2010年 02月 05日
四国五十三番札所圓明寺(百景1/23)
松山市内はずれにある圓明寺はキリスト教との関わりが深く、境内の目立たないところに
マリア観音様というものがある。もとは隠れキリシタンがお寺の境内にひっそりと祀っていた
ものなのだが、それを追い出さずに残してあるところに日本人本来の優しさをなんとも
感じてしまうものである。その逆に廃仏毀釈で首のない石仏を見るとなんともいたたまれぬ
気分になる。
最後にこのお寺を撃ったときは関西弁を話すおばちゃん二人連れ遍路が5人分くらいの
騒々しさでお参りをしていた。マリア観音様くらいは見たのかなとちょっと疑問にも思う。
by fibich
| 2010-02-05 17:33
| 旅の話