。また我慢ができたのもiPhone5がそれだけ良い端末だったからだ。
しかしやはり長いこと使っているとだんだんとバッテリーに衰えが見え始める。とは言ってもそこはアンドロイド端末の比ではない。iPhone5に乗り換えてから補助バッテリーを使ったのはほんの数回しかない。しかしその頻度も最近すこし増えてきた。また職場にも充電ケーブルを常備していないと心許ないところもあった。
そんなわけで今度のiPhone6はだいぶ前から気にはなっていた。夏前くらいからサイズは二種類という情報が流れ、最初は大画面は必要ないとも思っていた。買うかどうかは詳細スペックがわかってから判断しようと考えていた。
ところが夏も終わりの頃にとつぜんカーナビの会社からあと1年でサービスを終了するという通知が来た。このカーナビはNavitimeとKDDIが共同で開発したもので実に役に立った。これが使えなくなると新たなナビを買わねばならなくなるが、それほどの余裕もない。
そんなわけでAppleがiPhone6 Plusを発表したときこの大きさならカーナビとしても使えるだろうと思い、思い切って乗り換えることにした。
予約開始当日、受付時間前から店の前で並んで(といってもたった5分なのだが)一番の予約を取り、そして今日発売日当日に受け取ることができた。僕が手にしたのはiPhone6 Plus ゴールドの128GBモデルである。
端末を手にするとまずはスクリーンガードとケースを新調する。こうして夜は設定に追われ、なんとか膨大なデータの転送も終わりほぼ使える状態にまでなった。週末はカーナビ使用のテストをする予定。
実機を手にすることなく予約をするのはまさに清水の舞台から飛び降りる気分。数字と比較写真だけで考えねばならない。そして実機を手にすると想像以上に大きかった。しかし僕はこれまでもiPod Touchからずっとブック形のケースを使っていて、ブック形ケースは自然と片手で持ってもう片方の手で操作をするクセがつくので操作性にはなんの問題も感じなかった。触っているうちに大きさもあまり気にならなくなり(おそらく軽さがそうさせるのであろう)寧ろ大きい画面の方が見やすいなとその恩恵に早々と気づく。
ただ問題はこの大きさじゃポケットには入らないだろうという事。それはまた使っていくうちに何か答えも見つかるだろう■
by fibich
| 2014-09-20 00:20
| 日常の話