2014年 04月 10日
四国遍路日記 2013年夏 二日目(2)
2013年8月3日(土) ~二日目~
◆四番大日寺本堂 ◆ばっちり記念撮影
◆五番地蔵寺手水場
◆安楽寺山門
地蔵寺駐車場から通りを右に進み、その先の消防署のある交差点を右折して撫養街道に入りしばらく進むと次の六番安楽寺の案内標識が見えてくる。あとはそれに従えばお寺の近くに駐車場が見えてくる。
◆中には庭園もある ◆多宝塔、四国八十八カ所お砂踏みができる
◆六番安楽寺本堂、本堂前の庇は以前はなかった
◆本堂前の庇
前回来たときが久しぶりで本堂前にあるこの庇のようなものができていることに驚いたが今回はこれのおかげで日陰でお参りができたのは助かった。尚、霊場会の公式HP ではまだこれができる前の安楽寺の写真が掲載されている。◆まるでお遍路が子供みたいな行動をするように見えるのだが…
【第四番 黒厳山大日寺】
三番金泉寺を離れ山沿いの道を通るとやがて大塚製薬工場脇をずっと走る。やがて坂を下り十字路があるのでそこを右に曲がり真っ直ぐ進むと大きな駐車場で道が終わる。そこが大日寺だ。◆大日寺山門、鐘楼も兼ねている
山門をくぐると正面に本堂、右手には大師堂がある。本堂と大師堂は回廊で結ばれているのが特徴。大きな木が境内にありとても木陰が気持ちの良いお寺だ。最初に来たときもこの木陰で休んだ思い出もある。
上の写真を見てもわかるようにこのお寺はわんこOK。車の中で留守番をさせるよりは連れてきて一緒にお参りをした方がいい。お寺を出たのがだいたい10時くらい。
【第五番 無尽山地蔵寺】
大日寺から元来た道を交差点まで戻り、そのまま直進すれば右手に次の札所の地蔵寺。このお寺は四国札所である以外にも四国随一の五百羅漢寺としても知られている。
写真では紹介していないがこのお寺は本堂改装工事に入っていて残念ながら本堂を見ることはできなかった。お遍路をしているとどこかの寺で必ずと言っていいほど改修工事が行われ、それも場所によっては数年がかりである。このお寺は向かい合うように本堂と大師堂が配置されていてなかなか印象的だったのだがそれもしばらくの間おあずけ。わんこはOK。本堂が改装中で記念写真が撮れなかったので参道の石畳に座らせて撮影した。
ところで地蔵というと路傍に立っているお地蔵様を思い出す。まさにその通りなのだが日本では閻魔大王は地蔵菩薩の化身で、同一であるというのは知らない人も多いかも知れない。穏やかな顔をして立っているがしっかりと一人一人を監視して閻魔大王に報告しているのだ。◆五番地蔵寺大師堂 ◆このゴツゴツ石の参道が地蔵寺のシンボル
【第六番 温泉山安楽寺】
時刻は11時近くになり、かなり暑くなってきたのでこのお寺だけはわんこを車の中に置いてお参りをした。といってもこのお寺もわんこはOKである。
この安楽寺は前回の巡礼の時にもやって来た。その時は撫養街道沿いの札所を最後の最後まで残していたので久しぶりに来たのだが、また一年も経たずにやって来ることができた。これまでのお寺と違って宿坊もありだいたい一番からスタートをした歩きの人はこの宿坊かこの付近で一日目の宿を取るらしい。
山門から駐車場までの間に安楽寺の接待所があり巡礼用品も簡単ながら販売していた。ここでお茶のお接待を受けしばし休憩。午前中に六番まで打てればまあまあかなとちょっと油断し始めていた。この接待所で改めて緑札を買い直す。と言うのも霊山寺で買った緑札、筆ペンのインクがなじまず手が汚れてしまうのと、あまりに緑色過ぎて黒い字が見づらかったからだ。
この後駐車場に戻るとわんこを運動させ、元来た道を地蔵寺方面に向かう途中にできたセブンイレブンで簡単な昼食を買い、再び温泉寺駐車場の日陰でのんびりしながらランチタイムを過ごした。(と言うか、すぐ近所で交通事故があって駐車場入口がバスで塞がれて出られなかったのだ。)■
by fibich
| 2014-04-10 19:10
| 旅の話