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【2017年1月3日(火)】

  世の中ではもうすでに3月に入り卒業のシーズンを迎える中、こちらは正月旅行の最終回。明けて1月3日は三河安城を出発して帰路に入るが、そのまままっすぐ帰るなんて事はもちろんしない。この日は二件のご挨拶回りがあったのだ。

 宿を出ると目の前が三河安城駅なので記念撮影を。それにしても正月の三河安城駅周辺は人通りもまばらで寒々しい。

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◆安月給はウソじゃありません

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 安城というところは初めてなのでせっかくならどこか見ておこうかとも考え調べてみたが、めぼしいところと言うと新美南吉の下宿先なんてものくらいだったので早々に出発。

 新美南吉というと誰もが子供の頃に読んだであろう「ごん狐」や「手袋を買いに」の作者でもある。安城はこの南吉ゆかりの地なのだが出身地は半田なので安城は下宿先なだけだ(南吉は安城で教師をしていた)。

 車に乗り込むと早々に愛知県を脱出し東名高速で三ヶ日へ。次の目的地はラリーズカンパニーだった。

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◆たくさんおやつを買いました

 ラリカンへは去年もお年始のご挨拶に行っているのだが、今年もまたご挨拶へ。正月からマダムに顔を見せたいという気持ちがあり、ご挨拶して今年もよろしくとあれこれ話をしてお土産におやつを買って帰る。

 今回はラリカンだけでなく向かいにあるペンション、クッチェッタの下にある湖畔の道も散歩をした。

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◆正月とは思えぬ暖かさでした

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◆その「おやつ生活」が謎

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◆この後の事もわかっている様子

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◆パルパルが対岸に見える

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◆この写真がちょっと気に入っている

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◆次の目的地は…

 こうしてのんびりゆっくりと湖畔の散歩を楽しむと次の目的地へと移動。それは対岸にあるらーめんカフェワコーだ。ラリカンかららーカフェまでは東名高速を使えばものの20分程で行けると思うが、いつもは浜名湖の外周を走るルートを選んでいる。こっちの方がゆっくりとドライブが楽しめるからだ。

 次の目的地の舘山寺温泉に着くとまずはらーカフェに入る前に舘山寺と隣の愛宕神社にお参りをする。舘山寺についての詳細は書いたことがなかったので書くと、9世紀に弘法大師が開基し後に戦火などで宝物を失うも明治までは寺として続いたが神仏分離により一時期廃寺になった経緯もある。その後曹洞宗の寺として復興し今に至る。境内には弘法手掘りの祠もあり「穴大師」として今でも訪れる人が多い。

 一方の愛宕神社は舘山寺よりも古く8世紀に鎮座、以後この地に神社としてずっと在り続けている。両者にどんな関係があるのかはわからないが勝手な想像をしてここに書くのも恥さらすだけだと思うので控えるが、関係が全くないとは思えない。両者ともに今では縁結びの御利益があると言われているがそんな御利益10世紀以上も昔から信じられていたとも思えないし。

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◆曹洞宗舘山寺 もしかしたら我が家が一番行くお寺かも知れない

 舘山寺は初詣以外にもらーカフェの都合で車が駐められないときなどにも行くことがある。四国巡礼がライフワークとはいえ同じ寺に頻繁に行くということもないし、毎年川崎大師にはお参りに行くがそれも年に1度のこと。となると我が家が最も足を運んでいる寺は実は墓参で行く寺以外で言えばこの舘山寺だったということになる。

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◆行き先が違っていてちょっと不満そうなわんこ共

 この舘山寺、ちょっと失礼なことを言ってしまいそうだがお堂の前は狭く、大勢の人が押し寄せて来たらそれこそ階段の下まですぐに人があふれてしまいそうだ(境内が狭いのではないのでお間違いなきよう)が、正月でもそれほど窮屈さを感じない程度の人出でこういった面でも川崎大師や鶴岡八幡宮の殺人的初詣ラッシュでヘトヘトになることもなく、落ち着いてのんびりとお参りができるのがありがたい。

 お参りを済ませるとらーカフェへ。この日は麺食い大会を夜に行ったので写真はなし。(麺食いの写真は昼間でないと撮れない)

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◆らーカフェにて

 こうして小旅行二日目のあいさつ回りは無事に終了してあとはそのまま帰路についた。

 もうこの正月旅行からすでに2ヶ月が過ぎようとしている。その間にもらーカフェには行ったし、他にもいろんな場所にも行ったがそれをこのブログに記録するのはちょっともうできそうにもない。ブログも続ける気力がないし。またしばらくの間は休業になりそうだ■

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【2017年2月14日(火)】

 2つ前の日記でリトルワールドの話をした際、トルコのハシュラマというスープを飲んだ話をした。(詳細はこちら)お世辞にもトルコらしさを感じなかったというのが正直な感想なのだがこのハシュラマのレシピを調べてみてわかったことがあった。

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◆リトルワールドで食べたハシュラマ

 それはこのスープにはクミンが必要なのだそうで、確かにリトルワールドのハシュラマにはその香りがなかったようにも思えた。あとは特別な食材などもなかったのでこれならいけそうだと思って食材と一緒にクミンも買い求めた。以下レシピである。

ハシュラマ
鶏肉…300~400グラム(または鶏手羽元を10本程度)
玉ネギ…1~2個
じゃがいも…3~4個
人参…1~2本(好みに合わせて多くしても良い)

塩…小さじ1~1.5
小麦粉…大さじ1
オリーブオイル…大さじ2程度
胡椒…適量
クミンシード…小さじ1
水…4~5カップ
1:人参、玉ネギを適当な大きさに切り、圧力鍋で鶏肉と一緒にオリーブオイルで軽く炒める(鶏肉の色が変わり始める程度まで)じゃがいもはひと口大に切っておく。
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◆始めから圧力鍋で炒めておいた方が良い

2:1を軽く炒めたら火を止めて小麦粉をからめ、塩、胡椒、クミンシードを入れて再度炒める。クミンシードは指先でもみながら砕いて入れるのがポイント。塩の量を抑えてかわりにクレイジーソルトを入れてみるのも良い。

3:2に水を加えて加圧する。水の量は具材がひたひたになる程度と思っておくといい(手羽元を使ったときはひたひたにはしない)。圧をかけすぎると玉ネギがなくなってしまうので注意。加圧の時間は圧力鍋によって異なる。
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4:火を止めて圧が自然に抜けてからジャガイモを入れ、弱火で煮込む。

5:ジャガイモに火が通ったら完成。
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◆見た目ルーのないカレーと言ってもいいかも

 このスープの要はやっぱりクミンで、これがないとなんともピンとのぼけた野菜スープにしかならない。それとこのスープ、まだまだ改良の余地もありそうなので今後いろんなスパイスを追加してみようかとも思っている。

 このハシュラマはトルコだけではなくグルジアやアルメニアあたりでも家庭の味として親しまれているようだが基本の部分はそれほど変わらないと思う。(どれも食べたことがないからわからないけれども)

 簡単に作れるので是非お試しを■

 今日はわんことは全く関係のないつまらな~い話題です。つまらないと思うのでスルーしちゃってもかまいません。

 アメリカ大統領が先月ドナルド・トランプになってからと言うモノのニュースのネタが尽きないのは誰でも知っていること。こんな男でもアメリカが選んだのだからアメリカって国はよほど行き詰まっているのだろうかね。誰だってそう思う。

 トランプのような破天荒で言葉も選ばず強引に我を通し、敵対するものには徹底的に抗うようなタイプの人間は個人的にはどうにも苦手なのだが、こういう人物が人の上に立つのはいつの世も変わらないことなのかも知れない。

 しかしあまりにも無礼で恥知らずなところは日本人にはあまりいい印象を抱いてもらえないようにも思う。アメリカ人よりも日本人の方がこのようなタイプの人間を嫌う。

 しかしここは自分が好き嫌いというということは勘定に入れずに話を進めていくつもりだ。

 たまに話題に挙げるが、僕にはアメリカに親戚がいる。大半はペンシルベニア州かニュージャージー州に住んでいる。伯母の1人が国際結婚をしているのでその家族がいるというわけだ。いとこも4人いてそのうち2人とはFacebookで繋がっている。よくコメントのやりとりなどをしている。

 我が家の母方の家系は女系で7人姉妹、いとこも当然たくさんいるのだが現在連絡を取り合っているいとこはほとんどおらず(というのもいとこも女ばかりだから)もっぱらアメリカのいとこと強く繋がっている。さらに日本にいるいとこたちは僕以外誰も米国の親戚とは繋がりがなく言うなれば僕が1人でアメリカとの玄関口のような役割をしている。こんな話もするだけ情けないような気がする。法事などで親戚が集まりアメリカの話題になるとどうなっているのかと訊かれる始末だ。

 先方の繋がっているいとこの1人は4人のうちの長男。かつてアメリカに行ったときに色んな所に連れて行ってくれた。ボブ・ディランのライブにも行ったくらいだ(なんと前座はポール・サイモンだった。)

 もう1人は同い年の次女で4人の中で末っ子になる。こちらはうんと小さいときに日本に遊びに来ている。彼女もその時のことを覚えていてアメリカで再会を果たしたときにはお互い大人になったなと思ったものだ。残る長女は一番年上、しかし彼女とは電話でしか話をしたことがない。そして旦那がジャマイカ人である。ということで親戚にジャマイカ人がいるというの全くもってピンとは来ない。(もちろん会ったこともない)もう1人の次男、こちらも電話とメールでしかやりとりをした事がないが数年前までサンフランシスコに住んでいて遊びに来い来いなんて言われていた。その時行っておけばよかったと今更思っても時すでに遅しだ。

 さて、いつものように前置きが長くなってしまったが今回の話は彼らではない。次女には長い付き合いをしている男がいて、僕も彼とはアメリカで会っている。数年前めでたく結婚をしたがちょっと遅くないかなとも思う。

 このいとこの旦那が今回の主役だ。名前はカールと言うドイツ系の男、そうか、親戚にドイツ系もいるとはビックリだ。もっとも会ったときにはこの男が後々親戚になるとはあまり思っていなかった。

 現在Facebookでもっともやりとりを頻繁にしているのがこのカールだ。とにかくカールはおもしろいネタでも何でもFBですぐにシェアする。その数がとにかく多い。普通自分のTLに英語の記事が増え始めたらフォローをやめるだの何だのとするのだろうが、これがなかなかおもしろいネタ揃いなので毎日楽しみでもある。このシェアした記事に時々コメントを入れるとコメントが返ってくるということで、アメリカの「家族」たちとの繋がりもできているわけだ。FBに限らずSNSってのは便利だなと思う。

 アメリカ大統領選でトランプがいよいよ共和党代表になったあたりからカールがシェアするネタがどう見てもアンチトランプなものばかりになってきた。向こうの「家族」が民主党寄りなのかどうかはわからないが、まあペンシルベニアは元々は民主党の票田みたいな場所なので多分そうなのだろう。しかしそうでなくてもあの人柄はやっぱり嫌われる、他のいとこ達もやっぱりこの人に大統領になられたら困ると漏らしていた。と言っても応援する民主党の候補があのヒラリーじゃどうしたらいいものか大いに悩んでいたところであろう。

 トランプがいよいよ次期大統領に選ばれるとカールのシェアするネタもいよいよ反トランプのものが増えてきた。そしてことある度にメッセージのやりとり上で「他の国の人達には本当に申し訳ない。あんなのが大統領なんて。そもそも大多数のアメリカ人は反対しているんだ。」と住まなそうに言うのがどうにも不憫でならない。

 反トランプネタもあからさまに非難しているものから嘲笑しているものまでいろいろとある。これだけ見ているといかにトランプは嫌われているかがわかるような気もするが、それは単にカールシェアするネタなのでトランプ賞賛などは全くないと言うわけだ。(そんなネタは底抜けにつまらないとは思うが)

 それと同時にアメリカという国は本当に分断かされているんだなと感じずにはいられない。そしてそんな分断についても「本当に申し訳ない。」とカールは折に触れ謝ってくる。

 アメリカという国は以前より呆れる部分もあったり、どうかしているぜと腹立たしくなる事もあったりする一方でやはりどこかにまだ羨望というものも自分の中にはあったはずなのだが、こうしてアメリカの「家族」が自分の国のあり方について謝ってくるなんてのは寂しい限りだ。アメリカは今大きな不安の中にあり、その状態が続いている限りはその余波を日本はもろに受けてしまうのだろうし、世界的にも不安要素が尽きない時代が続くのかも知れない。

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◆せめて不安な世の中でもわんこは安らかでいてもらいたい

 FBでアメリカの家族とやりとりをしているにつれまた遊びに行きたいなと思うのだが、このご時世のこのこと遊びに行けるでもないだろうし、まだまだしばらくはFBで近況を知らせ合うだけの状態は続くのだろう■

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【2017年1月2日(月)】

 今年最初の旅行は恒例の「あいさつ回り」が目的の旅行だったが前日に三河安城の宿をとっていたのでそれではとちょっと場所は離れているが犬山のリトルワールドへ出かけてみた。ここは広い敷地の中に様々な国の建物が建っているという「野外博物館」なのだが、博物館といったお堅い印象はなくてゆっくりのんびり歩いて楽しめるテーマパークである。

 ここで冬の間各国のスープが飲めるイベントがあったが、いつしかスープ飲み比べ大会になりつつあった。前回までに飲んだスープは…

 ◆ミーフェンタン(台湾)
 ◆オポールアヤム(インドネシア)
 ◆ミトネ・オーレ(おフランス)
 ◆ムルガスープ(インド)

 この4杯。これまでの中では個人的にはオポールアヤムが一番美味しかったかな。

 さて、ムルガスープのためにだいぶ時間を無駄にしてしまったのでこの後はやや急ぎ足で見ることになる。次なるエリアはトルコ、待ってました。ここに一番行ってみたかった。

 トルコの建物はこれまでの民家やお屋敷と違って修道院というのか、学校。そしてなんとお土産屋の名前が「ラーレ」だったのにはビックリを通り越してちょっと感激した。

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◆トルコのお土産屋は「ラーレ」

 ここでは本格的に昼ご飯を食べようと言うことでお目当てのスープの他に僕はピザを、ママはケバブを追加でたのんだ。

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◆トルコのハシュラマ

 ハシュラマはトルコの家庭料理なのだが、このスープはいまひとつトルコだぁという味はしなかった。ハシュラマの話はまたいつかということで。僕がたのんだピザは笹の葉のような形をしたかなり大きなもの。ママのケバブは日本の屋台でもよく見られるスタイルで、僕はこれを「日本ケバブ」と勝手に呼んでいる。

 そもそも包みやすいようにするためにピタパンなどトルコでは使わないし、ケバブの屋台なんてものもそんなにないだろう。テイクアウトができてもちゃんとしたお店で作る。

 ここからはさらに書き加えるが(興味なかったら先へ進んでください)、そもそもケバブとは言っても正しい呼び方はドネル・ケバブだ。そしてドネルというのが(回す)という意味。これは肉を縦置きにして回転させながら焼くロティサリーという機械で回すから。そして一番衝撃的だと思うのはケバブ、こちらは羊の肉という意味だ。なので本当なら肉は羊でなければならない。
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◆わんこの視線が痛い

 さらにピタパンを使うスタイルはトルコ式ではない。トルコではエクメックという幅広のバケットを使う。エクメックは食感としてはバケットのような外見で中は少ししっとりとしている。ここにレタスなどの野菜と一緒にロティサリーで焼いた羊肉を挟んで食べるのが本当のドネル・ケバブだ。日本では羊肉はあまり好まれないので肉は鶏肉が多い。トルコでもロティサリーで鶏肉を焼いて作る同じような食べ物があるが、それはドネル・タヴクと言う。と言う事で我々が日頃から屋台でケバブケバブと言いながら食べているものは実はドネル・タヴクだ。
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◆威圧されて黙り込むわんこ

 まあ、そんなことはどうでもいいのだが、ここまで来たらもしかしたら本物のドネル・ケバブが食べられるかなとちょっと期待していたのだがやっぱり食べられなかった。

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◆この雰囲気がトルコらしい

 うちのわんこ達の名前がトルコ語と言うのは以前も書いたことで、チャイが国民的飲料の紅茶のこと、エルマはりんご、そしてラーレはチューリップ。特にラーレは日本で言うところの「さくら」とほぼ同じで女の子の名前としても使われている。そしてわんこ達にはトルコにもお友達がいる。

わんこ達の言っているシーラちゃんはイスタンブールにいるポメで、時々シーラママと僕はインスタグラムを通し英語やトルコ語で話をしている。三頭とも名前がトルコ語なのでシーラママも我が家の三頭のファンなのだ。トルコ語の名前は先の紀州旅行の時に串本で会ったトルコ人が名前をすぐに覚えてくれてさらにサービスまでしてくれたのを思い出す。トルコ人からしてみれば自分の国の言葉を名前に使ってくれて嬉しいのだろう。外国のわんこに日本語の名前がついていたりするとそれだけでも覚えてしまうのと同じ事だろう。

 逆に外国にいる柴犬に「アーノルド」なんて名前がついているとそりやどう見てもポチがゴン太だろうと思っちゃうものだが。

 さて、食事を終えるとすでに閉園前一時間を切っており、ここから先はだいぶ急がなければならなかった。トルコを出ると次はタイ。しかしここではスープは食べられず。記念撮影をするだけ。

 そしてタイの先には比較的馴染みはある韓国。韓国農家と両班の家(日本で言うところの庄屋みたいなものかな)があった。ここも韓国のイナカにいくとごく当たり前にある姿がそのまま再現されている。リトルワールドの芸の細かさにはとにかく驚く。

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◆韓国の時代劇にでも出てきそうな農家

 そして韓国ゾーンのお土産屋で今日6杯目のスープ、「ユッケジャン」を食べる。しかしユッケジャンってこんなだっけなと思うようなスープだった。コンナムルという豆付きもやしがたっぷり入っていて肝心の牛肉はそれほどでもなかった。けどまあ値段を考えれば文句も言えない。

 韓国ゾーンを出るといよいよ最後は日本の山形、ここのスープは芋汁だったのだが最早時間もなくてここは断念。しかしとても感じの良い茅葺き屋根の家だったので
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◆日本、山形の農家
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◆やっぱり日本家屋はホッとするね

 山形の農家を見終わると昼前に出発した沖縄の民家の前まで戻ってきた。歩くといったいどのくらいの距離なのだろう、とにかく歩いて色んなものを見て食べてと十分に楽しめた。

 リトルワールドを出発したのはすでに暗くなってから。途中で渋滞にも巻き込まれながらもなんとか高速や自動車道をつないで三河安城にある宿に到着。

 三河安城の宿はドーミーExpressで、ここは掛川とは違ってわんこ専用のフロアはあるが各部屋毎に駐車場があるわけではない。というかここには専用駐車場がほとんど無く隣にある立体に駐めるしかないので荷物の積みおろしにはちょっと手間がかかる。夕食は近場でラーメンを食べたがあまりにも不味くて新年早々から凹む。

 宿も夜の9時から「夜鳴きそば」というラーメンのサービスがあったが、こっちの方が従業員の気持ちがこもっている分美味しく感じられた。

 さてもう一度リトルワールドの話に戻るが、リトルワールドでは年に2度ほど大規模なポメオフが開催される。オフ会には関心ないが場所には関心があった。そして一日遊んでわかったがやっぱりここはオフ会などで他の人達に気を使って移動をするよりも自分の見たいものや食べたいものをゆっくりと楽しむ「自律的な行動」が楽しむコツじゃないだろうか。他律的に移動していつも誰かと一緒だとリトルワールドという場所は楽しめない。

 そんなわけで次はいつ行くかわからないができたらオフ会は避けたいし、オフ会で行くとしても非常に自律的に行動する事だと思う(特に今回スルーしちゃったイタリアなども見たいし)。

 次回三河安城を出発していよいよ今回の旅の目的でもある「あいさつ回り」が始まる■

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【2017年1月2日(月)】

 再び多忙の日々に戻りブログはおろか撮った写真を整理することもままならない状態にまでなっている。

 今回はこの正月、2日から一泊二日で恒例になりつつある「ご挨拶回り」の旅行に出た。時間と高速料金を節約するために朝3時過ぎには出発。目的地は犬山にある「リトルワールド」だった。

 前回の高野山・伊勢旅行の時は土砂降りの東名道で怖い思いをしたが、今回はそれほどでもなく「後輩君」の新機能、追従型クルーズコントローラーで楽々運転。当然だがこの運転はそれほどスピードは出せないのでこれを自分では「優雅な運転」と勝手に呼んでいる。

 この優雅な運転で新東名を豊田まで、そこから先は東名で北上し、目的地のリトルワールドに到着したのが11時過ぎくらいのことだった。

 リトルワールドは正しくは「野外民族博物館リトルワールド」と言い、世界各地の建物が広い敷地の中に数多く展示されている。その広さたるやとにかく一日かけて歩き通すか、園内を周回しているバスに乗って移動をしないと追っつかない。とにかく迷子になったら大変そうな場所。

 入園してまずは沖縄、石垣島の民家からスタート、ここから反時計回り(つまり順路通り)に歩くことにした。わんこのためにカートも用意したが基本わんこも歩き。


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◆「あっという間」は間違いです

 わんこOKとは言っても中には入れない場所が多く、特に建物敷地には入れない(中ならともかく外も)ケースも多かった。ここにはちょっと不満あり。

 ということでわんこは置いたまま交代で中を見に行くといった感じの場所も多い。まずは沖縄の家だがここは裏手の方に売店があって当然そこまでわんこを連れて行けない(と思っていたがどうやらそこは連れて行けるようだ)ので外観だけちょっと見る。それにしてもよくここまで作り込んだなというのが(もしかしたら移築しただけかも)正直なところ。家の中のディテールまでそのままである。
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 沖縄の古い家はかつて竹富島に行ったときにこんな家の民宿に泊まったことがあるのでよくわかる。民宿というよりも人の家の部屋を間借りしたって感じの場所だった。

 しばらく歩くと今度は沖縄の隣、台湾のレンガ造りの家が見えてくる。台湾には行ったことがないのできっと台湾の田舎はこんな感じの家が多いのかなと勝手な想像をする。
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 沖縄の風通しの良い民家に較べて台湾の頑丈な煉瓦造りはこれが本当に海をちょっと渡った向こう側の家なのかと不思議に思ったが、おそらく台風の通り道でもあるので家も頑丈なのだろう。沖縄の家も屋根はとても頑丈だ。

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 確かに日本にいながら台湾の風景がそのまま切り取られてそこにあるような感じ、日本にいながら外国に来ているような気分になる。(かつてハウステンボスなどでもそんな気分を感じた)

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 リトルワールドでは期間限定でキャンペーンが行われていて、今回行ったときには世界各地のスープが飲めるというイベントだった。台湾民家の向かいにこれまた台湾チックなお土産屋があり、そこで軽食もとれる。ここでイベントスープも出していたので方々食い歩きをしてみようと決めた。まずは台湾のビーフンスープからスタート。

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 この「ミーフェンタン(米粉湯)」は言うなればビーフンスープ。しかし特に味付けに工夫があるでもなく、ごま油の香りのする人参スープといった程度。しかし値段の安さもあってこれ以上文句も言えない。

 この時点でこのペースで歩くとかなり時間がかかりそうなことを悟るが、そんなことに気づいてもとにかくリトルワールドは広い。

 アメリカインディアンの村を横目に次にやって来たのがいきなり南米・ペルーの白い建物。外観は教会だ。

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◆ペルーの教会

 その近くにはアラスカの家があり、そちらでも記念察家。ついでに中も覗いてみる。

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◆アラスカの家

 その次に見えてきたのがインドネシアの家。と言ってもインドネシアは大まかに2つの宗教があり、かなり文化や生活様式も変わる。リトルワールドにあったのはバリ島の家と言った方がいいかも。バリ島はヒンズー教の島(もちろんムスクなどもあるのだが)だ。

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◆ヒンズー教寺院を模した家

 ここで2回目のスープタイム、今度はインドネシアのオポールアヤムというココナツカレーのスープを飲む。これはなかなか美味しかった。さらにここではピサン・ゴレン(バナナの天ぷら)も売っていたので食べた。なぜかチョコのアイシングをしているのでチョコ抜きで注文。

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 ピサン・ゴレンはバリ島に行ったとき街のあちこちにある屋台で売っていてそれこそ揚げたてを熱々でいただける。バリ島にいたときにはよく買って食べていた。日本円にして20円もしなかったと思う。

 しばらく歩くと次はいきなりヨーロッパらしい場所に出てくる。それもこれまでの場所とは規模も違って大きい。ここにはドイツ・フランス・イタリアがまとまっている。手前にあったのがドイツ教会。

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 そういえばベルリンに行ったときにも教会は当たり前にあって、教会のある場所には教会通りという名前もあったなとふと思い出す。ただ写真のような教会はあったかどうかは記憶が定かではない。ベルリンのシンボルでもあるウィルヘルム教会ばかりが思い浮かぶ。

 ドイツは個人的には行ったことはあっても好きな国ではないのだが、せっかくお土産屋があるのでちょっとのぞいてみる。ここはわんことは一緒に入れないので交代交代で。

 中に入るとまずはお酒の類いが置いてあって自分には何の関心もないのだが、奥に入るとお菓子がいろいろ置いてあり、それもベルリンのスーパーでごく当たり前に売られているようなものばかりでそれだけでちょっと懐かしく思った。リトルワールド、かなり力を入れていることがわかる。

 お土産屋から出てくると華やかな民族衣装を着た(民族衣装試着のサービスなどもリトルワールドの目玉の1つ)お姉さんたちがうちのわんこをかわいがっていたのでお願いをして写真を撮らせてもらう(それだけでなく顔出しもOKしてくれた)

 華やかな民族衣装も撮れて良かったが、向こうは向こうでわんこをこんなにかわいがることができて嬉しいと言っていた。わんこもさぞかし嬉しかったことだろう。

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◆民族衣装のお姉さんたちと一緒に

 ドイツの隣にはおフランスの農家もあったが、こちらはどっちかというとこの日3回目のスープの順番待ちでだいぶ待たされた思い出の方がハッキリしている。

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◆とにかくおフランスでは待たされました

 そして出てきたのがパンが器になっているミルクスープ。味はそれほど濃厚というほどでもないがそれでも満足のいくひと品。さらに器も食べられて2度美味しい。
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◆スープの到着を待つわんこ

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◆器のかけらをわんこにもあげました

 その先にはイタリアの建物もあったのだが、ここで時間を使っていると全部は見て回れない。特にトルコがまだという事もあって先へと。

 ヨーロッパのエリアを通り過ぎると今度はアフリカのものが点在し、やがて大きなアフリカゾーンに入る。しかし特にどこの国という表記もなく(表記のあったのが南アフリカとごく一部)あとはアフリカが1つにまとめられているような印象を感じた。ここでのスープはダチョウの卵スープなのだが値段も高く売っている数も少ないために最初から見送りにした。
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 アフリカを過ぎると次はいきなり「ブータンの御神籤」なるものがあり、そこから先の道を歩いて行くとチベット寺院が見えてきた。ブータンも含めてチベット(ネパール)からインドまでのエリアが続いている。中でもチベット寺院は確かによく再現されている。中は本当にお参りができ、横にはお土産屋もある。
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◆チベット寺院の「摩尼車」

 チベット寺院の横にある坂を下りたあたりがインドのエリアでこちらはお屋敷が建っていた。その道を挟んだ向かいに食堂があり、そこで今回4度目のスープを食べることに。ところがここが人気があるのか(というよりはインド人の店員の手際が悪いのか)とにかく時間がかかってしまう。こうしてインドのスープにありついたときにはだいぶ日が傾いていた。


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◆インドのお屋敷

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◆インドの「ムルガスープ」

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◆お約束「顔抜き」

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◆ラーレはこれが大嫌い

 こうしてインドのゾーンを通り過ぎると次はいよいよトルコのゾーンに入る。ここから先は次回につづく■