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幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

【詩】『気まぐれな記憶』

悩みも憂いも しばし忘れていた
あの頃の僕を思い出すことができない
思い出すのが恐い時期も過ぎ去り
再びあの頃の僕を思い返せるようになった頃

記憶は都合良くは蘇らないくせに
二度と思い出したくない様なことばかり
夢の中で蘇っては僕をまた苦悩の淵に押しやる
呼ばれもしない記憶 呼んでも帰らぬ記憶が交錯する

南向きの窓の向こうには
何があったのかさえ思い出せないでいるのに
どうしてさよならの言葉が耳から離れない

気まぐれな記憶に翻弄されながら
さらに重なりつゝある苦悩の日々が
またいつしか不意に現れる日が恐い
by fibich | 2004-12-04 23:59 | | Comments(0)

詩と写真の日記
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