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 「月没」というお題またはテーマで詩を書いて下さる方、
トラックバックで是非ともお寄せください。ボク当人も
書いてみます。

PHOTO: 三島の月没

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夏秋冬はきっと
春を待つ季節
春だから人は人らしくなり
春でない季節は
自分らしさを取り戻したくなる
だから
夏秋冬はきっと
春を待つ季節
a0004070_11635.jpg初の書き込みがちょうどバレンタインデーでもあります。
僕はチョコレート嫌いなのでバレンタインデーとは縁がありません。ま、そうでなくてもあまり縁はないかな…(;_;)

中学3年生の時、友人からもらったチロルチョコが食べられずに筆箱に入れてあったことがありました。それを隣に座っていた女の子にめざとくも見つけられてしまったのでした。その子はまあまあ可愛いと言えばかわいいですし、正直隣に座れたのは嬉しかったかも知れません。
「あんた、なんで筆箱にチョコなんて入れてんのよ」と訊かれ、
「チョコ食えないんで筆箱にしまってあるだけだよ」と答えました。
すると、
「明日(建国記念日)あたしの誕生日だからそれちょうだいよ。」
と言ってくるので無碍に断るのもなんだったから筆箱に入っていたチロルチョコを2つともあげたのでした。けっこうこんなやりとりだけでもドキドキしたものです。

そしてバレンタインデーの日、こないだのチロルチョコのお返しにとチロルチョコよりもずっと大きなチョコレートをもらったのでした。義理ってこともわかるけど、それでもその子からチョコレートをもらえた事が嬉しかったですね。しかし最後までチョコは食べられませんでした。バレンタインデーが過ぎると高校入試も直前となり、彼女はほとんど学校に来る事はありませんでした。そしてそのまま学年末試験があって、卒業してしまったのでした。

卒業してしまうともうそれきり会う事も話す事もなくなってしまいました。それから1年半後、彼女は病気で他界してしまい、帰らぬ人となってしまったのでした。

祭壇にそっとポケットにしのばせておいたチロルチョコを置き、せめてあの世では人からもらうことなく思う存分チョコを食ってくれと祈ってその場をあとにしました。

それからチロルチョコはいろんな種類が登場しましたが、いまでもそれを見ると早すぎた彼女の死が残念でなりません。