2004年 10月 02日
【詩】『下界』
下界の眺めは
さぞかし美しいのだろうな
早くこの目で眺めてみたいな
自分のまさに今いる世界を
どこか高い場所から
見下ろしてみたくなる
さぞかし美しいのだろうな
いつまでも
見とれていられるのだろうな
この現実すべてを投げ捨てゝ
今すぐにでもそこへ行きたい
行ったきり
二度とは戻りたくない
下界の眺めは
さぞかし美しいのだろうな
そんな眺めを目の前にできたら
もうあとは
何も要らない
さぞかし美しいのだろうな
早くこの目で眺めてみたいな
自分のまさに今いる世界を
どこか高い場所から
見下ろしてみたくなる
さぞかし美しいのだろうな
いつまでも
見とれていられるのだろうな
この現実すべてを投げ捨てゝ
今すぐにでもそこへ行きたい
行ったきり
二度とは戻りたくない
下界の眺めは
さぞかし美しいのだろうな
そんな眺めを目の前にできたら
もうあとは
何も要らない
by fibich
| 2004-10-02 23:43
| 詩