カテゴリ:わんこといっしょ( 229 )

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【2017年7月2日(日)】

 ガーデンパークの次は車で15分ほどのらーめんカフェワコーへ移動。時間的にはまだ夕食という時間でもないのだがらーカフェにくるとだいたいテラスでのんびりする。この日は他のワンコのグループがテラスで盛り上がっていた。

 まだちょっと早いかとも思ったがらーめんをオーダーした。というのも暗くなってからグレートピレネーズの団体がやって来るということでできるだけその前に食事をしておきたかった。

 今回は久々にらーカフェに来たこともあったので替え玉もオーダーしてわんこの面食い大会を行った。それにしても我が家のわんこはラーメンを食べ慣れているというか、場数を踏んですっかり上手に食べられるようになった。同時に麺の取り合いもしなくなりちょっと寂しいが与えやすくもなった。

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◆やっぱりチャイはラーメン大好き

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◆エルマは一番上手に食べます
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◆そしてラーレは麺に対する執着心ナンバー1

 その後程なくグレートピレネーズの団体様もやって来て今日もらーカフェの夜のテラスは大いに賑わっていました。さらにラリカンのマダムもボートで登場して我が家のわんこ大興奮でした。

 楽しい時間を過ごして帰り道も順調に帰ることができました。

 今回のらーカフェの新メニュー、まぜそばは想像を超える絶品。太麺が程よい油加減のスープと絡み合い、絶妙なのどごしを楽しむことができました。たまに職場の近くにある油そば専門店で油そばを食べますが、そこの油そばと比べると次元が違う。そんな一品が新たにらーカフェのメニューに加わって楽しみが増えた■

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【2017年7月2日(日)】

 この日、思い立って朝から浜松に向けて車を走らせた。本当に思い立ってのことで前々から計画をしていたわけでもない。ラリーズカンパニーやらーめんカフェワコーなどを知り、仲良くしていただいているうちに浜松へ行く頻度も増えた。今回もただらーめんを食べに浜松に行った、そんな感じである。

 ルートはいつも通り、時間はだいたい3時間くらいだろうか、今回は最初にラリーズカンパニーへ行く予定にしていたので高速道は東名高速。新東名でもいいのだがラリーズカンパニーへはちょっと行きづらい。

 ラリカンにr到着するといつものことながらマダムがびっくりした顔で出迎えてくれる。今回は顔を見せに来てわんこの大好物のおやつを調達した。せっかくはるばるやって来たのだからもうちょっと買い物をしてもいいところなのだが、またそのうち来るだろうと思って今回はおやつだけにした。
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◆記念撮影は忘れません

 目的はらーめんを食べると書いたが、ガーデンパークに行くのも目的の一つだった。前回四月には行くには行ったが土砂降りとなり敢え無く退散した苦い思い出がある。咲いている花も変わってしまったがせっかくなので最後まで見てみたいという気持ちはあった。

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◆お花がきれいでテンションも上がる

 ところがいざ歩いてみると花が綺麗な場所はわんこ立ち入り禁止になっていてちょっと残念。この広いガーデンパークは東西を観光船が行き来していて帰りはそれに乗って行くことにした。

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 この日最後の西行き観光船は船頭さんのトークも冴えてただの移動手段ではおわらなかった。公園内の植物などのガイドを聴きながら要所要所ではスピードを落としてくれてた片道600円ならこれでも十分というくらいに(しかも楽に)移動が楽しめる。

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◆チャイは当初の目的をちゃんと覚えていました
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◆この写真のラーレは本当に楽しそう

 観光船を降りて駐車場に戻る頃には閉園の時間となり、そこから車で移動すること15分ほどで最後の目的地、らーめんカフェワコーに到着する。その時の様子は次回ということで■

【2017年6月10日(土)】
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 Macがやって来てからすぐにインストールしたアプリはPhotoshopとLightroomだった。このLightroomがまだあまり上手に使えず、この日撮った残しておく写真をボツ写真の代わりに消去してしまった。ということで今回は大したことのない写真ばかりだ。(他の日の写真も大したことはないのだろうが)

 この日は朝霧高原のFDG(Field Dogs Garden)でフリマがあるというので一度くらいは行ってみようかということになり少し早めに家を出た。なんでもこの日は車が駐められなくて大変だということだ。

 しかしそんな心配もよそにそれほど時間もかからずに車は駐められたのだが、車が大きくなりすぎてひと苦労。到着したのは11時過ぎくらいだから我が家としては早い方だ。

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◆実に去年のチャイ誕(9月11日)に泊まりに来た以来

 早速フリマ会場を見ると以前にお世話になったお店もいくつか出店していて我が家のことを覚えていてくださり嬉しい限りだ。そんな中でもいつもお世話になっている浜名湖のラリーズカンパニーも出店していたので早速マダムにご挨拶。我が家のわんこはこの店のオリジナルクッキーもマダムも大好き。

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◆もちろんドッグランでも遊びました

 横浜では気温が上がって真夏日だという日にこちら朝霧高原はとても涼しくて晴れていて、フリマを見たりドッグランで遊んだり、お腹が空いたらお昼ご飯も食べてすっかり楽しい1日が過ごせた。

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◆お昼もわんこといっしょ

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◆フリマ会場では落ち着きがありません
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◆午後からは本格的にドッグランタイム
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 結局フリマ会場が店を畳むくらいの時間までドッグランで遊び、少し暗くなり始めてから出発。当初「さわやか」で夕食を食べようかと思っていたが車も止められないほど混んでいたので諦めてまっすぐ帰ることにした。

 しかし戦術の通り横浜はかなり暑かったらしくそれを回避することができ、1日のんびりわんこと一緒に遊ぶことができただけでも正しい選択だったと思う。しかもラリカンのおやつもたっぷり買うことができてわんこも大喜びに違いない。

 ところで話はガラリと変わるが、最初に触れたLightroomは現在Photoshopと一緒で使っている。ど素人の僕には勿体無い環境だがPhotoshop自体15年以上も使っているからやっぱりMacにも欲しかった。今はこの二つのソフトが月額1000円程度で使えるのだからどこかでちょっと節約すれば普通に使えるいい世の中になったなとつくづく思う。これまでもこのブログの写真はすべてPhotoshopで加工したものだ。(このブログ開設の時から)主な使い道は文字入れ、色調補正、明るさ補正など、時には真っ暗でどうにもならない写真を明るく加工したものも使っている。

 今回は使い方を誤って貴重な写真を消してはしまったが、今はもうLightroomなしでは写真管理は考えられないし、(Windowsの時に使っていたニコンのビューワーが非常に秀逸で気に入っていたが、Mac版がなかったのも決定打だ)また写真が撮りたくなるコンビネーションであることには間違いない。

 だからと言って新しいカメラを買おうと考えたことは全くないのだが… 今のカメラで十分だし■

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◆それを言うなら「八街」でしょ
それにここは八街じゃなくて佐倉だよ

【2017年6月4日(日)】

 連休からいきなりひと月ほど経った6月の初めの日曜日にチバにあるドッグランに行きたいとママが言うのでそれじゃあと出かけることにした。何でも我が家で使っているドッグフードのメーカーが佐倉にドッグランを持っていて完全予約制とのことだったので早速予約を入れて行くことにした。当日になって予約ができたが普通はきっとそんなことはないと思う。

 我が家から佐倉まではさすがに遠かったが予約の時間には何とか間に合った。ドッグランは2面あって片方はすでに先客がいたが残りの方は木が生い茂り日陰のたくさんあった。この日は朝から日差しがきつくて暑い1日だったので助かった。

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◆ドッグランが広いので大喜び

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◆日陰が多くて助かる

 日陰が多いので写真を撮るのには不向きなのだがそれでも楽しそうに走っているわんこの姿を見ていると写真を撮らないわけにもいかない。以下ランでの写真を紹介。

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◆こんな広いドッグランはさすがにないね

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◆サラダバーがバレバレ

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◆とにかくチャイがうれしそう
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◆引っ越す気は全くないけど

 ドッグランは完全貸切、時間は80分とたっぷり楽しめる。木陰も多いので多少暑い日でも大丈夫。ただし草の生えていない場所は砂埃が立ちやすいのでそのあたりは注意。特にコンタクトなどつけていると結構辛いかも。

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◆最後に記念撮影

 我が家で使っているペットフードはナチュラル・ハーベストでチャイ、エルマには同じものを、ラーレには腎臓ケアのタイプのものを選んでいる。その他にも効用や成分などでドッグフードを使い分けているが、基底にあるのはこのナチュラル・ハーベストだ。このドッグランはそんなナチュラル・ハーベストを愛用している家族向けに作られたドッグランとのことだが、予約を入れれば誰でも利用できるらしい。ただし場所が佐倉ということで近場にいる人にはありがたいがちょっと我が家にとっては遠い場所だ。

 佐倉を出ると(もう一度書いておくが八街とは何の関係もない)チバまで戻りそこから館山道を南下。次の目的地は君津の山奥にあるドリーミング・プレイス・ローズガーデンだ。このバラ園は一昨年の冬のオフシーズンの時にも行ったが、バラが咲いているとどんなだろうと興味はあった。こちらは佐倉のドッグランよりも輪をかけて行きづらい場所だ。何せ人里離れた山の中すぎて何のランドマークもない。こんな場所をどうして知っているかというと僕の父方の実家がこのすぐ近く(もちろん山の中)だからだ。君津の山奥にある大江戸温泉をご存知の方はまさにそのあたりだと思っていただけるといい。ローズガーデンはそこから1キロほど離れた集落からさらに山奥に入る道に入った先にある。本当にローズガーデン以外に何もない場所だ。

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◆山奥ということは間違いありません

 シーズン時は入園料を払わないとバラ園には入れないのだが、せっかくなので料金を払って中に入る。しかし時間も遅く山陰に太陽が隠れそうな時間だったので正直焦る。

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◆中は全くの別世界
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 さて、肝心のバラだが確かに咲いているには咲いていたが想像しているほどでもなく、種類もそれほどでもなかった。恐らくはピークは過ぎていたのだろう。その代わりにニワトコの花がここぞとばかりに咲き誇っていた。
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◆いかにもという感じの納屋があった
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◆この写真はとてもお気に入り

 英国風庭園というと同じチバ県の千倉にローズマリーガーデンという道の駅があって本当にお気に入りの場所だった。しかし今年久しぶりに行って見たら立派な庭は無残にも壊されて無粋な直売所になっていた。この君津のローズガーデンはそんなローズマリーガーデンの雰囲気をさらに色濃くさせたものだ。お気に入りの場所がひとつなくなり、その代わりに新しい場所を見つけられたのは嬉しいことでもある。

 この後君津の市内まで降りて不思議な喫茶店で夕食をとったのだが、その時の様子はすでにママがブログで書いているし、こちらは写真もないのでこれ以上は書かない。やっぱりバラという花は周囲を引き立てるなと思った次第だ▪️

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【2017年5月6日(土)】

 遠野からの帰路は正直遅すぎた。陸前高田まで出るとそのあとは三陸海岸沿いを降った。気仙沼では遅めの昼食(本当は遠野で食べたひっつみが昼食なのだろうが)を一昨日も立ち寄った「さかなの駅」で食べ、その後ホームセンターに寄って渋滞に巻き込まれた時のためのDVDなどを買った。(小津安二郎の「麦秋」) 三陸自動車道の途中にある三滝堂PAで休憩をしていた時についに日が暮れてしまった。

 運転をしながら助手席のママがわんこと泊まれる宿をこの時から検索していた。一番決定的だったのは普段お世話になっているドーミーイン(普段は掛川だ)の郡山がわんこ可でありながら三頭は受け入れられないと無碍に断れれてしまったあたりでどっと疲れが出てしまったことだろう。同じように三頭は受け入れていない掛川は小型犬でサークル持参という話をすると受け入れてもらえるのにどうして郡山はダメなのだろう。

 ということで三滝堂で休憩をとりながらいろんなサイトを参照して検索。その時思ったのが割とわんこ受け入れ可の宿はあるということだった。しかし電話を入れても出てこないケースが多くて宿探しは難航。最後に決まった宿へと急ぐことにした。後で考えてみるとあの時数件の宿に電話をしたら、出てこない以外に満室という理由で断れられることがなかったのは不思議だ。それとその時に見つけたサイトが
何だったのか今となっては思い出せないのが残念。

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◆ということで最後の宿は小名浜でした

 宿については何も言うまい。と言うくらいの宿だった。急場をしのげただけでもありがたい。写真は宿の目の前にある中之作漁港で撮ったものだ。当然食事もないので早々にチェックアウトをすると宿の人にオススメの食堂を教えてもらい早速そこへ行くことに。場所は小名浜港。この道路向かいにある「市馬食堂」を勧められた。行ってみるといかにも観光地のレストランって感じだったのだがそこには海鮮丼があったので迷わず注文。

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◆市馬食堂の海鮮丼をいやらしく紹介します

 写真を見てもわかるようにこれは最早刺身定食の刺身をそのままご飯の上に乗っけただけだろうと言う贅沢さ。海鮮丼といえばそのままわさび醤油をかけて食べたいところだがこれにはそんなものは通用しない。お刺身を食べる要領で食べた。これで2000円以下なのだからコスパは良いだろう。

 朝食を食べて満足するとすぐに帰ってしまうには忍びないと言うことで、元来た道を戻って塩屋埼へ向かう。ところが塩屋埼灯台はわんこ連れ禁止ということでしょうがないので近くの砂浜で遊ぶことに。

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◆砂浜ではよく見かける風景

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◆三頭とも嬉しそう
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◆チャイ、イキイキしてます

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 結局昼ごろまで砂浜で遊び、そこからはただの帰路でしかない。勿来から常磐道に入り後はひたすら南下、4時過ぎごろに家に着いた。このゴールデンウイークはどこにも出ないだろうと思っていたが、やっぱり重い腰を上げても出かけてみるものだなと思った。その後のことだが疲れは人間だけでなくわんこにも影響を及ぼし、週明けまずはチャイが、続いてラーレ、エルマの順で下痢になってしまった。特にウィルス性のものではないと獣医からも診断が下りたので疲れが祟ったのかなとは思う。

 たった数日で数百キロも移動をし、いろんな場所に行きいろんな人と出会いいろんな物を食べて振り返れば贅沢をしたと思っているが、その分楽しい思い出が残った事と、多少無理をしても被災地で出費をしたことは間接的とはいえ復興の支援にもなったと思えばそれはそれで良かったと思う◾️

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【2017年5月4・5日(木・金)】

 夕方に宮古を出発して遠野を目指した。と言っても宮古と遠野は同じ岩手県というだけで全く近くはない。まずは国道45号線を南下して山田・大槌・釜石へと走り、そこから花巻方面に向かって走る。いうのは簡単だが長い道のりだ。釜石からは国道283号線に入る。これはかつて仙人峠越えと言われていた場所だが、いつしか仙人峠には長いトンネルが開通していてこれがまたまっすぐ過ぎて眠たくなる。というかとにかく危険を感じるくらいに眠くなる場所だった。

 こうして夜も8時過ぎくらいになってようやく遠野に到着。まっすぐ宿に向かいすぐに夕食をとる。なんでも遠野はジンギスカンが名物らしく(そんなのは初めて知った)夕飯も贅沢にジンギスカンだった。

 遠野での宿は楽天トラブルでたまたま空きのあった宿。GWを直前にして空いている宿を見つけるのでさえも苦労するのにわんこと一緒に泊まれる宿を探すのは至難の技だ。本当に運良く宿が見つかったと言ってもいいだろう。名前は福山荘というちょっと古めの宿で、わんこと泊まれる部屋は一つだけ。バス・トイレは共用と今時流行らないスタイルだが我が家はこう言った宿でもあまり文句は言わない。泊めてもらえるだけでもありがたいからだ。

 夕食の後わんこを連れて夜の散歩で駅まで歩いてみたが、すでに最終列車は出て行った後のようでしんと静まり返っていた。この遠野という場所はとても言葉では言い表せない雰囲気がはっきりと感じ取れる場所だ。昔旅仲間に遠野を紹介したらすっかりハマってしまったが、その友達曰く「遠野は見る場所ではなく感じる場所だ。」という名言を残している。

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◆駅の近く、大工町の路地裏で

 僕の記憶が定かならこの遠野駅自体も宿泊施設を兼ね備えていたと思う。この一見「そこは何が名物なの、そこに行くと何が見られるの。」と疑問を感じてしまう場所は先述の通り「感じる場所」であって、名だたる名所はほとんど感じる場所といってもいい。見る場所は博物館程度だろうか、あとは千葉家というこの地方独特の曲り家くらいだ。

 簡単に書くが遠野はかつて民俗学者の柳田国男がこの地jに伝わる言い伝えや昔話、民俗、風習などを一冊にした「遠野物語」という本で有名だ。この遠野物語こそが僕の最高の愛読書でいつでも持ち歩いていた時もある。今はiBooksでいつでも読めるようにしてある。このブログでも時々引用するくらい大好きな本で、これまでに50回以上は読んでいる。読むたびに新たな発見がどこかにあり、そのたびにこの地方のみならずはるか一世紀も昔の日本の生活や風習に思いを馳せることができる。とまあそんな本の舞台ともなった場所だ。初めから見る場所ではなく感じる場所というのはそのためである。

 とはいえ自分一人ではなく、遠野は初めてというママを連れて来たこともあってできるだけ見てもわかりやすい場所を選んで限られた時間で遠野を楽しもうと考えていた。まずは駅の周辺をお散歩。ところがその途中で雨が降り始めて来た。この日は一気に家へ戻るつもりでいたので遠野に居られるのは午前中だけだ。

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◆ちょうどこの時期桜が咲いていた
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 宿をチェックアウトするとまずは伝承園へ、この伝承園は遠野地方の民家などの展示から語り部のお話まで遠野の暮らしの基礎をその目で見ることができる。そして何と言ってもここの「ひっつみ」は美味しい。

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◆伝承園にて

 園内はわんこ連れOK。ただし展示されている建物の中には入れない。しかしながらそれを差し引いてもわんこと一緒に楽しめると思う。

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◆カッパをバックに
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◆ラーレはVIP待遇

 伝承園は入園料を払うとその日1日は何度でも入退場ができるので外に出て近くにあるカッパ淵まで歩いて行くことに。伝承園の前の道路を横切りまっすぐ歩いて行くと常堅時というお寺があり、その裏手にカッパ淵がある。そこまでの間は畑なのだがただの畑ではなくビールの原料になるホップの畑がある。

 また常堅寺にはカッパの言い伝えがあり、横にある淵から失火の際にカッパが現れて頭の皿の水で鎮火をしたことからこの寺の狛犬の頭には皿がある。

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◆常堅寺
 
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◆カッパ淵

 本当だったらのんびりしていきたいところなのだが、時間がないということもあり再び伝承園へ戻り、ちょっと早いが食堂が11時から始まるのでひっつみを食べて次の目的地へ向かった。

 次に行ったところは「遠野物語」からはちょっと離れてしまうが、地元では「トオヌップ展望台」と呼ばれている高清水山展望台へ、狭い山道を迷いながらも延々と走ると高台の牧場に出て、その牧場の端にその展望台はある。ここは昼間も眺めが良いのだが夜景が素晴らしく、眼下に見える夜景は白馬の姿をしている。

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◆トオヌップ展望台から

 ほんのわずかな時間だったが遠野の風景を眺め、麓に降りてコンビニで簡単に食事をすると意を決して出発した。時間は2時近かった。とにかくこれから陸前高田まで出てそこから三陸海岸沿いに南下をし、石巻からは高速に入ってその日のうちでなくてもいいので家に帰らなければならなかった。遠野はあまりに慌ただしすぎてとても感じるということはできなかった。またいずれかのチャンスがあった時にゆっくり感じて楽しみたいと思う■



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【2017年5月4日(木)】

 浄土ヶ浜を離れると再び元来た道を田老方面に向かいちょっと進んだところを右に曲がる。場所の名前は崎山といいちょっとした高台に入る。

 ここから道をまっすぐ行くと名勝でもある潮吹岩があり、ちょっと立ち寄って見たのだがこの日は波穏やかで全くもって潮など吹いていないので早々に引き返す。

 さらに先に行くと休暇村宮古という宿泊施設がある。ここはもともと「国民休暇村」と呼ばれていた施設で、その頃にここで住み込みで働いていたことがあった。休暇村入り口には崎山キャンプ場というものもできていた。休暇村にはちょっと敷地に入った程度で懐かしい建物を見てすぐに出て行った。写真は一枚も撮っていないがそれでいいと思っている。

 休暇村から道は二つに分かれるので右を選んで延々と下り坂を降りる。昔働いていた時には全く何もない場所だったのにところどころ家が建っていてちょっと戸惑いを感じてしまう。おそらく震災した人の一部は二度と津波はごめんだとこんな高台を選んで家を建てたのだろう。

 しばらくすると漁港が見え、そこを左に曲がるとトンネルがある。トンネルを抜けた先が今回の旅行で僕が最も行きたかった場所、中の浜だ。

 この中の浜にはかつて「中の浜野営場」というキャンプ場があり、僕は学生時代そこでひと夏を過ごした。右も左も全くわからない、それこそ全く興味もないキャンプ生活を一ヶ月以上もすれば帰って来る頃にはすっかりアウトドアの基本は叩き込まれてすっかりアウトドア人間になっていた。

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◆キャンプ場のトイレ、震災遺構として保存されている


 このキャンプ場は夏場になると海も近いことから人気があってとても賑わう場所だ。そんな場所も先の大震災による津波で壊滅的な被害を受けた。オフシーズンでここには誰もいなかったのが幸いだっただろう。この場所でさえも高さ15メートル以上の津波がやって来た。

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◆この炊事棟には思い出がある

 震災の後、このキャンプ場がどうなったのかは気が気ではなかった。しばらくしてGoogle Earthで最新の画像が見られた時には愕然とした。全てが破壊されてしまったからだ。

 中の浜野営場は現在「震災メモリアルパーク中の浜」とその名前と役割を変えているが、僕の中ではいつまでもこの場所はキャンプ場だ。だからこの場所に車を止めた時に思わず声が出てしまった。すっかり変わり果てて見たこともないような場所にやって来て、そこから面影を見つける作業で精一杯だった。

 
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 ちょっと散策をしたのち反対側にあるもう一つのトンネルを抜けてみる。そこにはかつて海水浴場があり、その横にある売店でも働いていた。
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 夜になって近くの集落まで(歩いて10分ほど)行き、一番近くにある「前川商店」で缶ビールを二本買ってこの浜辺て寝転びながら好きなだけ星を眺めるのが好きだった。今は砂利が混じってとても砂浜とは言えない状態になってしまった。もちろん売店もない。それだけでなく前川商店も無くなっていた。言葉もなくトンネルを戻って中の浜に帰る。

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◆このあたりのテントサイトは僕が働いていた翌年に整備された

一日岩泉から田老、浄土ヶ浜など名勝に寄ったり美味しいものを食べたりして、最後はようやくこの場所までやって来ることができた。少しばかり日没が早い宮古にもそろそろ夜がやって来る。もうちょっとここにいたいという気持ちと、もうこの場所を離れたいという気持ちが複雑に入り混じる。

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◆駐車場にある一本の木には…

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◆漁業用のブイが引っかかっていた

 十分すぎるくらいに中の浜を見て歩き、そのまま隣にある女遊戸(おなつぺ)の集落に入りそこから国道へ続く道を通って宮古の街へ下って行った。この日の宿は遠野で、どう考えてももう時間には間に合わないのだがそれでも京都の街をさりがたく、道の駅に寄り道をしてから南下を始めた。

 またいつか来ればいい。そうは思っているのだがおそらくもうここに来ることはないだろうとも思っている■

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【2017年5月4日(木)】

 田老から国道を南下して宮古の街に向かう途中に四つのトンネルがある。このトンネルの第1の近くに中の浜というバス停があり、そのあたりを通過するとかつて住み込みで働いていた場所の近くを通るということもあっていよいよ宮古が近いと感じるのだ。ただ現在では田老も宮古市の中に含まれているのであまりそんなことを感じる人も少ないのではないだろうか。

 四つのトンネルを通過してしばらく走ると下り坂を延々と降り続ける。この下り坂の途中に浄土ヶ浜方面へ向かう道がある。かつては有料道路だったのだが今では無料開放されている。

 田老の次に向かったのは宮古屈指の観光地、浄土ヶ浜だ。ここは名前の通り本当に美しい場所で、せっかく三陸に来たのだったら見残すなんてことは考えられない場所でもある。

 連休ということもあって近くの駐車場には車を止められず、かなり離れた場所になんとか車を駐めてそこからまずは駐車場を目指して歩く。

 駐車場も震災後にかなり浜から離れた場所にできていて、そこから先も延々と歩くことになる。階段を下るとすぐに海の近くにまででられるが、そこはまだ浄土ヶ浜とはとても言えない場所。この海沿いの遊歩道は初めて歩く場所だ。
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◆遊歩道を下る下る

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◆遊歩道の途中で

 遊歩道の途中には洞窟探検ボートの船着場もある。浄土ヶ浜の沖にある岩の洞窟に入るツアーがイタリアの青の洞門ツアーと似ているらしく人気があるそうだ。
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◆「青の洞門」ツアーの船着場

 と言ってもこちらにはわんこもいるのでボートに乗ることもできず、ただただ遊歩道を浄土ヶ浜のレストハウス目指して歩く。駐車場の場所からだと遊歩道を歩いて歩いて一番奥まで行ったあたりに浄土ヶ浜のハイライトがあると思うといいだろう。

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◆連休ということもあって人が多い

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◆ウミネコもたくさん飛んでました


 白い浜辺はちょっとゴツゴツとした石の浜辺で、ここは見た目はきれいだが砂浜ではない。それでもこれだけ美しいのだからもう十分だ。ここでわんこを並べて写真をたくさんとる。ところがチャイはウミネコが気になるのか追いかけようとして海の中に飛び込んでしまう始末。

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◆チャイは鳥さん大好き

 その後レストハウスでソフトクリームなどを食べてのんびりと過ごして次の場所へと移動するため再び遊歩道を歩いて車まで戻った。
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◆これはお約束

 学生の頃、宮古で住み込みのバイトをしていた時。こんなに近くにいながら浄土ヶ浜を見たのは宮古を去る時だった。あまりに忍びないのでバイト先の人が車で連れて来てくれたのだった。今年でそれからちょうど30年が経つ。宮古だけでなく三陸にやってくるとどうしても若かった頃の自分が見て感動し、記憶に留めてある時の風景とどうしても比較してしまう。津波で街は大きく変わってしまったが浄土ヶ浜は変わっていなかった。それがちょっとだけ嬉しかった▪️
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【2017年5月5日(金)】

 龍泉洞を出ると岩泉町の沿岸にある小本に出て、そこから南下をすると田老だ。現在は宮古市田老となっているが僕が住み込みで宮古にいたときはまだ田老町といって隣町だった。この田老には住み込み時代も含めて何度も行った場所である。

 この田老に震災後お蕎麦屋さんができ、それが復興の証としてテレビで紹介されているのを見た。それが今年の初めくらいのことだった。それを見て俄に三陸に行ってみたいという気持ちをかき立ててくれた。もしこのテレビを見ていなかったら三陸に行ってみようという気持ちにはならなかっただろう。

 そのお蕎麦屋はテレビで見たときにはいかにも仮で営業していますという感じの建物だったのだが、後に移転をしてちゃんとした店構えになっていた。

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◆はなや蕎麦たろう

 このお店では手打ち蕎麦を自分で選べる天ぷらと一緒に食べることができ、出てくる蕎麦も地元の田老産のものが食べられる(他にも北海道産と同じ岩手県の紫波産のそばもある)。お店に着いたときはお昼時ということもあって駐車場はほぼいっぱいだったがよく見ると地元ではなくよそからやって来た車が多かった。我が家と同じようにどこからか評判を聞きつけてやって来たのだと思う。

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◆ミニカツ丼とセットで

 味の方も確かでこれならまた食べに来たくなるなと言う満足感。今回は田老産のお蕎麦を食べたが残念ながら他との違いはわからなかったが、十分に満足できたのでそれはそれで来た甲斐があった。

 せっかく田老に来たのだが町の様子は変わり果ててしまい、陸前高田同様全く知らない場所にやって来てしまった気分である。田老は昭和三陸津波の時にも甚大な被害を受け、巨大な防潮堤があったのだがそれでも先の津波はそれさえも乗り越えて町を飲み込んでしまった。

 田老にはもう一つ三王岩という名勝があるのでそちらも見に行くことに。大船渡の穴通磯と同じく崖の上から見る奇岩だが、その崖に上がるまでの道もまったく記憶にない道だった。

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◆三王岩

 写真ではわかりにくいが実に巨大で立派な一本岩である。さすがにリアス式の陸中海岸だけのことはあるなとつくづく思わせる場所だ。こういった奇岩名勝は比較的津波の影響を感じさせない(建造物じゃないからだ)。

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◆三音岩をバックに

 三王岩を見終わって田老の町に戻る途中にはかつての田老観光ホテルが解体されずに残されていた。宮古市では(宮古以外でも)津波による被害を後生まで語り継ぐ為に一部の建造物を被災遺構として保存している。

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◆田老観光ホテル

 案内板によるとこの5階建てのホテルの4階まで津波が到達、1,2階は骨組みだけを残しすべてがながされてしまったとのこと。事前に予約をしてあれば建物の中にも入ることができる。おそらくは宮古市役所の人なのだろうが、ガイド役として説明をしていた。

 ここだけ見るとだだっ広い場所にホテルがあるような印象しか受けないが、実際は下町っぽい場所にこのホテルがあった。直前まで入っていないがこのホテルの近くは通ったことがある。

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◆M9.0の地震でこれだけ地面が動いたらしい

 旧田老観光ホテルには駐車場やトイレもあり、じっくりと見学をすることができるのだが、その一方でそれを直視できるかというと恐ろしくて長いことは見ていられないのではないかと思う。ここで予想外に時間を使ってしまったので先を急ぐことにした。国道45号線を南下して宮古へと向かう。
次回につづく

【2017年5月5日(金)】

 二日目の宿があった岩泉町は岩手県の中東部に位置する。平坦な農耕地はほとんどなく町の領域の大半は山地で主な産業は林業と観光業だ。岩手県ということもあって同じ県内の平泉と間違われやすい

岩泉は広大な面積を誇り、日本の都府県では最も大きな面積を持つ岩手県のおよそ15分の1の割合を岩泉町が占めている。無論日本で最も大きな(面積の広い)町でもある。しかしその数に反比例するように人口は年々減少の途にある。

 先の大震災の際には沿岸の小本地区が甚大な被害を受けたが、それ以上に記憶に新しいのが去年の夏の台風被害だ。気象観測史上初の東北地方を海から直撃した台風で岩泉は小本川沿岸で壊滅的な被害を受け、老人ホームで9人の犠牲者が出た事故などが発生している。町の貴重な観光資源でもある龍泉洞も水没し、地底湖の水も濁って半年以上の閉洞を余儀なくされた。

 岩泉はその前にも台風で被害を受けている。2010年にも台風で土砂災害が発生しJR岩泉線が脱線事故を起こしている。この岩泉線は山田線の茂市から岩泉まで通っていた盲腸線だ。その後復旧もできずそのまま廃線となってしまった。廃線になるまでの経緯はいろいろとあるが最初の原因は土砂災害である。その当時岩泉線は日本で一番一日あたりの輸送人員が低かったということもあり、無理に復旧させたくないというJRの意向がそのまま通ってしまったのだろう。


 宿のある大川の集落にも岩手大川という駅があった。当然行ってみたところで列車はもう来ないのだが、廃線になっていなくても一日2~3本しか運行されていないのでお目にかかることはなかっただろう。


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◆岩手大川駅跡で
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◆岩手大川駅前

 度重なる災害や岩泉線の事を考えると岩泉という場所はなんとも明るい話に乏しいようにも感じるが、一方で震災後の小本地区の復興や龍泉洞の営業再開などなど、悪いままでもないこともわかる。とは言ってもこの岩手大川駅の跡を出て龍泉洞へ行くまでの間は至る所で道路工事が行われていて今だ去年の傷跡が残っていることもわかる。大川屋旅館の前の道路も旅館のすぐ先で道路は通行止めになっていた。


 小一時間ほどで龍泉洞に到着、去年の台風被害で3月まで閉洞していたのだがそんなことを感じられないくらい人出も多くて賑わっていた。


 ここはさすがにわんことは一緒には入れないが、入口にある事務所(入場券売り場の奥)でわんこを預かってくれるのでそこでお願いをして預かってもらうことに。

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◆ということでわんこは事務所でお留守番

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◆龍泉洞のわき水飲み放題

 今年3月まで閉洞していたこともあって中はちょっと心配だったのだがそんなことはあまり感じさせないくらい神秘的な世界が広がっていた。


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◆青い色は照明の色が青だから
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◆洞内がハートの形に見える場所がある

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◆地底湖

 洞内をどんどん進んでいくと最後は地底湖のある場所までたどり着くのだが、正直言って地底湖は確かに美しいがまだ水は通常時よりも濁っているかなと思った。龍泉洞の地底湖は世界一の透明度をバイカル湖と競い合うくらいのものなのだが、写真で見てもわかるがとても世界一とは思えない。まだまだ水が澄み切るには時間がかかるのではないだろうか。とは言っても十分に美しい。


 ゴールデンウィークということもあって洞内の順路は通常とは違っていたのだが、たいていの人はこの地底湖を目当てにやって来る。


 龍泉洞を出るとわんこを連れて記念撮影。


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◆まずは入口で記念撮影

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◆いつの間にかこんなものができていた

 龍泉洞ではお土産も買ったが、ここで買っておいて本当に良かったと思うくらいこの後お土産屋とは縁がなかった。しかし龍泉洞に行って買ったお土産が大船渡名物「かもめの玉子」というのも変な話なのだが。龍泉洞を出る時点ですでにお昼になっていたので先を急ぐ。この日の宿は遠野、またシャレにならないほど遠い場所だ■