カテゴリ:ライダー日記( 135 )

今回3回目の結願を終えてこの旅で感じたことを書きたいと思う。
尤も今年の旅行記は簡単にすませようとは思っているのだが。

今年の正月、婚約者と一緒に26ヵ寺打っているのでそれを
カウントするかどうか随分と迷ったが、結果として3周目が
まだ62残り、4周目は結願という事にする。納経帳には
当然だが26ヵ寺は御朱印が4つになっていて、次は5つめの
御朱印が押されることになる(来年夏もし行けたら)
一方残りの62ヵ寺はまだ御朱印が3つしかない。非常に中途半端な
状態だが、これは婚約者(今年結婚はするが)と一緒に打つ分で
別にしておく。

これで来年もし正月に寺を打ちに行く時は3周目の続き。来年夏に
寺を打つ時は5周目でいよいよ青札を納め札にすることになる。

一昨年から見て一番感じたことは正統派のお遍路さんが随分と
減ってきたことだ。ここで言う正統派とはお寺で本堂、大師堂の
それぞれで読経をする(お参りをする)人のこと。装束を着た
人も少なくなったが装束を着ていなくてもお参りをする人はいる。
一番目についたのがただ寺にやってきて簡単に本堂にだけ手を合わせ
すぐに納経所へ行って御朱印をもらう人が多かったこと。
八十八か所巡礼をスタンプラリーと勘違いしているのか、そういう
人がやたらと目についた。お参りもせずに御朱印だけ集める人は
何を考えているのだろう。お参りした証にもらう御朱印だけを
集めるのは本末転倒のような気がする。

バイクの遍路も減ったような気がした。ガソリン代の高騰なども
考えられるし、僕が逆打ちをしていたということもあるのだろう
けど、それにしても少なすぎるように思える。

そして毎年賛否両方の意見を書く団体様御一行。今年も大勢いた。
何ヵ寺で襲われた。得てしてご老人が多いのだが、団体様の中に
比較的若い人も見受けられた。

基本的には彼らはお参りが目的だ。先達の指導の下しっかりと
お参りをする。しかしその前後はただの観光客である。境内で
騒いだり広がって歩いたり。階段だって左側を守らない。
長い石段を上がっている時団体様と出くわすとまずは脇に
逸れないとすれ違えない。ちょっとした心がけで何とでも
回避できるようなことには気付かないのだ。団体様の善し悪しは
先達様によって変わってくる。先達の人たちは多少嫌われ役に
なっても巡礼をしているという意識付けを自分の客にしっかりと
してもらいたいものだ。

先にも書いたが御朱印集めがメインの人が目についた。本末転倒だと
書いたがそれでも八十八か所全て回るのは容易なことではない。
僕は簡単に彼らのことを「俗物遍路」と呼んでいたがその度
そんな呼び方はすべきでないなと思いながらも彼らの行動を
見るとどうしてもそう思いたくなってしまう。
もっと極端な者もいて、車で入れない場所まで乗り付け、自分の
子分に掛け軸をたくさん持たせてお参りもせず車で待機している
輩もいた。これはもう俗物なんてものではなく「餓鬼遍路」と
言ってもいい。

もう一つこれまで書かなかったが巡礼を初めてすぐに他人の
金、銀、錦札を納札箱から盗む者も目撃した。止めさせたが
すでに八十六番での事、順打ちで回っていたのであれば
さぞかし収穫もあったであろう。こんな奴まで見かけるくらい
遍路にはいろんな人がいるなと気付かされた。

言わせてもらうが、他人の願いが託されている納め札をその色が
金色や銀色だからといって盗んでいくような奴は神も仏も
懼れない怖い者知らずにも程がある。まさに釈迦を知らない
「莫迦」である。そしてこの字はずばり「バカ」と読む。十年に一度
見るか見ないかのバカに出くわしただけでも不快に感じる。

そして確実に各札所で納め札を盗まないようにと貼り紙が
貼られているのを見ると情けないなと思うばかりだ。
そんなに金銀錦札が欲しかったら遍路用品店で売ってるから
そこで買えばいいのに。確か100枚で500円くらいで
売られているはずだ。

この「札泥棒」っていうのは最近の八十八か所では深刻な問題
なのだろう。遍路十戒にも「不偸盗」という言葉があるのに
そんな十戒も知らないと言うか守れない輩もいるのだ。

あとは些細なことなのだがそれぞれのお寺にある「杖立」が
減ったような気がする。本堂や大師堂の燭台の近くにはたいてい
杖立があるのだが、それがなくてあれあれと思った場所がカ所
あった。

これはただの推測なのだが、杖立があるとそこに杖を立てる。
立てたまま忘れて次に行ってしまう人が多いので最初から
立てさせないようにしているのかなとも思うのだが。それだけ
あわてん坊のお遍路さんが多いのかも知れない。

杖と言えば杖を持ってお遍路をする人も少なくなったように
思える。僕は形にこだわるので杖は大切にしていた。遍路の
杖はお大師様の化身で必ず持っていなければいけない。
杖をつくお遍路は常に弘法と一緒、だから遍路は「同行二人」と
言うのである。杖がなかったら同行二人とは言わない。

でもこれにも考えあって、僕のように杖に細工でもしない限り
バイクでお遍路やっていると杖は大荷物だ。持ち方によっては
危険でもある。現代のお遍路さんには杖はもはや不要な場合も
あるのかも知れない。持ち慣れない物を持って巡礼をするから
境内で杖を置き忘れてしまうということもあるのだろう。
ただ、杖があると階段の上り下りはかなり楽になるんだけどね。
できたら杖は持って巡礼をすることを勧める。

もう一つ、札所の数カ所で改装をしていたが、これが長い場合が多い。
特に十二番、六十番、六十六番は場所も高いところにあるので
なかなか終わらず今年もまた残念な思いをした。今後も各札所で
改装が始まると思える。改装は終わればまた美しい伽藍が楽しめる
のだが、その途中はなんとも残念な気持ちになってしまう。
今年は八十七番がほとんど終わって見事な本堂ができあがっていた。
他にも七十四番も改装が終了していた。

一方先ほど書いた十二,六十、六十六番の他にも六十二番、六十三番も
まだ改装中だった。

改装中のお寺がきれいになったところを見るのも楽しみである。
他にもいろいろとお寺を打ちながら考えたものである。
こうしてしんどい目をしながらもあれこれと考える機会が得られたことは
とても良いことだと思っている。
今日は残り十一番から一番までを打つ。
ホテルをチェックアウトしたのが9時前。十一番までは
小一時間ほどかかった。県道12号線をひたすら西に走り、
途中吉野川を沈下橋を通って渡る。四国にはまだ数カ所沈下橋が
残っていていかにも四国らしくて良い風景。
十一番から打ち始める。
十一番、朝から掛け軸作りの遍路を見かける。今朝見た人たちは
一応お参りをするので俗物とは言い切れない。
十番、長い階段はパスしてバイクで本堂近くまで上る。
すでに気温も上がり始め今日も灼熱地獄の予感。でも
休んではいられない。十番からの逆ルートは
去年も走っているので何となくだが覚えている。
九番、ここも日照りがきつかった。田園の中ののどかなお寺。
八番、去年は道に迷ったが今年は迷わずに行けた。
歩きの人数人が休んでいた。
七番、ここからは数組の車逆打ちグループと一緒になる。
六番、このあたり一番暑かったかも知れない。逃げる場所もなく
ただただ辛かった。
六番を打ち終えると五番までの間にあるコンビニで休憩。
朝用意していたスポーツドリンクも飲み尽くしてしまい新しいものを
買い求める。
五番、このあたりからおそらく今日一番を出発した歩きの人が
目立ち始める。まだまだ読経も板につかない様子は横で見ていても
すぐにわかるものだ。
四番、このあたりまで逆打ちの車遍路が多かったのでわざと
時間をかけてお参りをし先にやり過ごす。
三番、このあたりが一番辛かったかも知れない。この寺は
階段がほとんど無くて救われた。
二番、ここは階段があるがこの程度の階段ではもう何も感じない。
ここまで来るともうフラフラである。
そして一番、丁寧に読経をし納経所で御朱印をもらうと
同時に結願報告。結願のページにも御朱印をいただく。
さらにお茶とお菓子のお接待を受け、結願を祝ってもらった。
これで巡礼は結願。今年もきつかったけど八十八か所すべて
打ち終えた。

その後鳴門のホテルにチェックインして夜は徳島まで行き
阿波踊りを見た。まるで僕の結願を祝ってくれるような華やかさ。
忘れがたい夜となった。

本日打った寺:11ヵ寺
本日の走行距離:97㎞
区間燃費(日和佐~鳴門):26㎞/㍑
キャンセル待ちの船のチケットがまだ取れない。
このままでは13日に徳島を出発しなければならず、予定も
今日明日で全てを打ち終えねばならなくなってしまった。
今日最初は二十三番から。ここは元日に初詣にも行った薬王寺。
朝七時には打ち終える。今日はいつになく早い。
二十二番、朝から暑い。今日はかなり暑くなりそうな予感がする。
ここは静かに打つことができた。
二十一番、今回もロープウェーを使う。ロープウェーの方が
安全だし景色も素晴らしい。
ただし時間がなくせっかくロープウェーで上がっても二十五分で
お参りをしなければならない。
二十番、長くて急なワインディングロードが続くが逆打ちすると
上りがあまり長く感じない。これは途中から鶴林寺道路に
合流するから順打ちの時の勝浦口から上がるのとは違う。
ただし下りはとても長く感じる。
十九番、ここはいつものんびりとした町寺。お参りの後
山門横のベンチで休憩。これもいつものこと。
十八番、暑さもだんだんとひどくなる。打ち終えて木陰で昼食。
十七番までは眉山の脇を通るルートで徳島市内の混雑を回避。
十七番から十三番までは地獄のロードだ。この間は札所の間の
距離がなく、歩き遍路体験コースとしても人気がある。
これを逆に打つ。
十七番、逆から来ると案内が少なく記憶だけでなんとかたどり着く。
十六番、ここも記憶が決め手になる。十六番はすぐ横に大きな
神社がありそれがランドマーク。
十五番、暑さもピーク。しかもこの寺には日よけが全くない。
手水鉢にさえ屋根がないのだ。逆打ちで十五番にたどり着くと
なんとも言えぬ侘びしさを感じる。よその寺は改修だのなんだのと
忙しい最中、この寺だけは何も変わらない。あまりにも荒涼と
しすぎている。
十四番、横にある池の水も干上がっていた。今年の四国は
かなり水不足のようすである。どこの寺の手水鉢も水が
止まっているのもそれを物語っている。ここでは歩きの人と
出会った。
十三番、ここではほとんど掛け軸目的の人ばかりだった。
お参りをしているだけまだお遍路さんである。
そして今日の打ち止めは十二番。十三番からの距離も長く
移動にも時間がかかる。途中のコンビニで休憩し山登りに
入る。
十二番は大方の改装は終わっていたがまだ境内は工事中
だった。納経所にあったお大師様は新しくてきれいな大師堂に
戻っていた。
六十六番、六十番もそうなのだがたどり着くだけでも
ありがたいお寺が改装中でなんとも今回は感動に欠ける。

打ち終わると今日の宿は鳴門。お盆休み+徳島阿波踊りで
宿がほとんど取れない。という事情もあって今日は鳴門だ。
しかし鳴門でも阿波踊りが行われていて交通規制がかけられて
いた。思い出してみると去年の結願は8月11日、鳴門の阿波踊りで
祝福されたような気分だった。
明日残りの11ヵ寺を打つ。明日は十一番まで移動してから
逆に打つつもりだ。

本日打った寺:12ヵ寺
本日の走行距離:201㎞
昨日、本日の区間燃費:
須崎~夜須:25.7㎞/㍑
夜須~日和佐:28.5㎞/㍑
今日は少し遅めにホテルをチェックアウト。
まずは二十九番を打つ。ここはなんとも落ち着いた境内で好きな寺の一つ。
二十八番、ここには日影が全くない。
二十七番、延々と細くて急な坂を上り続ける。歩きの人と会う。
二十六番、さらに南下。ここも静かに打てた。
二十五番、階段地獄の寺。汗だくになって寺を打つ。
二十四番、今日はここで打ち止め。打ち止めの後はひたすら
海岸沿いの国道を日和佐まで移動。
今晩は日和佐で一泊。

後々の予定を考えると昨日今日のようなスローペースでは間に合わない。
おまけにお盆休みに入り宿も確保できない。明日はどうにかなったが
明後日がどうにもならない。

明日は非常に忙しくなりそうだが、そろそろ疲れもたまってきている。

本日打った寺:6ヵ寺
本日の走行距離:207㎞
区間燃費:まだ計算しておらず。
日和佐でちょうど総走行距離が1500㎞になった。
今日も遅めの9時過ぎに出発。
まずは三十七番へ、ひたすらバイクを走らせる。
三十七番、窪川にある静かな寺。お参り中にバスが
バックする笛の音が聞こえあわててお参りを済ませ納経所へ。
タッチの差でセーフ。その後は団体様ご一行だらけになってしまう。

窪川の道の駅で名物豚まんを食べる。いつ食べてもたいして
美味しくない。その後一気に須崎へ。須崎は案内も何もなく道を
間違える。須崎で給油。その後三十六番までは二つのルートがあり、
普通は外海沿いの横浪黒潮ラインという道路を通るが今回は
遍路道でもある浦の内湾沿いの内海沿いルートを通った。
こちらも眺めはとても良くておまけにカーブもアップダウンも
少ない。
三十六番、長い石段をハアハア言いながら上る。
三十五番、原付のヤンキーみたいな遍路と会う。
三十四番、境内をガキんちょが走り回っていた。
三十三番、迷うことなく到着。ここでは歩き遍路が二人いたが
境内で騒いでやかましい。
三十二番、ここはとても眺めがよいのだが境内でオバチャン
遍路四人組がとにかく騒々しかった。ここで三人のライダー遍路と
出会う。ぼちぼち見かけるようになってきた。
三十一番、ここはとにかく良い寺。きれいである。また団体様も
全くいなかったので静かにお参りができた。
三十番、今日最後の寺。納経所に入った時にはすでに4時55分に
なっていた。打ち終えて休んでいるともう一人やって来たのだが
すでに納経所がしまっていて寺の人と言い争いをしていた。
なんとも見苦しいものだ。

高知市内に宿をとってあったのでさっそくチェックイン。荷物を
置くとバイクを走らせて桂浜へ。桂浜はこれまで3回横を素通り
していたので今回は何としても行きたかったのである。
美しい海岸を日が暮れるまでじっと眺めていた。
町に戻るとよさこいの前夜祭が行われていた。どんなもんだろうと
思ってのぞいてみたがたいした感動もなかった。

なんだろう。阿波踊りを見た時は全身がしびれるくらいの感激があった
のだが、よさこいはそう言った物が一切ない。もっと言ってしまえば
歌によさこい節、そして鳴子を持っていればどんな踊り、衣装でも
良いというもので、確かにきれいだと思うものもあるのだが
中にはストリートダンスとたいして変わらない品のないもの
までいろいろ。寧ろ品のないものが多い。
こんなもん来年も見たいとは全然思わない。

早々に演舞場を去って夕食を取りホテルに戻ってきた。

本日打った寺:8ヵ寺
本日の走行距離:218㎞
本日の給油(須崎):7.2㍑ 
区間燃費(宿毛~須崎)30.42㎞/㍑
宇和島は朝から雨が降っていて出発は9時過ぎ。
まずは四十一番、元来た道を再び戻るような感じ。昨日のうちに
打てておけば良かったのだがあまり深く考えていない。
途中で給油をする。
四十番。ここまで50㎞ほど走る。この寺には去年お世話になった人が
いるのだが、ちょうどお休みをもらっていてお会いすることはできなかった。
三十九番、ここまでが20㎞程。宿毛を通過して先に寺を打ち、再び
宿毛に戻って給油と買い物をする。
三十八番、ここまではざっと63㎞ほどの距離。
今日はここで打ち止め。
土佐清水に近づくにつれ雨雲が暗くなり、足摺までの
道のりはいつ雨に降られてもおかしくなかった。遠くからは
雷鳴も聞こえてきて今回の足摺はあまり落ち着いてはいられなかった。
足摺岬までは西回り、帰りは東回りのルートを通る。
土佐清水まで戻るとあとは中村までひたすら走る。途中足摺岬で
出会った岡山ナンバーのBMWに追いつく。
四万十川手前ではBMWの先を走る。
中村に早く着いたので四万十川沿いを走って佐田沈下橋を
見に行った。なんとも四国らしい風景。見に行って良かった。

今日は中村に滞在。ホテル前の食堂で鮎を食べる。
店のオバチャンと話し込み昔の中村の話も聞かせてもらった。

本日打った寺:4ヵ寺
本日の走行距離:238㎞
前日の日記でも書いたように今日は遅めに出発。
まずは松山市内にある四十九番~四十六番までを打つ。
四十九番、お参り中に団体様御一行がやって来る。入る時には静かでも
お参りしている時に団体様御一行が来ると時すでに遅し。納経所には
夥しい数の納経帳、掛け軸が持ち込まれている始末。
四十八番、こちらはいたって静かで僕の他にはネコしかいない。
ここに来るまでの間に四十九番の団体様御一行以外にも昨日鉢合わせした
団体様御一行のバスを見かけペースを上げる。
四十七番、歩き遍路さんと会う。納経所の応対非常に親切。
四十六番、ここでもゆっくりとお参りができる。

四十六番を打つと次の四十五番は少し離れたところにあり、観光バスだと
うんと遠回りをしなければならないのでこちらは近道を使って
急いでいく。「水曜どうでしょう。」でレンタカーがパンクしたあの道だ。

四十五番、初めてバイクの遍路と会う。それも三人。そのうち一人は
大阪から来た女性の原付。
四十五番の上りはとにかく大変。息も絶え絶えたどり着く感じだ。
年々きつく感じてくる。ちなみに今年は二回目。
四十四番、小雨が降る中たどり着く。掛け軸をたくさん持ってお参りもせず
納経所に直行する「俗物遍路」を見る。今年はこの数が多い。
四十三番までは高速をすっ飛ばすが納め札が尽きたので途中の
休憩所で書く。ここでも歩き遍路と二人ほど会う。一人は野宿で渡り歩いている
様子。さすがに風体も違っている。
内子から先は高速をひたすら走る。これで時間の節約もだいぶできたし
何よりも完全に団体様御一行は振り切った。と言っても油断はできない。
四十三番を打ち終えると雨も本格化。
四十二番で打ち止め。雨の中宇和島まで移動し今日の宿は宇和島。

明日も午前中は雨らしい。止んでから出発してもいいかなと思っている。

本日打った寺:8ヵ寺
本日の走行距離:171㎞
朝7時過ぎ西条のホテルを出発。
まずは六十番。いつも思うが非常にきつい。
お寺の方丈は去年解体していたがまだ新しいものができていない。
よって納経所はまだ本堂の中。
数珠をなくしてしまうが出てくる。誰かが拾って目立つところに引っかけて
くれたみたいだ。ありがたい。
五十九番に行く途中湯浦の道の駅で休憩。五十九番、誰もいない。
五十八番、ちょっと迷う。ここも誰もいない。
五十七番、ここもちょっと迷う。五十八番以降は五十四番まで
今治市内にある。この今治市内の札所はとにかく迷う。
五十六番、道に迷ったら逆に近道を通っていた。ここも誰もいない。
五十五番、ここは裏道を発見。歩きの人が一人、掛け軸だけ遍路が
数組いた。お参りくらいしろよと言いたい。
五十四番、ここも掛け軸だけ遍路が数組。いたって静か。
五十三番まではちょっとした移動。途中で給油をして道の駅で
休憩をする。美しい海岸線が続く。瀬戸内海とはこのあたりでお別れだ。
五十三番、ここでオバチャン三人組の遍路とおフランスから来た
遍路と出会う。
五十二番、オバチャン達は逆打ちのようでここでも出会う。ちゃんと
お参りをしているけど納経帳をたくさん持っている。
五十一番、ここはいつ来ても賑やかだ。歩きの人が二人ほど。
あとは遍路ではない人も多数来ている。松山のお大師様。
五十番、打ち止め。非常に静か。ここでも歩きの人が一人いた。
今日の宿は道後温泉。カバンをなくしてしまって余計な時間を
使ってしまった。カバンはホテルの部屋に置きっぱなしだった。
道後温泉本館、霊の湯三階個室。のんびりと過ごす。
風呂の後余戸にあるラーメン屋に食事に出るも土砂降りに降られ
執念で店を見つけてなんとか食事にありつける。
ここの担々麺は絶品。

明日はちょっと遅めに出発する予定。

本日打った寺:11ヵ寺
本日の走行距離:176キロ
本日までのトータル燃費:26km/㍑
8月5日 晴れ時々曇り

本日は善通寺を出発。七十四番から打ち始める。
七十四番、ここでお腹をこわしトイレに駆け込み時間のロス。
七十三番、昨日の逆打ち団体様御一行と早速鉢合い。
七十二番、団体様御一行が怖くて落ち着いて打てず。
七十一番、八十八か所最悪の階段寺。とにかくハード。
七十番、今日は胡瓜加持の日だとのことだが時間がないのでお参りして
すぐに出る。
六十九番、六十八番。別の団体様御一行と鉢合わせ。
六十七番、先ほどの団体様が逆打ち団体様だとわかる。
納経所で道を聞くと県道六号線が所々工事で通行止めとのこと。
六十六番、未だ改装終わらず。納経所で道を聞く。曼陀峠越えの
道が寺から300メートルだけ新しく舗装されたが残りは相変わらず
悪路なので気をつけてとのこと。曼陀峠越えは今年も見送り。
六十五番、この時点でまだ二時台だったので先を打つことにする。
当初はここで打ち止めの予定だった。
六十四番、こちらも改装工事はまだ終わらず。ここまでの道は
松山道を走る。
いよ西條ICのETCが使えず、支払に時間がかかってしまった。
六十三番、ここもまだ改装が終わっていない。この時点で四時過ぎ。
六十二番、こちらもまだ改装終わらず。
六十一番、本日の打ち止め。大きなお堂はお参りにも他の寺より
時間がかかる。

打ち止め後は西条に移動。伊予西条駅前にあるホテルにチェックイン。
駅のうどん屋でうどんを食べホテルの隣にあるコンビニで買い物をした。

今日も団体様御一行、それも逆打ちの団体様に追われて忙しく、
結果としては一日で十四ヵ寺打った。この数はこれまでの中でも
最高記録である。今日は一日黙々と寺を打っていたような感じでもある。
それにしてもこの暑いのに団体様が多い。団体様が悪いというので
はないのだが、やっぱり境内で騒々しかったり長い石段をGメン状態で
ドカドカ下りてきたりと好き勝手な態度にはやっぱり閉口してしまう。

今日はさすがに打った寺の数も多くて疲れ果てた。早めに寝ることにする。
8/4日 晴れ時々曇り

宿泊地が高松市内だったので八十四番からスタート、八十六番までを順打ち。
八十六番を終えると志度から高松市内の檀紙まで高速で移動。八十三番へ。
八十三番少し迷う。
八十二番からは五色山。順調に打つ。五色山スカイウェーでトラックが
脱輪して道路を塞いでいた。バイクは通行可だが車は通れそうにない。
八十番から逆打ちのきつさを実感。
さらに逆打ちの団体様御一行がいてそれとかち合う。この状態が最後まで続く。
七十九番非常にフレンドリーだった。ここはいつでもそう。
参道に繋がる踏切を閉鎖するため八十場駅の横から新しいルートができていた。
七十八番から七十七番に移動中買い物をする。
七十七番では眼病平癒の祈願をする。七十七番に着くまでも迷う。案内は皆無。
七十六番までも案内は乏しい。
打ち止めは七十五番。打ち終えてすぐ善通寺市内のホテルにチェックイン。
夕方琴平までサラダを食べに行く。帰りにコンビニで買い出しをして
善通寺市内でラーメン食べる。市内で眼鏡曇り止めとラジオを買う。
昨晩ほとんど眠っていないので今日は極力早めに寝る。

逆打ちは御利益三倍と言われるほど順打ちよりも大変。昔もそうだったの
だろうが今でも案内標識が少なくて迷いやすい。前三回の経験がなければ
とてもではないが十数日では回りきれない。また閏年は御利益二倍という
話もあるので今年の逆打ちは御利益六倍ってことになるのだろうか。

いつもにもまして小銭が不足する。コンビニの買い物をおサイフケータイで
すませているのが原因だろう。小銭を作る努力をしないといけない。

本日打った寺:12ヵ寺、これは二番目の記録。
本日の総走行距離:147キロ
累計走行距離:313キロ まだまだ先は長すぎ
明日も猛暑らしい。今日は本当にキツかった。せめて団体様御一行からは
解放されたいものだ。