2007年 09月 07日
遍路日記2007(12)
8月3日(三日目) 徳島市~十九番立江寺
朝6時くらいに目を覚ますとまだ宿の外では風が大荒れの状態。雨は降っているようでもなかったのだが、風が強いのでは思うように先に進めないだろうと思って二度寝。次に8時前くらいに目を覚まし、夕べ部屋中に広げた荷物をまとめ始めた。
バイクはホテルの専用駐車場に駐めてあったが、駐車場はホテルからはちょっと離れた場所にあったのでバイクを取りに出る。外に出ると風は確かに強いのだが雨はすでに降ってはいなかった。
荷物をパックしてチェックアウトをすると国道55号線を南下。徳島市内から十八番恩山寺まで10キロ強くらいだろう。途中小松島に入る手前あたりで給油をする。前日阿波市で給油してから…
走行距離:133キロ(総走行距離:279キロ)
区間燃費:16.6キロ(トータル燃費:19キロ)
給油の記録は事細かくつけていたのだが、一番イヤだったのはガソリンの高さ。去年四国はガソリン高騰のあおりをそれほど受けなかったのか、ガソリンの値段は安かった。ところが今年は香川以外の3県はどこもガソリンの値段が高くて困りものだった。
給油の後すぐに右手に恩山寺の案内標識が出てくる。案内通りに細い道を入り、徐々に上りに入る。山門は山道にさしかかる手前で早速登場するのでバイクで通過という感じになってしまう。わりとこの恩山寺は高い場所にあって、駐車場にバイクを止めた後も上り坂を上がって入口に出る。入口から中に入っても階段をいちいち上がっては本堂にまでたどり着くという感じ。正面奥に本堂。本尊は薬師如来。入口水屋の向かいに大師堂がある。この日は出発が遅くなったのでこの日最初の十八番を打ったのは11時前くらいの事であった。
十八番恩山寺の本堂
恩山寺を出るとすぐに十九番立江寺へ向かう。国道まで出ず、その手前にある県道136号線を南の方面へ向かえばわりと迷わずに立江寺まで着くことができる。もちろん案内もあるので問題はない。ただし車の場合は立江寺駐車場に車を止めねばならない。バイクの場合は細い門前の道に入り込み山門の前に駐めることができる。
十九番立江寺の山門
立江寺は去年も感じたが門前の町がいかにもという雰囲気を持っていて好感なのだ。山門をくぐるとお寺独特の庭園が待ちかまえている。すぐの所に地蔵尊があり、これがこの街で親しまれている地蔵である。子授け地蔵として親しまれているそうだ。奥は方丈と納経所。左手に本堂がある。本尊は延命地蔵菩薩。五番地蔵寺の御本尊とおなじである。本堂の向かいには大師堂があり、大師堂の脇には塔が立っていていかにもお寺らしい雰囲気だ。御朱印を納経所でいただくと次の二十番鶴林寺を目指してバイクを走らせた。■
つづく
朝6時くらいに目を覚ますとまだ宿の外では風が大荒れの状態。雨は降っているようでもなかったのだが、風が強いのでは思うように先に進めないだろうと思って二度寝。次に8時前くらいに目を覚まし、夕べ部屋中に広げた荷物をまとめ始めた。
バイクはホテルの専用駐車場に駐めてあったが、駐車場はホテルからはちょっと離れた場所にあったのでバイクを取りに出る。外に出ると風は確かに強いのだが雨はすでに降ってはいなかった。
荷物をパックしてチェックアウトをすると国道55号線を南下。徳島市内から十八番恩山寺まで10キロ強くらいだろう。途中小松島に入る手前あたりで給油をする。前日阿波市で給油してから…
走行距離:133キロ(総走行距離:279キロ)
区間燃費:16.6キロ(トータル燃費:19キロ)
給油の記録は事細かくつけていたのだが、一番イヤだったのはガソリンの高さ。去年四国はガソリン高騰のあおりをそれほど受けなかったのか、ガソリンの値段は安かった。ところが今年は香川以外の3県はどこもガソリンの値段が高くて困りものだった。
給油の後すぐに右手に恩山寺の案内標識が出てくる。案内通りに細い道を入り、徐々に上りに入る。山門は山道にさしかかる手前で早速登場するのでバイクで通過という感じになってしまう。わりとこの恩山寺は高い場所にあって、駐車場にバイクを止めた後も上り坂を上がって入口に出る。入口から中に入っても階段をいちいち上がっては本堂にまでたどり着くという感じ。正面奥に本堂。本尊は薬師如来。入口水屋の向かいに大師堂がある。この日は出発が遅くなったのでこの日最初の十八番を打ったのは11時前くらいの事であった。
恩山寺を出るとすぐに十九番立江寺へ向かう。国道まで出ず、その手前にある県道136号線を南の方面へ向かえばわりと迷わずに立江寺まで着くことができる。もちろん案内もあるので問題はない。ただし車の場合は立江寺駐車場に車を止めねばならない。バイクの場合は細い門前の道に入り込み山門の前に駐めることができる。
立江寺は去年も感じたが門前の町がいかにもという雰囲気を持っていて好感なのだ。山門をくぐるとお寺独特の庭園が待ちかまえている。すぐの所に地蔵尊があり、これがこの街で親しまれている地蔵である。子授け地蔵として親しまれているそうだ。奥は方丈と納経所。左手に本堂がある。本尊は延命地蔵菩薩。五番地蔵寺の御本尊とおなじである。本堂の向かいには大師堂があり、大師堂の脇には塔が立っていていかにもお寺らしい雰囲気だ。御朱印を納経所でいただくと次の二十番鶴林寺を目指してバイクを走らせた。■
つづく
by fibich
| 2007-09-07 21:25
| ライダー日記