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幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

退院しました

1週間の入院生活を経て昨日退院しました。
入院は思いの外苦痛です。

病気自体の痛みは今週半ばまで続き、その間は立っていることができないので車いすでの
移動をしていました。日々点滴を受ける生活。そういったモノには耐えられました。
また病院食は思いの外美味しく、食事制限もあったにも関わらず苦痛には感じられません
でした。何が苦痛だったかと言えば大部屋。

入院中の大部屋はある意味お互い様です。そのあたりは割り切っています。隣の人の
鼾がうるさいだのそういったことは我慢もできます。しかしどうしても我慢ならなかったのが
同室の人の独り言でした。これは耐えられなかった。日々ヘッドフォンステレオやラジオ、
パソコンで音楽などを聴いて音を遮断するしかありませんでした。また夜中になると
だれかがゴソゴソ袋を開けては何かを食べているのも我慢ならなかった。
お願いだから病室で間食するなと言うことと真夜中なんだから寝ていろと言いたかった。
とにかく大部屋生活は苦痛でしょうがなかった。

退院したからと言って病気が治ったわけではありません。寧ろこれからが大変なんだと
思います。

入院中でもとうとう詩は書きませんでした。僕はもう詩からは完全に離れてしまったように
思えます。その代わり苦し紛れに写経をして日々落ち着きを得ていたように思います。
教本を見なくても写経ができる、これはひとえにお遍路やっていて良かったと思います。
モノが書きたいが詩を書くほどの環境でもないし、今回はそれでなんとか気を紛らわせた
ような感があります。
by fibich | 2009-02-28 20:29 | 日常の話

詩と写真の日記

by 遊羽(なめタン)
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