2012年 08月 05日
四国遍路2012(1)
この夏に4年ぶりに四国遍路に出かけてきた。
前回と違うところはわんこがいること。最初はどこかに預けて行こうかとも真剣に
考えたのだが、犬連れで四国巡礼をしている人のブログなどを見て
連れて行ってみようかと思い始め、ちょっと時間とお金はかかるけど
一緒にお遍路に連れて行くことにした。
この四国遍路は僕にとっては四周目の打ち残しを打つもの。妻にとっては
最初の巡礼の打ち残しを打つものだった。そんなわけで伊達や観光気分で
巡礼をしているわけではない。これまでに妻とは何回か四国に出かけて
細々と寺を打ってきた。そして今回は残り38ヶ寺となったところで
目標は20ヶ寺以上を打つことにしていたのだ。
移動はフェリー。東京から徳島まではフェリーという手がある。車を搬送
すると非常に高いのだが、それでも飛行機で移動して現地でレンタカーを
借りるよりは安くつくし、何よりも日頃から運転して慣れている自分の車
なので楽だ(日頃もあまり運転していないのだが)
フェリーには二つのタイプがあったのだが、この日に乗ったフェリーは
すべて二等寝台。食堂がないためレトルト食品などの自販機がたくさんあり、
中でもカップ麺は全品100円(コンビニやスーパーの価格よりも安い)なのが
嬉しい。
南西諸島で台風が停滞していたためにいつもよりも揺れて船酔いしやすい僕は
移動のほとんどをベッドの上で過ごしていた。
■フェリーの内部。行きは運良く個室だった。
わんこは特設のペットルーム(ただの倉庫だ)にあるケージに入れられる。
ケージは小、大、特大の3種類がそれぞれ1つずつで一回につき4200円の
使用料が必要だが、大ケージくらいになると2頭入れてもまだまだゆとりがある
位の大きさ。ペットルームはエンジンの熱が入り込みやすいが、ドアを閉めて
おけば船室と同じ空調がきくようになっている。
■オーシャン東九フェリーのペットルーム。
チャイとエルマの嫌がりようは尋常ではなかったのだが、それでもまあなんとか
我慢してくれた。夜の9時半までは面会が可能なので会いに行くことができるが、
それ以降は朝6時までは閉められてしまう。
船の移動も悪くはないとは思っていたが、往復コレではちょっとかわいそう
かも知れない。
明けて5日は徳島に着くと十七番井戸寺からスタート。続いて十六番観音寺を
打った。天気は今にも降りそうだったが、観音寺にいたときにまさにゲリラ豪雨
と言うようなすごい雷雨に見舞われた。もともと十六番はわんこは入れないので
車の中に待機させ、人間だけがお参りをしたようなもの。
■十六番観音寺の水場。
その後徳島の街を通過しちょっと早めの夕食。せっかく徳島に来たのだから
徳島ラーメンを食べてひたすら日和佐に向けて南下(日和佐というのは今の
美波町のことだが、僕はこの呼び名が嫌いなので日和佐と呼んでいる。)
最初の宿は日和佐にある「白い燈台」。ちょっとお値段高めだが全室オーシャンビュー
の素晴らしい宿。さらに目の前が太平洋の露天風呂もある。
■「白い燈台」の素晴らしいオーシャンビュー。
僕が最初に遍路で日和佐に来たときは町外れの恵比須浜でキャンプをしたが、
キャンプ場の使用者は入浴料が割引になるのでこの時から忘れずに日和佐では
白い燈台を利用している。
朝ドラ「ウェルかめ」の舞台になった町らしいが、ドラマそのものを全然見てないので
詳しくはわからない、一つ言えるのはドラマでは最初から美波町という町になっていて
日和佐の名前は全然出てこなかったらしい。ウミガメが産卵にやってくることで
有名らしく、もっともきれいなビーチはこの時期夜は立入禁止、わんこ散歩も
もちろん禁止である。朝ドラで舞台にならなくてもそれだけで結構有名。
最近の朝ドラのご当地主義的な不自然な作り方はどうにも見る気にならず、
ブームになってもごくごく一過性のものという気もしない。日和佐も一時期は観光客が
来たかも知れないが今は朝ドラの舞台になったからと言う雰囲気は感じられない。
もとよりこのご当地主義的なものはNHKが受信料徴収率が悪い場所をもり立てて
受信料をちゃんと払ってもらう為のものだという話を聞いたことがある。
(悪い冗談だと思うがそうだとすれば本末転倒だ。)
日和佐には札所二十三番の薬王寺という非常に有名なお寺があり、すでに打っていたが
ここもお参りしたいという気持ちもあって初日は日和佐まで移動した■
前回と違うところはわんこがいること。最初はどこかに預けて行こうかとも真剣に
考えたのだが、犬連れで四国巡礼をしている人のブログなどを見て
連れて行ってみようかと思い始め、ちょっと時間とお金はかかるけど
一緒にお遍路に連れて行くことにした。
この四国遍路は僕にとっては四周目の打ち残しを打つもの。妻にとっては
最初の巡礼の打ち残しを打つものだった。そんなわけで伊達や観光気分で
巡礼をしているわけではない。これまでに妻とは何回か四国に出かけて
細々と寺を打ってきた。そして今回は残り38ヶ寺となったところで
目標は20ヶ寺以上を打つことにしていたのだ。
移動はフェリー。東京から徳島まではフェリーという手がある。車を搬送
すると非常に高いのだが、それでも飛行機で移動して現地でレンタカーを
借りるよりは安くつくし、何よりも日頃から運転して慣れている自分の車
なので楽だ(日頃もあまり運転していないのだが)
フェリーには二つのタイプがあったのだが、この日に乗ったフェリーは
すべて二等寝台。食堂がないためレトルト食品などの自販機がたくさんあり、
中でもカップ麺は全品100円(コンビニやスーパーの価格よりも安い)なのが
嬉しい。
南西諸島で台風が停滞していたためにいつもよりも揺れて船酔いしやすい僕は
移動のほとんどをベッドの上で過ごしていた。
わんこは特設のペットルーム(ただの倉庫だ)にあるケージに入れられる。
ケージは小、大、特大の3種類がそれぞれ1つずつで一回につき4200円の
使用料が必要だが、大ケージくらいになると2頭入れてもまだまだゆとりがある
位の大きさ。ペットルームはエンジンの熱が入り込みやすいが、ドアを閉めて
おけば船室と同じ空調がきくようになっている。
チャイとエルマの嫌がりようは尋常ではなかったのだが、それでもまあなんとか
我慢してくれた。夜の9時半までは面会が可能なので会いに行くことができるが、
それ以降は朝6時までは閉められてしまう。
船の移動も悪くはないとは思っていたが、往復コレではちょっとかわいそう
かも知れない。
明けて5日は徳島に着くと十七番井戸寺からスタート。続いて十六番観音寺を
打った。天気は今にも降りそうだったが、観音寺にいたときにまさにゲリラ豪雨
と言うようなすごい雷雨に見舞われた。もともと十六番はわんこは入れないので
車の中に待機させ、人間だけがお参りをしたようなもの。
その後徳島の街を通過しちょっと早めの夕食。せっかく徳島に来たのだから
徳島ラーメンを食べてひたすら日和佐に向けて南下(日和佐というのは今の
美波町のことだが、僕はこの呼び名が嫌いなので日和佐と呼んでいる。)
最初の宿は日和佐にある「白い燈台」。ちょっとお値段高めだが全室オーシャンビュー
の素晴らしい宿。さらに目の前が太平洋の露天風呂もある。
僕が最初に遍路で日和佐に来たときは町外れの恵比須浜でキャンプをしたが、
キャンプ場の使用者は入浴料が割引になるのでこの時から忘れずに日和佐では
白い燈台を利用している。
朝ドラ「ウェルかめ」の舞台になった町らしいが、ドラマそのものを全然見てないので
詳しくはわからない、一つ言えるのはドラマでは最初から美波町という町になっていて
日和佐の名前は全然出てこなかったらしい。ウミガメが産卵にやってくることで
有名らしく、もっともきれいなビーチはこの時期夜は立入禁止、わんこ散歩も
もちろん禁止である。朝ドラで舞台にならなくてもそれだけで結構有名。
最近の朝ドラのご当地主義的な不自然な作り方はどうにも見る気にならず、
ブームになってもごくごく一過性のものという気もしない。日和佐も一時期は観光客が
来たかも知れないが今は朝ドラの舞台になったからと言う雰囲気は感じられない。
もとよりこのご当地主義的なものはNHKが受信料徴収率が悪い場所をもり立てて
受信料をちゃんと払ってもらう為のものだという話を聞いたことがある。
(悪い冗談だと思うがそうだとすれば本末転倒だ。)
日和佐には札所二十三番の薬王寺という非常に有名なお寺があり、すでに打っていたが
ここもお参りしたいという気持ちもあって初日は日和佐まで移動した■
by fibich
| 2012-08-05 20:14
| 旅の話