2004年 12月 07日
【詩】『冬の来る前に』
冬の来る前に
しておかなければいけなかったこと
思い返してみる
庭木の色が変わり
風の温度が変わり
街ゆく人々の服が変わり
街に流れるメロディが変わっても
僕は何も変わっちゃいない
冬の来る前に
用意しなければいけなかったこと
何一つ用意できていない
日々の忙しさに流され
見たくもない夢を見て
今日もまたあの頃を思い出す
あれからどれだけの時が経ったとしても
思い出すことが鮮やかすぎる
目の前の幻が気にかゝり
今日も何もできないでいる
冬の来る前に
しておかなければいけなかったこと
何もかも手つかずで
今日も日が暮れる
しておかなければいけなかったこと
思い返してみる
庭木の色が変わり
風の温度が変わり
街ゆく人々の服が変わり
街に流れるメロディが変わっても
僕は何も変わっちゃいない
冬の来る前に
用意しなければいけなかったこと
何一つ用意できていない
日々の忙しさに流され
見たくもない夢を見て
今日もまたあの頃を思い出す
あれからどれだけの時が経ったとしても
思い出すことが鮮やかすぎる
目の前の幻が気にかゝり
今日も何もできないでいる
冬の来る前に
しておかなければいけなかったこと
何もかも手つかずで
今日も日が暮れる
by fibich
| 2004-12-07 23:59
| 詩