幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano:わんこといっしょ
2020-11-09T19:08:56+09:00
fibich
詩と写真の日記
Excite Blog
鎌倉へ
http://sonneteer.exblog.jp/240678212/
2020-11-08T21:37:00+09:00
2020-11-09T19:08:56+09:00
2020-11-08T21:37:45+09:00
fibich
わんこといっしょ
ツイッターによれば店主が今年の九月に急逝され、閉店に到ることになったと言う。この店主のおそらくはお嬢さんとみられる方が実は我が家のわんこのファンでいてくださり、お店の前で写真を撮ったのをママがブログに載せたら反応があったらしい。といってもこんなつながりはつい1年ほど前からのことではあるのだが。御成通りに行く折には挨拶にも行き、わんこを可愛がってもらっていた。
今年はCOVID-19の影響で外出も極力控え、鎌倉なんて近場なのに全く立ち寄ることもなかったのだが、夏になって僕が入院してしまい、くろぬま閉店のニュースは入院中に届いてきた。なんとか閉店する前に間に合ってもらいたいと思ったがなんとかギリギリ間に合った。
平時は腰痛が酷くてとても外には出られないのだが、なんとか体調を整え、薬を使うタイミングを計算して家を出発。本当なら電車で行くのだが今回は車。車に乗っている時は腰痛が悪化しないからだ。鎌倉に着く前に昼食をとって薬を飲むタイミングで昼食をずらす。
昼食は戸塚や中田にもある家系の「源泉」が鎌倉の梶原口にもあるという情報を得てそこでラーメンを食べる。家系ラーメンは退院後初めて、ラーメンそのものも退院後2度目である。
「源泉」は塩ラーメンがおすすめ
久しぶりの家系ラーメン、感無量だ。それに源泉はわりと人気もある店。ただし写真のラーメン(並)にライスをつけたらもうすっかり満腹になってしまった。
梶原口から御成通りまでは市役所の横を通って鎌倉の町に入るが、流石に鎌倉は人が多かった。運良く御成通りの近くの駐車場に車が駐められたのでそれほど歩くことなく目的のくろぬまへ。挨拶をして写真を撮らせてもらって記念にお店に売っていた風車を買って帰った。お別れはなんともあっけなかったがくろぬまというお店は無くなってもお店の人は我が家のわんこの日記を読んでくれるのだろうなと思うことにした。
ありがとう、くろぬま
本当ならデジイチを持って行ってちゃんとした写真を撮りたかったのだが、今の自分では腰を落とすこともできずただ立っている姿勢でカメラを構えるのが精一杯だった。なんとも寂しい限りだ。
せっかく御成通りに来たので同じようにわんこをかわいがってくれるトルコ雑貨の店「ミモザ」にも立ち寄る。ここではキュタヒヤ(トルコ中西部)の陶器とチャイクル(トルコのブランド名)のチャイの葉を買った。このお店との繋がりは我が家のわんこの名前が三頭ともトルコ語からとったところから始まる。おかげでお店の人は3頭とも名前を覚えてくださっていた。わんこもたくさんかわいがってもらいこちらも再会を喜ぶような感じでもあった。そのくらい御成通りは久しぶりだったのだ。
最後は御成通りに行くと必ず寄るカフェ"The Good Goodies"で、これまた定番のマサラチャイを飲んで帰った。お店はちょっと来ない間に拡張され、外でも座るスペースが増えていた。そして日曜日には花を売っているところは変わっていなかった。
ミモザで買ったキュタヒヤの絵皿
上のお皿はトルコらしいチューリップ柄の絵皿で、紺色と白のコントラストが柄を際立たせていてほとんど即決で買ってしまったようなものだ。
トルコではどこでも見かけられるブランドのチャイ
上のチャイはトルコに行けばだいたいの場所で見かけることのできるチャイクルというメジャーなブランドのチャイ。産地は黒海沿いのリゼという場所。紅茶の種類で言えばアールグレイだ。トルコは紅茶の消費量世界一の紅茶大国でもある。このブランドの葉っぱが鎌倉で手に入るとは思わなかった。
そして…
くろぬまの店内はほとんどの物が売れてしまっていて、まだ残っている物を買ってきた。こんな風車であるがこういった物の方が後々まで思い出として残りそうな感じがする、そんな感じの古き良き時代の玩具屋だった。
今日は無理を押してまでも出かけて、ラーメンを食べて大好きな御成通りを散策し、知っている人との再会もあって思いのほか楽しい一日を過ごすことができたと思う。もっとちゃんと身体が動くようになったらまた必ず遊びに行きたい■
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イベントふたつ
http://sonneteer.exblog.jp/239656007/
2019-10-14T13:46:00+09:00
2019-10-14T14:00:54+09:00
2019-10-14T13:46:57+09:00
fibich
わんこといっしょ
台風15号ならびに19号で被災された皆様に
お見舞い申し上げます。
【2019年8月31日(土)】
今年はというか今年も夏はとても暑く、できるだけ外出しないように心がけていたが、8月も最後の日、横浜象の鼻パークでマレーシアの料理のイベントがあるというのでちょっと興味もあって行ってみることにした。実はこの日は土曜日だったのだがちょっとした理由で出勤せねばならず、ママとわんこを職場の近くまで連れて行き自分は野暮用を片付けてから象の鼻パークに移動をした。
イベントの内容なんてのはあまり覚えていないが、とにかく目新しいマレーシア料理の屋台がいくつもあって大勢の人が行列を作っていた。あまりカレーっぽいものは食べたくなく、焼きそばみたいなものとバクテー(肉骨茶)があったのでそれを食べた。
バクテーってのは初めて食べたけど、わりとクセになる美味しさ。スペアリブってのは結構な可能性を秘めているが、我が家ではあまり料理であまり使ったことがない。
目当てのフェスは食事が目的みたいなものだったので移動をし山下公園へ。時期柄あまり花は咲いていないが花壇をフラフラ歩きながら花をバックにわんこの写真を撮った。今考えるとこっちがメインの目的だったかも。
◆結局こっちが目的だったかも
◆この日もとにかく暑かった
◆この噴水は山下公園に来ると必ず写真を撮る
◆氷川丸をバックに
【2019年9月7日(土)】
それから一週間後、ママがあまりにもしつこく行こう行こうと言うので行ったのが代々木公園で行われるトルコフェスタだった。5月に同じ代々木公園で開かれる殺人イベントのタイフェスやその翌週にあるラオスフェスタなどと同じように、トルコもフェスタを開催することになった。その初めてのトルコフェスがあったのだ。
トルコ大好きな我が家ではあるがこの時期あまりにも暑いし、タイフェスでどんな様子かも容易に想像できる。タイフェスほど人は来ないと思う(なにせ第一回目だし)けど、どこのテントの前に並んでも日陰がないのはわかっていた。そんな炎天下で行列になど並びたくなかったのだが致し方ない。
ということでイベントには興味はあったがまったく行く気なしで嫌々我が家を出発。いつもなら電車にのるところだが暑すぎるのでわんこにはカートが必要(カートの中に氷を入れて暑さ対策をしている)なので車で行くことに。車で東京ってのもまた億劫である。
代々木公園の駐車場は管理棟の近くにあり、そこが駐車場の相場としては比較的安いのでそこに車を駐める。ただしこの場所はほとんど富ヶ谷でイベント会場からはちょっと歩かなければならない。この日はとにかくありがた迷惑と言いたくなるくらいのいい天気でいくら木が多い公園とは雖も暑くて堪らない。
◆とにかく暑かった
会場に行ってみるとその雰囲気というか何と言うか、タイフェスとほとんど変わらない。変わっているのは国と出てくる料理くらいなものなのだが、タイフェスにもケバブ屋台は出てくるのでそんなケバブ屋台が増えたと思えばいいのかも。あとは先にも書いたが今年から始まるイベントなので客の入りはタイフェスの比ではないのは言うまでもなく、ラオフェスよりも少なかったかも。しかしそこは日本にとってはかなりメジャーな国のイベントなので将来タイフェスみたいな集客はあるのかもしれない。
数あるトルコ料理屋台は大半はケバブだったが、中にはサバサンドを売っている店もあった。サバサンドというのは「鯖サンド」だ。焼いた鯖をパンに挟むイスタンブルはエミノニュの名物。ただし本家と違ってこちらはパンがコッペパンだったが、その雰囲気を味わうには十分だ。サバサンドを買うと次に日陰で座れる場所を探し、見つかったらさらに料理を追加に行った。
◆サバサンドはイスタンブルの思い出
数ある屋台の中にはナスの料理などいかにもトルコっぽいものも多く、ケバブじゃつまらないのでそういうものを探した結果、行列のできている店に並ぶことに。しかしそれが仇となる。
やっとの思いで食べ物を買ってきたはいいが、すでに食欲も失せてだんだんと息苦しくなってきた。軽い熱中症なのか、いつもとは明らかに違う。しばらくの間首に冷たいペットボトルを当てて静かにし、小一時間ほど安静にしていくうちになんとか体調も戻ってきた。最初からこのフェスに行きたくなかったのはこうなるだろうと思っていたからだ。
食べ物屋台が並んでいる裏側にはグッズを売っている屋台が並んでいて、のぞいてみればそこはトルコでおなじみのお土産やランプ、水パイプなどが所狭しと並んでいた。チャイカップもあったが日本で手に入るチャイカップはお土産用の装飾が施されたキラキラなものが多く、実際トルコの普通の生活の場で使われているものは全く目にしない。我が家にもイスタンブルで買ってきたチャイカップのセットとチャイを淹れるチャイダンルクという専用のやかんがあるが、お土産やにはどれも売っていなかったので市場に行って普通のものをわざわざ探したくらいだ。ここでは瓶詰めのオリーブを買った。トルコ産オリーブはなかなか手に入らない。
◆トルコランプは専門店でも手に入る。
他にもチャイ(の葉)など、なかなか手に入らないものがあったので買っておいた。このあたりは来ておいてよかったかなとも思うが、どうせフェスをするのならもっと涼しい時期にやってもらいたい。
夕方くらいになってステージではメフテルのライブもあり、なかなか見所もあった。ときどき聞いたことのあるターキッシュポップスも聞こえてきたりと雰囲気は十分にトルコを感じられた。
◆トルコのメフテル「ジェッディン・デデン」
帰りも屋台でケバブなどを買ってそれを帰ってきてから食べた。トルコを十分楽しむことはできたと思う。ただ先ほども書いたがもっと涼しい時期にやってもらいたいと思う◼︎
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真夏の商店街めぐり
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2019-09-02T20:29:00+09:00
2019-09-02T20:29:50+09:00
2019-09-02T20:29:50+09:00
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わんこといっしょ
【2019年8月18日(日)】
九州旅行から10日ほどすぎ、夏休みも終わりになろうという日曜日にママがどうしてもお出かけに連れて行けというのでちょっと思い立って出かけてみた。と行っても遠出する気にもなれないしこの日は朝から暑さも一入で本当は出かけたくはなかったがお出かけすることに。
近場で適当に楽しめるというとやっぱり横浜中華街あたりがいいのだが、この時期カートがないととてもわんこを連れて外には出られない。とにかく暑い。そこで選んだ場所は「店先わんこ」シリーズの候補地でもあった大口の大口通商店街。ここなら我が家から横浜新道でサッと行ける。一応屋根のある商店街なので日陰も多いだろうと思った。そしてこの日はお神輿が商店街を通るという情報を得て行ってみることに。
◆ペコちゃんとの初のショット
◆やって来ましたお神輿
写真の道路が国道1号線で、手前にあるのが大口通商店街、そしてお神輿は向こう側の「大口一番街」のものだった。似ていて非なる商店街で、向こう側の大口一番街は京急の子安から続いている。間には子安子育地蔵尊があり、そのお神輿はそこがゴールだ。まずは道路を渡って大口一番街へ。
◆大口一番街のお神輿
◆大口一番街にあるトリミングサロンはポメだらけ
大口一番街のお神輿は子安地蔵に入って行ったので今度は大口通に戻ってそちらのお神輿も見たのだが、残念ながらあまりいい写真はなかったので思い切って出さないことに。
◆お神輿を見て大満足
どちらのお神輿も迫力があってやっぱりお祭りはいいなあと思った。こういう時一番嬉しそうに見えるのはエルマである。(冒頭の写真) しかしこの日は日曜日で商店街のお店は閉まっているところも多く、お神輿を見てしまうとあとは特に見たいものはなかった。というか暑すぎてたまらなかったのだ。
このまま帰るのも何なので移動をして勝手知ったる横浜橋商店街へ。
◆お馴染み横浜橋商店街
せっかく来たので夕食のコロッケや唐揚げ、キムチなども買い込む。商店街をフラフラ歩いた後は伊勢佐木町にある「まめや」という珈琲屋へ、ここは外の席ならわんこ可。コーヒーゼリーが逸品のお店。
こうして特にこれといったものはお神輿くらいだったが暑い1日地元の散策で終わった。日が暮れるとちょっとだけ涼しく感じたがやっぱりこの時期は無理に出かけるものじゃないなと思った次第■
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九州(終)
http://sonneteer.exblog.jp/239499335/
2019-08-21T09:13:00+09:00
2019-08-21T09:24:48+09:00
2019-08-21T09:13:57+09:00
fibich
わんこといっしょ
ここからは帰路、帰路についてはあまり詳しく書いてもしょうがないし、今回は写真もない。
いつも通り早朝に目が覚め、わんこの散歩の代わりにシャワールームでシャワーを浴びる。前日の晩入浴もシャワーもままならなかったのでここでシャワーだけでも浴びられて良かった。
船は6時45分に神戸港着岸。しかしわんこ連れは一番最後ということもあって実際に船から降りたのは7時10分過ぎくらいだったと思う。神戸港で簡単に食事をすると出発。
適当に渋滞が始まっている神戸から名神に乗るも事故で大渋滞。食事と給油を兼ねて下道に降り、また千里から高速に入ろうとするもここが嫌になるほどの大渋滞。なんでも名神の西宮あたりで通行止めがあり、下りの下道が大渋滞で高速上りから車が降りられず結果として高速も大渋滞って、どんな渋滞のでき方してるんだか。関東では到底考えられない。(だからこうやって説明も入れておいた。)
その後も京都手前で渋滞、それが大津SA付近まで伸びていた。この日琵琶湖で花火があり、すでに大津SAでは場所取りが始まっていた。琵琶湖が見下ろせる場所に車を止め、レジャーシートを早々に広げて車のエンジンを回しっぱなしにしている馬鹿どもがたくさんいた。雨でも降っちまえと内心思いながら大津を後にする。その後も草津あたりまでノロノロ、新名神に入るとようやく車が動き出した。今年春四日市の渋滞を緩和させるために新ルートができたこともあり亀山と四日市の間の渋滞はなかった。
次の渋滞は伊勢湾岸道から、なんでも新東名の岡崎で車両火災があって上り通行止め、車は下道か東名に逃げるため交通集中で大渋滞。これもつらかった。そんな折東名でも事故があってさらに渋滞。三ケ日を過ぎるくらいまでは高速らしからぬ走りだった。本当は浜松でラリーズカンパニーとらーカフェに行くつもりだったが時間もなくなり、さらに前日唐揚げを盗み食いしたラーレが案の定下痢になってしまったためにどっちか一つに絞る羽目に。らーカフェを選び舘山寺スマートICで降りるもらーカフェは閉店してしまっていて当てが外れる始末。これは痛恨の選択ミスだった。次回からはラリーズカンパニー優先を徹底することに決めた。
しかたないので三方原の「とろろや」でこの日最初のちゃんとした食事をし、新東名で帰ってきた。後のことは渋滞もなく普通に戻れたが、日中散々に渋滞に巻き込まれてやっぱり関西にはいい思い出がない。特に神戸は行けば必ずひどい目に遭う我が家にとっては鬼門のような場所だ。
帰りは日付が変わる前だったが、ほぼまるまる1日かかって神戸から帰ってきたって感じだった。この一行だけ書いておけば本当はいいのかも。こうして5泊7日に及ぶ長い九州旅行は無事に終了した■
このあとは雑記(があるかも)
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九州(9)
http://sonneteer.exblog.jp/239498667/
2019-08-20T22:40:00+09:00
2019-08-23T10:52:34+09:00
2019-08-20T22:40:09+09:00
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わんこといっしょ
【2019年8月7日(水)】
大分県の九重町にある宝泉寺温泉を出発するとまずは日田に行ってみようと思いついた。というのも前日の旅館でもその前の旅館でも食事に出てきたお醤油が美味しかったからだ。お醤油といえばこれまた大分県。特に日田の醤油は以前より名前だけは知っていたので実際にお土産に買いに行ってみようということになった。
宿からはしばらく走って高速に乗り、福岡方面へ向かうと日田に行ける。高速を降りてしばらく走ると古い街並みが広がってきた。そこが日田の豆田地区と呼ばれるところだ。日田醤油の工場はそんな豆田地区の狭い路地にある。
◆日田醤油工場と直売所
醤油というと全国に名産地があって、それぞれの特色というものがある。関東に住んでいるとやはり千葉産の醤油がメインで九州の醤油に触れる機会もないし、スーパーで売っているものを見ても味がわからなければあえてそれを買ってみようとも思わない。工場ではいろいろと味見をさせてもらい、その中から買いたいものを選んだ。まずは売れ筋一番の醤油を2本、そして白だしまで買った。
せっかくなので豆田の街を歩いてみてくださいと勧められ、カートを出してわんこも連れて付近を散策してみた。この地域は古い街並みがそのまま残されていてどことなくノスタルジーのようなものも感じてしまう。
◆赤司ようかん、残念ながら閉店中
豆田町のメイン通りに日田醤油の雛人形展示館、雛御殿があった。わんこがいるので中には入れなかったがせっかくなので「醤油ソフトクリーム」なるものを食べる。それにしても暑い、もともと日田は盆地なので暑くなるとは聞いていたが前日の熊本以上に暑く感じられた。
◆雛御殿の前で
醤油ソフトは言うまでもなく美味しかった。アイスクリームと醤油の相性がいいのだからソフトクリームだって美味しいはずだ。しかしあまりの暑さにソフトクリームは見る見る間に溶けていってしまいまさに時間との勝負。しばらく雛御殿で休み、あまり時間もないのでその後は写真をあちこち撮りながら車を置いてある日田醤油工場に戻った。
◆豆田町にはこんな場所もあった
◆とにかく日田は暑かった
日田を出発すると今度は国道を北上して中津へ向かう。前にも書いたが中津はエルマの出身地だ、今回どうしても時間がなくて中津には行けずに熊本へと行ってしまったが、思わぬ時間ができたので中津にもしっかり寄ることができそうだ。まずはこのあたりの景勝地というとやはり耶馬溪だろうと思ったのだが、耶馬溪は秋が最も美しい時期だというのでただ暑いだけだったら耶馬溪の手前にある「青の洞門」へ行くことに。
この「青の洞門」というのはかつて川の堰き止めによって交通の難所となってしまった青という名前の集落のために、修行僧だった禅海が手彫りでトンネルを掘って人が通れるようにさせたそのトンネルの跡のこと。その後の拡張工事で手彫り区間はかなり失われたが、それでもまだ当時のトンネルを見ることもできる。記録によるとそのトンネルは通行料を取ったらしく、日本で最初の有料道路でもあるらしい。
◆青の洞門
◆ここは是非とも歩いて散策することをおすすめ
◆耶馬溪 青の洞門
この青の洞門の他にも近くにある道の駅や橋などもいくつか渡ってみた。もちろん青の洞門は歩いて散策もしたがとてもわんこを地面には置けないので抱っこをして歩いてみた。こんな知らなかった場所ではあったがとても面白く、見に来てよかったなと思えた場所だ。この時間ともなると暑さもさらに激しくなり、駐車場から洞門まで歩いていくほんの300メートルくらいの道のりがまさに命がけだった。
かたや中津では何をするかといえば、中津といえば唐揚げ、その中津から揚げの中でもナンバー1の店に行ってから揚げを買おうというそれだけのことだった。エルマを生まれ故郷に連れていくという目的もあったが、時間の都合で結局中津城が見られたわけでもなく、本番の唐揚げを食べるというあまりに程度の低い目的に終わってしまった。
◆中津から揚げの店「ぶんごや」
この店は中津の駅からも適当に近い場所にあり、いくつかの支店も持っている。ここは本店でから揚げ屋というよりはお肉屋といった感じだっただろう。から揚げ400グラムと砂肝の唐揚げも買い、それを車の中で食べながら移動。駐車場も設けてあったが隣の車は長崎ナンバーだったので遠方から唐揚げを食べにやってくる人は多いんだなと思った。
中津から大分というのは思いの外時間がかかるようで、途中のSAに立ち寄ったらもう大分港に行かなければいけない時間でもあった。ということで中津が最後に立ち寄った場所といってもいいのかもしれない。大分道の別府湾SAに寄り、わんこをドッグランで遊ばせた。
◆チャイはのんびり歩き回ってました
◆エルマは飛び回ってました
◆ラーレは鼻に何かつけてました
SAで30分近く休憩をすると大分港へ直行。すぐにチェックインをして待ち時間がまだあったので港の横にあるドラッグストアでお菓子などを買い込んでおいた。船の出港は19時15分、ペット連れの車は他とは別扱いで出港前90分にはチェックインする必要があった。車に戻ると先ほど買ったから揚げのうち、砂肝の唐揚げがわんこに食べられてしまった。残り2〜3個くらいしかなかったがわんこの手の届かないところに置いてあったのに不思議だ。犯人はラーレだろう。ラーレは去年の北海道旅行の時にも浦臼でしいたけそばを食べている間にちくわパンを丸ごと1個食べている。
◆乗り込み直前
◆さんふらわあ乗り込み 大分港
フェリー船内での写真を撮り忘れてしまったが二段ベッド二つの四人部屋で、その中だったらわんこは自由にさせて良いことになっていた。ベッドに上げて一緒に寝ることもできる。
<写真追加>ママが写真を撮っていたので追加するよ。
◆今回お世話になった「さんふらわあ ごーるど」
◆ウィズペットルームの中 広いとは言えないが快適
今回の目玉の一つでもあるのに写真を一つも撮らなかったのは痛恨の極みでもあるが、船室はとても居心地よく、クルーもとても親切だった。そして夕食はビュッフェだったがとても美味しくて非の打ち所がない。難を言えば風呂でもシャワールームでも人でごった返していて結局は入浴できないままだったということくらいだろう。疲れていたのかママはそのまま寝てしまい翌日まで起きてくることはなかった。僕は僕でいつものようにバックアップを取ったりなんなりでおそらく0時過ぎくらいまでは起きていたかと思う。
あれこれと欲張って時間も惜しんで走り回った忙しい九州旅行もこれで終わり… と言いたいがこの船は神戸までしか行かないのだった■
次回に続く
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九州(8)
http://sonneteer.exblog.jp/239497462/
2019-08-20T14:08:00+09:00
2019-08-20T14:12:23+09:00
2019-08-20T14:08:52+09:00
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わんこといっしょ
【2019年8月6・7日(火・水)】
九州旅行5日目の宿、大分県宝泉寺温泉の御宿みやこはこれまでの宿とは違ってスタッフが外国の方だった。オーナーは日本人、そしてスタッフはここで研修の意味を兼ねて徹底的に教育されている。所作もとても丁寧で日本人と比べても負けていない。
その理由は大分では大学で留学生を積極的に取り入れ、その後も近隣の観光地で勉強を続ける人が多いのだという。湯布院を中心に独立した元外国人留学生が観光関係の仕事に就いているという話を聞いたことがある。日本屈指の温泉県大分はホスピタリティを学ぶには絶好の場所なのだろう。おそらく大分は九州で最もインターナショナルな県と言ってもいいらしい。
通された部屋は二階で、窓の外は田園風景が広がっていた。これまでの宿の中で一番眺めは良かっただろう。夜ともなるとカエルの鳴き声が絶え間なく届いてくる。のどかだ。とにかくのどかすぎる。
さらに夕食もこれまでの宿でも類を見ないほどの豪華さだった。とにかく品数が多くて彩りも華やか。照明を落とした落ち着いた感じの食堂でゆっくりと夕食を楽しむことができた。これもまた贅沢。
◆御宿みやこの夕食
◆さらに見せます
夕食を済ませるとドラえもんデータ(ドライブレコーダーのデータ)やデジイチのデータなどのバックアップを取っている。その間ママは温泉に入りに行っていた。
部屋のテレビをつけてニュースを見ていたが、10時になるとほぼ同時にテレビが見られなくなった。テレビはついているのだが受信ができないというエラーが出ていた。それから程なくママが戻ってくると1階が停電で露天風呂も停電になり出て来たとのこと。部屋(2階)の外の廊下は明るかったが、1階に降りる階段のあたりからすでに暗くなっていた。どうやら建物の一部のブレーカーが飛んでしまったらしい。玄関前にある足湯には入れたがフロア全体は停電で足湯も真っ暗。それでも真っ暗な足湯を楽しんでいた。
しばらくすると車がやってきて慌てて人が中に入っていった。それからすぐに停電は解消された。やっぱりブレーカーの問題だったのだろう。
その後僕も露天風呂に入ったのだが、入っている途中で再び停電になってしまい真っ暗の中どうやって出たらいいのかちょっと迷ってしまった。その後も電気が復活したり再び消えたりと忙しかったが、十分に温泉は楽しめたと思う。
翌朝いつものように5時前くらいに目が覚めたのでわんこを散歩に連れていった。前日の日奈久温泉では台風の大雨で散歩に出せなかった。
宿からちょっと歩いたところに川沿いの道があり、そこをまっすぐ進んでいくと宝泉寺温泉の「延命地蔵」があった。この川は町田川といい、夏場は蛍も見られるらしい。しばらく川沿いを歩いて宝泉寺温泉の温泉街まで来たところで引き返した。
◆朝のお散歩 みんなパジャマを着ている
お散歩から戻ってくるとママはまだ大いびきをかいて寝ていたすでに起きていて帰りの支度を始めていた。なんとも出て行くのが寂しいくらいだ。
朝も露天風呂に入ったが、前の晩はまったく暗くて見えなかった風景がよく見えた。とにかく温泉があって良かったなと思う。この一帯には他にもいろんな温泉があり、さすが温泉県大分と思う。
朝食もとても豪華で食べ応えがあった。外を見ると夕食の時は暗くて見えなかったがすぐ横に川が流れていて、その横で涼しげに放水もしていた。視覚でももてなしてくれる宿だった。
◆入り口にある足湯で
チェックアウトは9時半くらいだったと思う。本当に一晩ゆっくりと寛ぐことのできた宿だった。とにかくスタッフの真心こもった対応が素晴らしかった。またいつか来ることがあったらこの宿に泊まりたい。今回九州では4つの宿にお世話になったがどこも同じで、また来ることがあったら泊まりたいと思うところばかりだった■
次回に続く
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九州(7)
http://sonneteer.exblog.jp/239493669/
2019-08-19T23:50:00+09:00
2019-08-19T23:50:42+09:00
2019-08-19T23:50:42+09:00
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わんこといっしょ
【2019年8月6日(火)】
九州旅行も5日目。いつものように早朝に目がさめると窓の外は雨だった。と言っても風が強いわけでもなく、やや強めの雨が降っている程度のものだった。台風8号の特徴は暴風圏が小さいので突然やってくる感じのものだとのことだが、雨ばかりで風は大したことないなと感じた。と言っても旅行中の日課でもあるわんこの早朝散歩はできなかった。
雨も降っているので出発はチェックアウトの時間ギリギリにして、朝風呂に入りに行く。風呂上がりにのんびりロビーでくつろいでいると宿の小母さんがやって来てこう言った。
熊本では台風が上陸しても宮崎から来たものは九州山地で弱まって大したことはないが、天草の方からやって来たらそれはもう大変なことになる。
のだそうで、となると宮崎に上陸して今まさに熊本の上空にさしかかろうかと言う台風は「大したことない」部類に入るのだそうだ。確かに多少は風もあり雨も強いがこの程度で家の瓦が吹っ飛ぶとは思えない、そんな程度のものだった。
◆不知火ホテルの朝食
時間ギリギリでホテルを出発したが、宿の人がここでもわんこを可愛がってくれてやっぱり離れがたい雰囲気いっぱいだった。出発する時にはまだ雨が降っていて、本当は日奈久温泉や八代などをちょっと見てから出て行こうと考えていたが、結局何も見ないで終わってしまった。
◆一晩お世話になった部屋
◆和室がやっぱりいいや
◆フロントでも記念撮影
◆最後は入り口でも記念撮影
こうして雨の中八代を出発して高速道路を北上して熊本を目指した。途中のSAによってちくわの磯辺揚げなども食べた。なんでも八代はちくわが有名らしい。台風なんか来なければもうちょっと八代も見られたのに、未練タラタラである。
熊本に入るとまたいつものように渋滞に揉まれて目的地の下通付近に着いたのもすでに昼過ぎのことだった。車を止めて特に目的もなく熊本の繁華街、下通、上通、新市街を歩き回ってから熊本を離れようと思っていた。
まずは近くにあったコンビニでいつものように氷や凍ったペットボトルを買い込んでカートに入れわんこだけでも涼しくさせてから下通に入った。
◆熊本屈指のアーケード、下通
こんなアーケード商店街に来るとやっぱり「店先わんこ」写真を撮りたいところだが、暑くてどうにもならない。もう暑すぎてまともに物がかんがえられない程だった。
下通から上通まで歩き、再び下通まで戻った後新市街に入るルートを通った。アーケードなので他の場所よりは涼しく感じるのだろうが、やっぱり外を歩き回るには暑すぎる。いつの間にやら台風も過ぎ去って日差しも戻り、汗だくになりながら歩き回っていた。
◆これもまだ下通だと思う
◆ひごまるのふるさとショップ くまモングッズだらけ
◆ストーンマーケット上通店
上通に入ると目をひく店があった。全国チェーンのストーンマーケットだったけど見た目も良かったので写真を撮らせてもらう。あとで写真を見ると下通と上通の区別がつけられないくらい両方とも普通のアーケード商店街だ。
◆上通アイスキャンディー
◆熊本のソウルフード 太平燕が食べられる店も
太平燕(タイピンイェン)という中華料理が熊本限定で食べられると知ったのは熊本に来てからのことだったのだが、一度は食べてみたいと思いながらそのチャンスはなかった。さらに調べてみリウと横浜中華街でも出している店がいくつかあるらしい。元は福建料理らしく、横浜中華街はわりと福建省やその隣の浙江省出身の人が多い。しかしどうして福建料理の太平燕が熊本で食べられているのかは不明。
◆ちょっと目を引いたがなんの店なのかはわからない
◆服屋も多かった
◆自衛官くまモン隊員募集中
◆鶴屋百貨店前にあった大きなくまモンベンチ
上通から下通に戻って、今度は新市街に入り、焼き鳥屋で簡単に食事をした後シャワー通りという通りにも足を伸ばしてみた。すでに台風あったのと言うくらいに晴れ渡っていてとにかく暑い。この日の熊本の気温は38℃。もはや外に出て歩き回るのは危険な気温だった。
もともとこの日は船が欠航しなければこんな時間まで熊本までいることはなかった。もっと早くに大分へ向かっていただろう。1日余裕ができてこの後の目的地は大分方面だった。
国道を阿蘇方面へ向かう途中にママがこれまでもずっと服を買いたいと言っていたので近くにあるゆめタウン光の森というショッピングモールに立ちよった。ここでママはユニクロへ、僕は名残の桂花ラーメンにそれぞれ行った。(車に戻ったのは僕の方が早かった)このゆめタウンが熊本最後の場所だったかも。あとは阿蘇方面へ向かい、大観峰の脇を通って小国まで行き、道の駅に寄ってからさらに国道を北上して越境し、大分は九重町(ここのえまち)にある宝泉寺温泉にある宿に向かった。
前々回に宿探しは困難極まるようなことを書いたのだが、ここはママが運良くわんこと泊まれる宿を見つけてくれていた。ロケーションも大分へ戻る道の途中と本当に理想的な場所だった。
◆急遽決まった九州4泊目の宿は宝泉寺温泉の「御宿みやこ」
急遽見つけた宿ではあったが、この旅でも最も贅沢だったかもしれない。露天風呂付き温泉、豪華な食事、そして広々とした和室と非の打ち所もなかった。入り口には足湯もあって暗くなってから何度も足湯に出かけたくらいだった。一時はどうなるかと思った台風騒ぎもこうして終わりよければ全て良し(この言葉、僕はあまり好きじゃないが)だった。
この宿と追加になった旅行6日目の様子はまた次回に書くことにするが、本当に恨めしくも思えた台風もまさに台風さまさまの結果になったことは言うまでもないだろう■
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九州(6)
http://sonneteer.exblog.jp/239491261/
2019-08-19T10:47:00+09:00
2019-08-19T10:47:07+09:00
2019-08-19T10:47:07+09:00
fibich
わんこといっしょ
【2019年8月5日(月)】
熊本市内に入ったのは午後2時過ぎくらいだったが、渋滞が激しくてなかなか先には進めなかった。さすが九州第三の都会熊本、これまでずっと田舎道を走っていたのでいきなり大都会に放り出されたような気分だ。とにかく大きな町、そしてやたらと車が多い上に運転もわりとラフ(横浜に比べたら)。
熊本市に入ってまず最初に行ったのが写真の場所だった。熊本電鉄韓々坂駅だ。駅近くに車を止めて外に出るととにかく暑い。暑すぎる。
どうしてここに来たのかと言うと、名前一発で興味を持ったからだ。それとホームが短かすぎて電車がやってくると踏切をふさいでしまうという、なんともヘンテコな駅だったからだ。確かにこの駅のすぐ近くには坂があってそこを韓々坂と呼ぶらしいが、どうして韓々坂なのかという名前の由来は不明らしい。自分は鉄オタでもなんでもないのでそれ以外の理由はない。ただ面白い名前の駅を見に来ただけだ。
◆ラーレの言っていることが正しい
◆ママも記念撮影の微笑ましい風景
◆電車はくまモンだらけ
しばらくして電車がやって来た。くまモンがいたるところに貼ってあるのだが、よく見るとこれはかつて地下鉄銀座線で走っていた電車だ。首都圏に住んでいれば気がつくだろう。遠い熊本でのんびりと余生を送っているのだ。
あまりに暑過ぎたので韓々坂を早々に出発。この時の気温はおそらく37℃はあったと思う。(それ以上だったかも)韓々坂を出ると次から熊本観光本格的に開始といったところだ。
次なる目的地は熊本城。先の震災ではだいぶ崩れてしまったので当初はここは見送ろうと考えていたが、熊本在住の友人に相談したところ、今だから熊本城を見てもらいたいと意外なお言葉をもらいそれじゃあ見に行ってみようと思った。改修中の熊本城は日々姿を変えていく。今しか見られない熊本城を見るのもいいかもと思った。
◆ここからいよいよ本格的観光 まずは熊本城
熊本城は当たり前だが街の中心にある。車で二の丸広場の横にある駐車場に車を止めて外に出る。すでに4時近いのに暑すぎる。そのままわんこを歩かせるわけにもいかないのでカートに氷や凍らせたペットボトルを放り込んで移動開始。しかし二の丸広場は逃げ場もない。
◆熊本城 修復中
現在熊本城は観光ルートも限定されていてん二の丸広場から遠望し、ギリギリで崩壊を免れた戌亥櫓の横を通って加藤神社に行くくらいしかできなかった。
◆ギリギリで崩壊を免れた戌亥櫓
歩いていると崩れた城壁の石などが集められていてまだまだこれからだなと思うこともあれば、天守閣を見るとだいぶ元の姿に戻っているなと感じる場所もある。
しばらく歩くと加藤神社の前まで到着、お城方面にはここより先には行けない。加藤神社ってのはわかりやすい、これは加藤清正を祀る神社のことだろう。
◆玉砂利でカートがなかなか前に進まない
◆熊本城が間近に見える
◆くまモンだるまもあった
加藤神社にお参りをしてお守りも買い、この後は元来た道を辿って車に戻った。駐車場にはおみやげ屋もあったがおみやげは買わない代わりにかち割り氷やアイスを買う。5時を過ぎているのに全く涼しくはならない。
◆全天球カメラ画像 熊本城
この後本当だったら新市街や下通りあたりをふらふら歩き回ろうかとも思っていたが、時間も時間だったので宿に向かうことにした。この日の宿は日奈久温泉、熊本から南に行った八代市内にある。この日の宿は夕飯を取らなかったので熊本市内で夕飯を済ませないと行けない。というわけで熊本で食事と言ったら桂花ラーメン以外考えられないので駐車場もある店を検索し、黒髪というところにあるお店へ直行。
先にもちょっと書いたけど熊本はとにかく車が多い、そのため夕方ともなるとそこここで渋滞していてなかなか思うように先に進めない。裏道いっぱいあるんだろうなと思いながらも図体のでかい我が家の「後輩くん(CX-5)」ではなかなか実行にもうつせない。
ちょっと道を間違えながらもお店に到着。おお懐かしい桂花ラーメン。最初はやっぱり熊本で食べたんだった。その後は横浜にあったのでよく立ち寄ったものだが、現在横浜の桂花ラーメンは閉店してなくなり、その代わりに都内に店舗を増やしている。是非とも横浜復活を願いたい。
◆桂花ラーメン黒髪店
◆そしておよそ10年ぶりの再会の桂花ラーメン
しっかりラーメンを堪能して満腹になったところでいよいよ八代に向けて出発。ところが先にも書いたように渋滞が激しく、特にナビが示したルートはどこへ行っても渋滞していた。途中で給油もして高速道路に入る時にはすでに7時をすでに回っていてこの時間から八代に行くのはちょっと無理だろうと思った。給油は2日目に四国移動中、入野PAでレギュラーガソリン並みの値段で入れて以来だ。(うちの後輩くんは軽油が大好き)
この日の宿は日奈久温泉にある不知火ホテル。八代海は不知火が見えることから不知火海とも呼ばれ(というか、そっちの名前の方を知っていた)、その海沿いにあるのが日奈久温泉だ。
宿に到着したのは8時半、熊本を6時くらいには出たのに距離から見ても時間がかかりすぎ。ラーメン食べてた自分たちが悪いわけではない。この日はなんと宿泊客が我が家だけだった。通されたお部屋は畳敷きの和室。やっぱり和室の方がホッとする。一息ついたら早速風呂に入ったが、やっぱり温泉はいいや。おまけに貸切だったし。
宿に入ってからは台風のことが気になってしょうがなく、その時点で台風8号は進路を九州に向け、宮崎か大分あたりに上陸との予報もだった。空を見上げると先ほどまで降っていた雨は上がり、本当に台風来るのかねと疑うくらいだった。とは言っても乗る予定だった船を欠航にさせるくらいのものなのだからきっと来るんだろうと観念して早々に寝てしまった■
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九州(5)
http://sonneteer.exblog.jp/239488289/
2019-08-17T22:15:00+09:00
2019-08-17T23:50:07+09:00
2019-08-17T22:15:54+09:00
fibich
わんこといっしょ
【2019年8月5日(月)】
前日、おそらくコンビニから帰って来て一息付いている頃のことだと思うが、阿蘇山中岳が噴火して噴煙が1000メートル近くも吹き上がったらしい。もちろんそんなことは知らなかった。
早朝5時にいつもの習慣で目が覚めてしまうのでわんこを早朝散歩に連れ出した。ペンション村の周辺を歩き回る程度で帰って来たのだが、後で思えばその程度にしておいてよかった。火山灰はわんこにも影響を与える。
噴火の話を聞いたのは朝食どき、宿のオーナーから話を聞いた。火山灰も降って来ているというのでさっそく車を見ると確かに火山灰が降っていた。
◆見た目一発でわかるほどの火山灰だった
あまり火山灰というものに慣れていない地域に住んでいるが、火山灰がただの砂とは違うことくらいは知っていたので慌てて拭き取るということはしなかった。車を走らせれば自然に吹っ飛んでいく。どこかに溜まった場合だけ水で洗い流す、慌てて拭くのが一番悪い。というのも火山灰はいわばガラスの粉みたいなもので、ゴシゴシ拭けば確実にボディに傷がつく。朝方わんこを散歩させてしまったが、火山灰はそんな微粒子が鼻や口から体内に入り込むのだからわんこの体にも良いはずがない。
朝食後支度も終わると記念撮影をして宿を出るが、オーナーさん親子がとにかくわんこを可愛がってくれてなんとも離れがたかった。この日はまず東へ進み高千穂に行くことにしていた。
◆出発前に記念撮影
◆母屋の前でも
◆全天球カメラ画像 ペンションあかね雲
突然の火山灰は車を走らせれば大方解決はできたが、我が家にももう一つの懸念材料があった。それは徐々に九州に近づいてくる台風8号だった。すでに我が家を出発する前から温帯低気圧が発生しそうという天気予報は聞いていて気にはしていたがその通りに台風になり、しかも進路は九州なのでどうなるのだろうと気にはなっていた。もっとも気になるのはせっかく押さえたフェリーが欠航になってしまうことだった。
フェリー会社のHPを見ると5日月曜日の便は神戸行きは予定通り運行、神戸発は欠航になっていたのでそれでは船体の確保ができないから欠航だと覚悟をしていた。ところがこの朝フェリー会社から確認メールがやって来た時には6日の便も運行という事が書かれていた。船体はどうするのかは疑問だったがこうしてご丁寧に連絡をくれるのだから6日の便は大丈夫なのだと安心して出発。
南阿蘇から高千穂まではほぼ1時間。途中高森という街を通るがそれ以外には特に何もない。高千穂に入るとまずは道の駅に寄った。すると駐車場にすごいものがあった。
◆道の駅高千穂 これは天宇受売尊(あめのうずめのみこと)
いやこれ怖いよ、真夜中に知らずにやって来たら腰抜かすぞ。わんこと比べてもその大きさがわかると思う。天宇受売尊というのはこの地方の天岩戸の伝説に登場する神で、神楽を踊った神である。詳細は書かないが天岩戸もこの高千穂にあるのだが今回は時間もないので行けなかった。
道の駅ではママがトイレの洗面台でコンタクトを流してしまうというハプニングもありなかなか出発できなかった(コンタクトは無事回収できた)ために当初予定に入れていた高千穂神社は行けなくなった。
道の駅を出発するとやはり向かうのは高千穂峡だ。しかし平日だというのに駐車場は行列ができる有様。車を止めるとワンコは抱っこで移動、カートはとても使えないし、歩かせるにはすでに遊歩道が熱すぎる。
◆高千穂峡 自然いっぱい
上の写真でラーレも言っているが、今回大分、熊本に絞ったはずの九州旅行なのだが、この高千穂だけは例外で宮崎県である。そのくらい実際に高千穂は宮崎県内でも北西の端っこに位置している。
さて高千穂峡の遊歩道だがお世辞にもいい道ではなく、アップダウンもあれば所々凸凹している場所もある。おまけに観光客も大勢やって来ている。ここもやっぱり中華な団体様御一行が目立ったが、日本の団体様御一行もかなり多かった。お目当てはやはり「真名井の滝」だろう。本当ならボートにも乗りたかったがわんこがいるとボートには乗れないのでとりあえず滝を目指して歩くことに。
途中には甌穴岩があったり、神話に登場する力石があったりと見所もあるのだが、やはり渓谷沿いの道を歩いていくだけでも気持ちがいい。気持ちはいいのだが暑すぎてつらい。ということで視界は涼やかな風景が広がるが、実際はこの上ないジメジメムシムシで日差しも遠慮ないきつさだった。
◆伝説の残る鬼八の力石
歩く事20分くらいでようやくお目当の真名井の滝が見えて来た。ここまで来ると記念撮影もなかなかうまくいかないくらいの人の多さ。
◆真名井の滝 名前は知らずとも写真で見たことのある人は多いだろう
◆チャイ、ニコニコです
◆エルマ、ぶちゃいくです
◆おすましラーレ
◆全天球カメラ画像 高千穂峡
◆神橋 とても雰囲気ある
高千穂峡を見終えて車に戻ると、再び道の駅に戻って休憩。ちょっとお土産なども見たがここでは何も買わなかった。次の目的地は熊本、そこまでの間は何か見たいものがあったら立ち寄ってみることにした。
高千穂からは高森に戻らず、まっすぐ熊本方向へと通じている国道218号線をひたすら西に向かって走っていった。12時過ぎくらいにフェリー会社からショートメールがやって来た。運転をしていたので最初に見つけたコンビニに立ち寄って内容を確認すると6日のフェリーが欠航ということだった。なんだよ、今朝のメールはなんだったんだよ。まさに朝令暮改というかまだ暮れてもいない時間だ。
ということでどうやって帰るかが直近の問題となってしまった。この日の宿は熊本の八代、明日は大分まで移動をして夕方出るフェリーに乗る予定だった。
移動も大事だが今後のルートなどを再検討する必要に迫られた。どうしても台風の中陸送して帰るしかない。行きにすっ飛ばした福岡や山口を通るのがとても億劫だった。四国経由で再び帰ろうと思い、行きに利用した国道九四フェリーのサイトを見ると早々に1日欠航が決まっていた。次に大分発のフェリー会社のHPの予約サイトを見ると7日の便の同じ部屋がまだ1室空いていたのでママにもう1日お休みを取るようにお願いしてなんとか船を再び押さえることができた。おそらくショートメールを受け取ってそれほど時間も経っていなかったのでまだ空きがあったのだと思う。しかし船は押さえられても翌日の宿が次なる問題だった。この旅行で押さえた宿はどれも見つけるのにもかなり苦労したのに、いきなり次の日、それもわんこを三頭受け入れてくれる宿を探すのは至難の技だった、
とにかくこの段階では「こうなったら嫌だな」が悉く的中して気も滅入ってしまい、そんな中幸運にも船が押さえられたという程度の事だった。
立ち寄ったコンビニは熊本県内の山都町。先の震災の際には甚大な被害を受けた場所として覚えている。前日も暑かったがそれ以上に暑く、雲ひとつない晴天だった。この後台風がやってくるなんてとても思えないくらいの空だった■
次回に続く
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九州(4)
http://sonneteer.exblog.jp/239487273/
2019-08-17T13:24:00+09:00
2019-08-17T13:24:39+09:00
2019-08-17T13:24:39+09:00
fibich
わんこといっしょ
【2019年8月4日(日)】
湯布院をあとにすると次の目的地というのは特に決めず、宿へ向かう道すがら足を止めて色々見ることにした。まずは「やまなみハイウェイ」という道を選び南下。途中には湯布院の湯平温泉などを通過する。同じ湯布院でもどうせだったら、こういった場所に立ち寄りたかった。
しばらく山道を走ると長者原(ちょうじゃばる)ビジターセンターがあったのでトイレ休憩。わんこはあまりに暑いのでエアコンが効いている車の中でお留守番。するとママがだんご汁と書かれている幟を見つけたのでお昼を食べていくことに。
長者原ビジターセンターはくじゅう連山への登山口があり、登山装備をしている人が多かった。施設の建物は古くてエアコンもない。こんな暑い中エアコンなしなのかと思いきやひんやりとした風が通り抜けてまったく暑さを感じなかった。
だんご汁(熊本では「だご汁」と呼ぶらしい)というのは首都圏に住んでいる我々には当然馴染みもないので、もしや汁の中に団子が、それもまん丸な形のまま入っているのかと思ってしまう。実際は下の写真の通り。
◆長者原で食べただんご汁定食
確かに汁物の料理だ(だって汁と名前がついているもん)けど、これってよく見れば信州のほうとうや岩手のひっつみと同じものだ。定食なので九州ではおなじみの「とり天」もついていた。写真中央下のお新香の隣にある緑色のものはわさびかと思いきやかぼす胡椒だった。だいたいこの組み合わせのどこでわさびを使うのだろう。このかぼす胡椒のインパクトが絶大だった。
窓際の涼しい席から眺めるくじゅう連山は天気も良くて圧巻。テラスでは登山を終えた人が日向にもかかわらず座り込んで休んでいた。外は日が差してとても暑いはずなのにみんなじっと座っている。暑さでもう動けない上に日差しにやられてもしかしたら動けなくなっているのかと心配して様子を見に出るとそこには水場があって足湯のように足をつけて涼んでいるだけだった。
◆水が冷たくて最高
◆全天球カメラ画像 長者原ビジターセンター
絶景を思う存分楽しんで再びやまなみハイウェイを阿蘇に向けて出発。ここから先はまさに九州の心臓というかとにかく絶景のオンパレードだ。
やがて阿蘇までやって来ると国道57号線を右に曲がり、そのちょっと先を左折すると再び絶景ゾーンが始まる。厳密に書けば長者原を通る県道11号線から国道57号線に入り、その先で今度は県道111号線に入る。ちょうどJRの宮地駅近くで国道と合流、阿蘇駅近くで国道から離れる感じだ。
県道111号線は阿蘇中岳の横を通って最終的には高森にまで出る。このルートもまた絶景、高度が上がるにつれ展望も良くなり、遠くに阿蘇の外輪山も見えて来る。阿蘇山というのはどこがどうなっているのかもわからないが、あまりに大きすぎそれが現在の形に至るまでも想像がつかない。
◆阿蘇の外輪山
◆車を停められる場所がいくつもあり、馬が放し飼いにされている場所もある
阿蘇中岳付近は火口近くまで行くこともできたのだが、湯布院で無駄な時間を使いすぎてそこまでのゆとりはもはやなかったので手前の草千里展望台まで行くことにした。
◆草千里展望台
◆草千里パノラマ
パノラマ写真では左側に阿蘇中岳も写っていて噴煙までよく見えている。あの噴煙をみるとああここまで来たんだなと思うものだ。ところがこの噴煙、写真で見ても結構上っているなと感じる。以前に行ったのは遠い昔のことだったが煙がほとんどわからなくて逆にがっかりした思い出がある。
◆もれなく記念撮影も
このあと元来た道をちょっと戻って南阿蘇方面に向かって走った。チェックインの時間が近づいてとにかく宿に向かう。この日の宿は南阿蘇村にある「ペンションあかね雲」。わんこと泊まれるコテージがあるのだ。ところがチェックインの時に初めて犬がいることを知ったオーナーさんがビックリ。僕もビックリ。それでもコテージは空いていたのでなんとか泊まることはできた。こちらも予約時には備考欄にポメ三頭と書いてあるのでどこでどう間違って伝わったのかは全くの謎。それでも予約は入っているので食事などはしっかりと用意されていいた。
コテージは母屋のすぐ横にあり、母屋のコテージ側の入り口から入るとすぐに食堂だったのでとても便利。食事中わんこはコテージの中に設置したサークルに入れてお留守番。
◆あかね雲の夕食
夕食はとにかく豪華。前日の梅園の里の夕食も豪華だったがそれにも負けておらず、梅園の里が「和」だったとしたらこちらは「洋」で楽しませてもらった。コースはこの写真のものだけでなく…
◆出ました、熊本名産あか牛
こんなものまで最後には登場。焼き加減も申し分なく、特筆すべきはソース。このお肉によく合うコクのあるソースだった。連日こんな贅沢しちゃっていいのかなと思うくらいである。
ところが食事中いきなり緊急地震速報が鳴り出しちょっとびっくりする場面もあった。遠く離れた宮城県沖で地震、それも結構大きな揺れだったらしい。もちろん熊本には何に影響もないので一安心したのだが、実は地震では安心したがそうもいかないことがこの後起こるのだった。
このペンションのアトラクションの一つに星空散歩というのもあり、近くにある草原で寝そべりながら星を見るイベントもあったのだが、残念ながら草原にわんこは入れないということで断念。代わりにわんこを連れて夜のお散歩に出ることにした。前日の天体観測の影響もあって星が見える場所まで歩いてみたが、あまりに暗すぎてそれほど遠くまでは行けなかった。このペンションは他のペンション数件と所謂「ペンション村」の中にあり、ペンション村の外に出ればたちまち真っ暗になってしまう。しかし暗い分星も見ることができた。
この日はここまで急いでやって来て、途中で飲み物などの買い出しを忘れていたのでお散歩の後最寄りのコンビニまで買い出しに出るも、そこは22時で閉店してしまい、その次に近いコンビニまで車を走らせたが、JR赤水駅の近くまで何もない有様だった。
実は先の大地震の時に南阿蘇村が甚大な被害を受けたことは知られた話だ。その際に橋が落ちて男性が一人犠牲になっていることも覚えている人は多いと思う。この日泊まったあかね雲はこの橋から近いところにあり、その区間は現在も通行止め、この区間が通れれば赤水はそんなに遠い場所でもない。
せっかくコンビニまで買い出しに出てもそのおかげでくたびれてそのあとはすぐに寝てしまった。コテージは冷房も完備していて快適に過ごせた。場所は南阿蘇の標高が高い場所にあるが、この日も気温は高くて夜になって涼しさを感じられないくらいだった■
次回に続く
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九州(3)
http://sonneteer.exblog.jp/239484386/
2019-08-16T10:32:00+09:00
2019-08-17T10:15:29+09:00
2019-08-16T10:32:18+09:00
fibich
わんこといっしょ
【2019年8月4日(日)】
九州旅行初日の宿、梅園の里は本館とコテージの距離こそあったがとても快適。朝も鳥の啼き声で目覚め、せっかくなのでわんこを散歩に行かせる。
その後も出発の支度をして朝7時半に朝食。朝食もなかなか豪華だった。昨夜食事中うるさくてたまらなかったガキ連れもおらず、のんびりと過ごすことができた。
支度を終えてチェックアウト、出てしまうのがちょっと残念な気がしたがこの日は南阿蘇まで行かねばならず、その途中あちこち寄ることにもなっていたので出発を急ぐ。
◆「梅園の里」のコテージ
この梅園の里は地元ではそこそこ知られた施設なのだろう。食事もとても良いし、興味のあるなしにかかわらず天文台のアトラクションは是非参加すべき(天気が良ければ)だと思う。また来る機会があったら是非来たいと思ったし他の人にもお勧めできる。
梅園の里を出発するとまず行ってみたかった場所がある。それは国東半島付け根のあたりにある杵築(きつき)という町だ。大分県の中では今ひとつ知名度が低いような印象だが(そんなことはないのかも)、ここは昔から一度は行ってみたいと思っていた場所だ。漠然と言ってしまえば「かっこいい」のだ。こんなにもよく作られた城下町は規模が小さくても他にないと思っている。
早速車のナビを設定、国東の山中からだと遠回りのルートを選ぶので最短距離ルートで山の中を走る。走ること30分ほどでいきなり街の中に飛び出すような感じだ。目的地はきつき城下町資料館。高台にあってここから杵築城とその城下町が見える。ところが街中で結構迷ってたどり着くのに時間がかかってしまった。
◆杵築城と城下町
◆お城をバックに
資料館の駐車場に車を止め、高台にある杵築城展望台までの階段をわんこのカートを持ち上げながら運んだ。(帰りは階段のないルートがあったのでそちらを通る)朝から気温がぐんぐん上がりわんこを歩かせることができないくらいだ。この旅行のために買った二台のハンディ扇風機もフル稼働、と言いたい所だが二つのうちの一つがちゃんと動いてくれない。
十分に城下町の風景を楽しんだら資料館まで戻り、資料館にあった庭園でも記念撮影、この庭園が実は最初に車を駐めた場所のすぐ隣だった。
◆前回も書いたけど大分はエルマのふるさと
◆杵築は期待以上の街でした
杵築を出発すると次の目的地はくじゅう連山… と言いたい所だがママが湯布院に行けというので湯布院へ。杵築から高速に入り湯布院を目指す。高速からの眺めも素晴らしく、これは四国にはないなと思った。
実を言うと僕は湯布院は初めてだったが、わんこが一緒では温泉にも入れないのであまり意識もしていなかった。かつての温泉好きの頃の自分だったら何をおいても別府と湯布院には行っていただろう。
湯の坪街道と呼ばれるメインの通りとその近くにある金鱗湖を目標にしたが、湯の坪街道の周辺は人でごった返している上に道が狭い。空いている駐車場を探すのも一苦労… だと思って覚悟をしていたが思いの外簡単に見つかった。しかしこの一帯コインパーキングは軒並み「満」の印が出ていた。
車を駐めると早速金鱗湖へ、湖のすぐ横には公衆浴場が二つあり、風情のないただの建物は地元の人専用の湯、湖畔には外来者も入れる湯があった。しかし風情のない建物でも温泉とわかれば途端に入ってみたくなる。だいたい地方の地元の人が使う公衆浴場というのは見た目はぜんぜん雰囲気を感じない。
◆湯布院の金鱗湖
◆金鱗湖をバックに
◆公衆浴場をバックに
先述の公衆浴場のうち、外来が入れる湯が写真の湯。露天風呂まであるのだがどうみても露天風呂に入れば外から丸見えだろうという感じだった。
◆見た目は涼しげだが日向は危険なくらいの暑さ
それにしても人が多く、街の雰囲気もまるで軽井沢みたいな感じ。高い場所にあることも考えるとまさに九州の軽井沢という印象が強い。同じ大分県の有名な温泉、別府と比べると全く違う場所だ。
さらにその軽井沢っぷりは湯の坪街道に出てみるとわかる。雰囲気を大切にしようという街並みなのかもしれないがこれはまさに清里、軽井沢、または鎌倉の小町通りかってくらいの芸のなさ。わざわざ風情を楽しみに来る場所でもない。
◆我が家が求めているのものとはちょっと違うかな
あまりの暑さと人の多さでどっと疲れが出てしまい、日陰で冷やしたキュウリを買って休んでいた。そっか、湯布院ってこんなに俗っぽい場所だったんだと知らされた。道ゆく人の半分くらいは中華な方々だったかも。彼らには申し訳ないが彼らの言葉のうるささでさらに疲れが増してくる。
こんな所だけではというのでママが知り合いのブログか何かで他の情報を得ていて、その場所までわんこのカートを押しながら歩いていくことにした。イモ洗い湯の坪からちょっと離れたところにある田園通りという道を目指した。喧騒を背に人気のない日陰の道を歩いていくと突然周囲が開けた。
まっすぐな一本道の両側に田園が広がり、遠くの山々が迫り来るような景色が広がっている。その通りの交差点近くに一本の木があり、そこ以外日陰らしきものもない。この眺めはすごかった。
◆全天球カメラ画像 湯布院田園通り
しばらくの間その眺めを楽しんだ後、イモ洗い湯の坪を避けるルートで金鱗湖へと戻ったが、金鱗湖が近づくにつれ再び人が増えてきた。
◆由布市のわんこ標識
駐車場に戻ると軽く唐揚げなどを食べ、時間がそろそろ2時になろうという頃だったので出発。再び車で田園通りを通って湯布院の街を後にした。湯布院に関してはもう何も言うまい(散々言ったから)。田園通りが見られただけでもよかった。そしてもう二度とは来ることもないだろう■
次回に続く
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九州(2)
http://sonneteer.exblog.jp/239478026/
2019-08-13T10:38:00+09:00
2019-08-16T16:52:58+09:00
2019-08-13T10:38:06+09:00
fibich
わんこといっしょ
【2019年8月3日(土)】
佐賀関からおよそ1時間強で別府に到着。残り時間で地獄めぐりの一部でもいいので見て回ろうと思った。一番最初にあったのが「海地獄」という地獄。
別府には様々な「地獄」があって、それぞれ入場料400円を払うか、全ての地獄入場券が2,000円で売られていいる。全ての地獄は時間的にもつらいので400円払って海地獄に入る。
時間はすでに3時前になっていたがそんなものはお構いなく日差しが強烈に照りつける暑さ。この暑い中温泉を見るのだからまさに地獄で地獄を見る壮絶さだ。地面も嫌という程暑くなりわんこはカートに入れて移動。カートの中には氷や凍らせたペットボトルを入れて冷やしてある。自分たちは多少暑くても構わないが、わんこにはとにかく気をつける。
◆海地獄の手前にはオオオニバスの池がある
◆別府海地獄
◆海地獄の前で記念撮影
時期柄というか場所柄というかとにかく地獄は観光客でごった返していた。圧倒的に多かったのは傍若無人な中華な方々、こちらは話す言葉でわかるだけでなく、垢抜けなさでもよくわかる。逆に見た目でわからないのは韓国の旅行者。見た目でわからなくても非常に控えめな振る舞いをするし、言葉を聞けば一発でわかる。さすが日本屈指の観光地別府、日本人よりも外国人の方が圧倒的に多かった。
◆暑いこと半端ない
◆全天球カメラ画像 別府海地獄
海地獄を出るとまだちょっとだけ時間があったのですぐ隣にある「坊主地獄」ものぞいてみる。坊主地獄とは何ぞやと思う人もいると思う。まさか坊主がひしめき合って地獄絵図をなんて思うかもしれないが、こちらは泥の湯が沸騰していて坊さんの頭のように見えなくもないから坊主地獄なんだそうで、海地獄の華やかな色彩にい比べたらなんて地味なんだと思う。しかしこちらはおフランスから来たと思われる観光客がじっと地獄を眺めていた。見た目に面白いのだろう。
◆坊主地獄の前で記念撮影
◆この手の泥湯というと北海道の薬師温泉を思い出す
◆全天球カメラ画像 別府 坊主地獄
地獄めぐりは5時までなので、時間が来たらさっさと移動開始、車でごった返す別府の街を後にするとあとは今日の宿に向けて大分空港道路を走る。
初日の宿は国東にある「梅園の里」。ここは天文台もある施設でわんこ連れ宿泊は敷地内にあるコテージだ。大分空港道を安岐で降りるとあとは山の中を走る。スマホの電波も怪しい山の中にあるが、天文台があるんだから山奥なのは必至だろう。
◆梅園の里 コテージ(翌朝撮影)
施設内とはいえ本館からは車で移動するほどの距離。チェックインするとまずは荷物をおろして少しのんびり。夕食の時間になるとわんこには留守番をお願いして本館で食事をした。この日は他にも宿泊客が多かったがガキ連れがうるさいのなんので困りものだ。中華大家族もいたがこちらはとてもお上品に食事をしていた。日本の旅に慣れていらっしゃる様子。食事も豪華で美味しく、非の打ち所は隣のガキ連れくらいなものだった。
食事の後せっかくなので天文台で天体観測に参加。大分県最大という天体望遠鏡で天体観測を楽しむが中でも思い出に残ったのは天体観測員のガイド付きでISS(国際宇宙ステーション)観測をしたことだ。見た目は他の星と同じだが、動きが速くてなかなか見つからない。これまでにも人工衛星と思われる星を何度か見たことはあるが、ISSと知ると感動もひとしお。ちなみにママは天体望遠鏡で土星を見て初めて土星の輪っかが本当にあることを知った様子。その後本館でお土産を買ったがその中には組み立て天体望遠鏡も含まれていた。あとは大分といえば干し椎茸でこれでもかという量が袋詰めになっていたのでそれも買った。
部屋に戻るとすっかりクニャクニャになってしまい、部屋のテレビで国東のCATVを見ながらこの日のドライブレコーダーのデータ(これを我が家は「ドラえもんデータ」と呼ぶ)を取り込んですぐに寝てしまった◼︎
次回に続く
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九州(1)
http://sonneteer.exblog.jp/239476789/
2019-08-12T22:19:00+09:00
2019-08-13T11:07:46+09:00
2019-08-12T22:19:14+09:00
fibich
わんこといっしょ
【2019年8月2日(金)】
今年の我が家の恒例夏休み旅行は九州。それはエルマが大分の中津出身であること、もう一つは6月ごろからWebでわんこと乗れるフェリーの特集を見て、今年はフェリーを使って旅行がしたいと思っていたからだ。さっそく九州方面を調べ、空きもあったので押さえてしまった。と言っても往復はさすがにお金がかかりすぎるので帰りだけ。その後宿だのルートだのを後から決めた感じだ。
行き先は去年の北海道の大失敗を教訓に絞り、フェリーが出る大分と僕が九州の中で一番好きな熊本の二つにした。出発は8月2日晩で陸送、翌日大分に着いてから帰りのフェリーも含め4泊5日で帰ることになった。しかし大分も熊本もあれもあれもと選んでいるととても時間が足りなくてルートにも迷った。
◆淡路ハイウェイオアシス
2日の夜10時半に出発すると東名→新東名でまずは浜松SAへ、さらに新東名を西に進み伊勢湾岸道の三重長島PA、その次は新名神の土山SAで休憩。土山の後は一気に京都、大阪を通り抜けて淡路ハイウェイオアシスへ、淡路についたのが朝の5時半。
ルートはそのまま中国道や山陽道は通らず、明石海峡大橋から淡路島に抜け、四国を横断し佐多岬半島にある三崎港から出る国道九四フェリーに乗って一気に大分へ向かった。地図を見ると大分までほとんど直線でいける。
四国に上陸するのも久しぶりだったが、結局土居PAで休憩し、八幡浜でレデイ薬局に寄った以外にはどこにも行かない徹底ぶりだった。三崎港から出る船もあらかじめ予約してあったが、三崎港に着いたのは予定より1時間早かった。
船は70分で対岸の大分、佐賀関に着く。この海はあの「関鯖」でも知られている場所。夜通し運転をしていたのでこの70分はカーペット部屋で仮眠。わんこのことを書くとこの国道九四フェリーは小型犬であればペットキャリーやケージに入れて決められた場所まで持ってくることができる。(座席と展望シート)キャリーやケージは縦、横、奥行きの合計が120センチ以内であればいい。そこにわんこが何頭入っていても問題はない。あとは膝の上から足元に置いておけばいいのだ。
三浦港に着くと案内の人に予約はあるかと聞かれ、1時半の便を取ってあるというと、「今まだ一つ前が間に合うからそれに乗っちゃう?」と訊かれたのでその場で便を変更。1時間早い1時40分に大分の佐賀関に到着した。我が家を出て15時間で九州に到着した。
佐賀関港を出発するとほど近くに道の駅佐賀関があったので立ち寄る。ここで「りゅうきゅう」という大分の郷土料理を食べ、ちょっとたけ休憩。目の前は綺麗な海が広がっていたが、さすが九州、とにかく暑かった。
◆道の駅佐賀関の展望台で
◆道の駅で食べたさば丼(これが「りゅうきゅう」なのかな?)
この日佐賀関に到着すると宿は国東だったのでその間にある別府に行こうと決めて出発。佐賀関から別府くらいまでは小1時間ほどだったがあまりに暑いので氷や凍らせたペットボトルなどを途中で買ってわんこの暑さ対策も忘れていない。初日からとにかくめちゃくちゃ暑く、やっぱり九州だなと痛感する◼︎
次回に続く
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沖ノ島
http://sonneteer.exblog.jp/239264773/
2019-05-14T22:30:00+09:00
2019-05-14T18:08:40+09:00
2019-05-14T18:08:40+09:00
fibich
わんこといっしょ
【2019年5月11日(土)】
この日は朝からとても天気が良くお出かけ日和ではあったが、実際のところはあまり外出も気が乗らなかった。本当は店先わんこの撮影でまたどこかの商店街にでも行きたかったがママが嫌がり、結果として別の場所を探すことに。
以前館山に行った時に行きそびれたラーメン屋があったので館山にターゲットを絞り、どこか見所はないかと探してみたところ沖ノ島という島があることを発見。行ってみることに。もちろんラーメン屋も。
思い立ってすぐに出発。館山は直線距離ならとても近いのにどうしてもアクアラインを通らないといけないのでぐんと長距離移動になる。まず最初はこれまで行けなかったラーメン屋「前足ラーメン」へ。
◆前足ラーメン
前足ラーメンは房総ラーメンの中の「竹岡式」がベースになっている。そこに厚切りのチャーシューや刻み玉ねぎのトッピング、背脂の醤油スープで仕立てている。わかりやすくいえば二郎系の竹岡式だ。ただ僕は二郎はあまりラーメンとして興味を持っていないので竹岡式を食べに行くつもりで出かけた。
◆全部盛り前足スペシャル(大盛り)
ラーメンはやや甘めの醤油スープだったが竹岡式だなというリアリティはばっちり味わえる。お店のメニューにはミソスープと塩スープもあるのだが最初はやっぱり醤油で食べたかった。
すっかり満腹になってからいよいよメインの沖ノ島へ。この沖ノ島は館山の西部、町からそれほど離れていない場所にある陸繋島で感じとしては江ノ島みたいな地形。そこをつなげる砂浜(これをトンボロと言う)が格好の海水浴場のようだ。まだシーズンではないがこの日はかなり気温が高く日向に出るとちょっとつらかった、
◆島に渡ると岩場がある
◆砂浜にはハマダイコンも咲いていた
まずは島に渡ると右側から反時計回りに岩場を歩くことに。感じとしては観音崎の多々良浜や青島の鬼の洗濯岩みたいな感じだが、潮溜まりも多くて子供達が遊んでいた。潮溜まりってのは楽しい。
それにしても日差しが強くて肌がジリジリ灼けるのもわかるし、暑くてフラフラする。さらに飲み物を持ってきていなかったのでたちまちフラフラし始めてきた。
◆景色も抜群だ
◆エルマもグロッキー
◆島の西側には人が掘った穴がある
外側の岩場は島の西側で崖になり先に行けなかったのでそこから先は島の中を歩く。木々が鬱蒼と茂っていてまるで探検気分だ。そして日陰はとても涼しかった。
西側の崖の上には人が掘った穴があり、穴の中には部屋のような空間と小窓もあった。小笠原でも見たがこれはおそらく太平洋戦争の時に作られたトーチカの跡ではないかと思う。
さらに島の中を元のトンボロの場所へと向かうと展望台があったり、お社も見かけられたりと探検気分をかき立ててくれる。
◆宇賀神社
◆島の中はまさに探検気分
神社から戻る途中に休憩所があり、そこから島の入り口まで出てくることができた。後は砂浜を歩いて元の場所へと戻ってくる。すっかり暑さと喉の渇きでフラフラになってしまったが飲み物の一つでも持っていれば砂浜にサンシェードを広げてもっとのんびりしたかった。また近いうちに出かけようかな。海開きまでは楽しめそう。海開き後は駐車場も有料となってしまうらしい。
◆砂浜もとてもきれいだった
◆わんこもご満悦かな
沖ノ島を後にしてまずはコンビニで水分補給、島の中でかき氷が食べられる店を検索したらすぐ近くにあることがわかったので行ってみることに。場所は館山城公園の駐車場脇にあるお団子屋だ。しかし行ってみると目の前の公園でガキが大騒ぎしてこれまたチャイが興奮して危険なのでかき氷は見送りに。
本当はそのまますぐに帰りたかったのだがせっかく来たので館山城へ登ることになった。これがとにかくこの暑さの中ではきつかったのだが、登れば登ったで眺めがとても良かった。お城そのものはまあこんなものかという程度。
◆館山城
◆館山城からの眺め
館山城の後はラーメン屋に行く途中で気になっていたスーパーに寄ってみたもののそれほどの割安感も感じられず、わんこに焼き鳥だけ買って出発。すでにアクアラインの渋滞も始まっていたし、スーパーが期待外れだったのでそれではいつも行く大原のスーパーマルイに行こうとわざわざ遠回りをして帰った。
大原のマルイ、上総中野、久留里の吉田屋といつものコースを辿って君津から高速に乗り帰ってきた。この房総のスーパー巡りは以前も書いたがけっこう割安感があり、入り用のものは買っておくことにしている。
ちょっと館山までなんて感覚で出かけてみて沖ノ島のような自然に触れ合えるのはいいことを知ったなと思った。我が家はいろんな理由で房総に出かけることが多いが、また出かけてみたいなと思った⬛︎
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陶炎祭2019
http://sonneteer.exblog.jp/239253823/
2019-05-07T19:14:00+09:00
2019-05-07T16:35:11+09:00
2019-05-07T16:35:11+09:00
fibich
わんこといっしょ
【2019年4月29日(月・祝)】
前回サンシェードを買った時にも書いたがこの日は笠間の陶炎祭(ひまつり)に出かけた。この陶炎祭もすっかり我が家の恒例行事となっている。朝一番から楽しみたいので会場には7時には着きたい。そのためには朝4時くらいには我が家を出発しなければならない。ましてや今年は大型連休で道路事情も読めない。
ところがこの日は出発も早かったこともありこれといった渋滞には全く巻き込まれることなく6時半過ぎには駐車場には来られた。早く来られたがこの時点で駐車場入りの列ができていた。年々駐車場入りの時間が早くなっているようにも感じられる。7時前には適当な場所を探してサンシェードを設営してホームを確保。ちょっとだけ仮眠をとって7時半くらいからふらふら歩き回ることに。
◆まずは記念撮影
ふらふらといっても我が家はさすがに陶炎祭にも慣れているので計画的。まずは会場を一通り外周から見始めてめぼしいものを探す。会場を一通り全て見て回り、次はチェックをつけておいたブースで本格的に品定めをする。
毎年陶炎祭に出かけているので流石に要りようなものは少なくなったが、今年も大皿とお茶碗は買っておこうを決めて歩き回る。ちなみに陶炎祭のスタートは9時からなのだが。8時前くらいから店を開けるブースもあるし、場所取りで7時くらいから大勢の人もやって来る。
9時からは会場中央にあるステージでオープニングセレモニーが始まった。すでに歩き回っていたのでちょっと座ってセレモニーを見ていたがここには笠間市長や茨城県副知事、そして県会議員から地元出身の代議士までわりと豪華な顔ぶれが挨拶に登場する。はたから見ればそんなの面白いのと思うがだれもが自分のことなどほとんど語らず陶炎祭のオープニングの話をするのが何とも面白い。
オープニングセレモニーが終わるといよいよブースも本格的に営業開始。ここからこちらも本格的に歩き、立ち止まって品定めをしたりわんこの写真を撮ったりと陶炎祭を楽しむ。
◆初日ということもあってすごい人
この日は陶炎祭初日でしかも翌日から雨予報だったこともあっていつになく人出が多かった。これまでで一番混雑していたんじゃないかと思う。こんな中で本領を発揮したのが去年の秋に新しくしたカートで、取り回しも楽ですいすい前に進ませることができた。このカートのおかげで疲れも減ったことだと思う。
◆陶炎祭は食器や花器ばかりではない
◆一方ではこのように飾り気ないブースも
毎年日中は暑くなるのだが、今回に限って言えばそれほど暑くもならなかった。日中も陽は出るがどちらかというと曇りがちでそれがかえって有り難かったかもしれない。暑くはなかったが混雑はその分激しかった。
◆この陶器わんこのお店もおなじみ
◆このはにわ屋さんもおなじみ
1周目がまだ終わっていない時にわんこ友達のましろちゃん一家とばったり。今日やって来ることは知らされてはいたがこの広い会場とものすごい人混みではとうてい会えないだろうと思っていたのでびっくり。この陶炎祭でわんこ仲間と会うのはもちろん初めてのことだった。
まずは記念撮影をしてちょっと話し込む。なんでもましろ一家は友部で渋滞に巻き込まれ、車も別の場所に駐めざるを得なかったらしい。
◆ましろちゃん一家と記念撮影
ましろ一家と別れるとようやく会場1周目を終え、ここで毎年の楽しみ、玉こんにゃくを食べてホームであるサンシェードに戻る。朝のうちはまだ場所がたくさん空いていたのに戻ってきた時にはもうどこにも新たにテントなどを設営するような場所はなかった。シェードの中でお昼を食べ、30分ほど昼寝をする。この昼寝もこれまではなかったことだが30分ほどとは言え休みが取れて良かった。
再びホームを出て2周目に入る。あちこち見て回り写真を撮りと思う存分陶炎祭を楽しむ。陶炎祭のブースに並ぶ焼き物は食器だけでなく、写真でも紹介したような置物やオブジェなども多数あって見て飽きない。また自分がこれから使う食器なども使う時のことを考えながら手にするのも楽しい。
また気に入ったブースの前でわんこを並べて写真を撮るのも楽しいし。こんなわんことは繋がりのない場所では大勢の人がわんこを見て声をかけてくれるのも楽しい。
◆陶器の兜まである
イベント会場の近くではJR東日本のゆるキャラもいた。去年も別のゆるキャラがいたり茨城県観光大使がいたりといろんなところで力が入っている。
◆ラーレは本当に着ぐるみが苦手
◆わんこもお疲れ模様
一通り見回ると今度はもう一度チェックしたものを品定めする。今回はまず大皿を買った。それも毎年大皿を買っている言うなれば贔屓にしている窯元さんのところ。去年とは色違いの同じものを買った。他にもお茶碗や豆皿、コーンフレーク用の平皿など予定外の買い物をしてしまった。
この日はいつも通り夕方の5時、終了時間ギリギリまで歩き回って笠間焼を楽しんだ。すべて見終わってホームに戻り、シェードを撤収して会場を後に。その後つくばで夕食をと考えていたのだがおなじみ常磐道渋滞に巻き込まれ、結局どこにも寄らずに帰ることに。
◆わんこも相当お疲れの様子
この陶炎祭、間違いなく我が家の年に一度の楽しみの一つでもある。しかし去年も書いたがそうそう毎年食器が要りようになるでもない。今年はたまたまお茶碗が欠けてしまったり大皿がもう一枚欲しくなったりと行く理由はあったが、次回はどうかなと思うとこの一年でお皿を割らなくちゃならないかなと冗談半分に考えてしまう。
今回写真は紹介しなかったが顔なじみになった窯元さんも数人いて、そういった人たちに会いに行くのもまた一つの楽しみになっている。最初は母の友人の窯元さんに会いに行くのが楽しみでもあったが、ここ数年出展されていない。また、陶炎祭出展は抽選でもあり毎年必ず出られる人とそうでない人もいるという話も聞いた。
そういった新たな楽しみも増え、また陶炎祭に行ってみようと思うのだ。何よりも陶器とはほとんど無関係のわんこがあれだけ可愛がってもらえるのもその理由の一つだと思う。笠間は年に3回陶器市があるというので今度は他の時期に行ってみても面白いのかもしれない◾️
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