ブログトップ | ログイン

幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

2016年終盤雑記(3)

【2016年11月20日(日)】 真鶴

2016年終盤雑記(3)_a0004070_10203844.jpg
 個人的感想を言うと横浜在住の自分にとって真鶴というのはまさに盲点だ。熱海方面に行く際に通過はするが立ち寄らない。渋滞の名所真鶴道路という悪い印象もあるし、隣の湯河原だとまだ温泉があったり箱根への抜け道があったりもするが、真鶴何もない。行ってもしょうがない。ましてや同じ神奈川県の中にあるのでお出かけしたという充足感も得られない。別に敬遠しているわけではないが行く価値もないように考えていた。そんな真鶴に今回は敢えて足を運ぶ。

 そんな真鶴のどこにスポットを当てたかというとやっぱり折角なので岬には行ってみたかった。そして今回あれこれネットで調べてみると岬までの道すがらにわんこと食事のできるお店があるというのでそこへ行ってみることに。

 お店の名前は「海辺の途中」。しゃれた白いビルに道路からでも目立つテラスが目印。テラスではわんこ連れもOKだが店内はオーシャンビューの席もあってただひたすらおしゃれである。三頭のわんこを連れてきた我が家はあまりに浮いていた。

2016年終盤雑記(3)_a0004070_10294410.jpg
◆駐車場側の入口

 ランチメニューがあるということで低予算でやって来たが、日曜日はランチ営業しておらず通常メニューとなる。貧乏一家にはちょっと値段の張るものばかりだったがそれでも食べたいパスタを選んで食べる。店のおすすめはアクアパッツァでそれはちょっとと思ったが、他の客が食べているのを見ると次回はコレだと思うくらいの豪華贅沢メニューだ。なかでも値段は高いがのどぐろのアクアパッツァがあった。次回結婚記念日あたりにでもそれを狙いたい(そのために今から貯金しよう)

 まずは手始めに「思い出のソーダ」なるソーダを注文。これがまたなかなかいい感じ。
2016年終盤雑記(3)_a0004070_10361976.jpg
◆いいニオイがするみたい

2016年終盤雑記(3)_a0004070_10362056.jpg
◆いい思い出になったね
2016年終盤雑記(3)_a0004070_10361931.jpg
◆あれこれと手の込んだ手作り感がとてもいい

2016年終盤雑記(3)_a0004070_10375667.jpg
◆テラスで記念撮影

 この日僕はいかすみのパスタを食べたが、ちゃんといかすみ独特のあのニオイがしていた。僕はこのいかすみのニオイが好きで食べるときには注意が必要だがいかすみのパスタが好きだ。そんな意味ではとても満足のいくものだった。

 食事を終えて会計も済ませるとオーナーの方がビルの屋上が展望台になっているのでご覧になってくださいと言うのでお言葉に甘えて屋上に。すると想像以上のオーシャンビューが待っていた。真鶴は海に突き出た場所なのでこの展望台からは朝日も夕陽も見られる。

2016年終盤雑記(3)_a0004070_10420758.jpg
◆屋上展望台にて

2016年終盤雑記(3)_a0004070_10420692.jpg
◆初島がうっすらと見える

居心地良くて「海辺の途中」で長居をしてしまい、そのあとお土産を先に買おうと駅の近くの乾物屋に先に寄ったこともあり本来の目的地だった真鶴岬に着いたときにはちょっと暗くなりかけていた。岬の先端まで歩くほどの時間はなかったので見晴らし台で記念撮影。

2016年終盤雑記(3)_a0004070_10443336.jpg
◆真鶴の三ツ石 このアングルからだと三つに見えない

2016年終盤雑記(3)_a0004070_10443300.jpg
2016年終盤雑記(3)_a0004070_10443428.jpg
◆相変わらず無理な注文

2016年終盤雑記(3)_a0004070_10443383.jpg
 周囲も暗くなってから岬を出発、あとは真鶴から旧道をつないでちょっとだけ渋滞回避をして小田原に。小田原でよく利用するランドローフに寄ってパンを買って帰る。今回真鶴に初めて行ってみたが、やっぱりお出かけしたという充足感は乏しい。これは伊豆も同じだがドライブに出ても渋滞にばかり巻き込まれたときに良く感じるあの虚しさに似ている。しかしいつかはあの「海辺の途中」でのどぐろのアクアパッツァを食べてみたい■


by fibich | 2016-12-29 10:50 | わんこといっしょ

詩と写真の日記

by 遊羽(なめタン)
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31