2015年 02月 16日
川崎大師へ
まただいぶ経ってしまったが先月の中程に川崎大師に初詣に行ってきた。去年の同じ頃悪いことが続くのでとお詣りに行ったのが始まりだ(その時はその後もずっと悪いことは続くのだが)。
このところすっかり車に乗るのが嫌になってしまい出かけるのなら、特に近場の場合にはできるだけ公共交通機関を利用したくなる。車なんて乗っても楽しくないし、どこへ駐めても駐車料金がかかるし、つまらない思いもするし、周囲は全員バカとでも思わないとやってられないくらいに最近は運転マナーが悪い輩が増えてきた。車なんかなくても生活できるしな。
とまあそんな理由もあって川崎大師へは電車で行く。京急線の川崎大師駅で降りると表参道を歩く。すでにお正月は終わっているがまだまだ参拝客は多い。去年よりも人出が多いなと感じたのは仲見世通りが一方通行になっていたこと。
一方通行を指示通り進んで境内に入るとやっぱり日曜日と言う事もあり人が多かった。しかしわんこ三頭連れているとやっぱり目立つ。
まずは本堂にお詣り。実は本堂までわんこを連れてもOKだったらしく「わんちゃん連れて行けますよ」と言われて初めて事実を知る。四国の札所だったらとてもとてもできないことだ。本当なら遠慮はすべきなのだろうが人も多いのでわんこを抱っこしながらお詣り。般若心経と弘法のご光明を唱えてその次はお札とお守りを買う。
一通り用事が済むと次の楽しみは出店で買い食い。境内には夥しい数の出店が出ていていろんなものが食べられる(とは言っても結構割高)。去年食べた鶏皮焼きが美味しかったのでまた子の買い食いが楽しみだった。
今回食べたものについてだが結論から先に言うとまず「上州焼き餅」なるものがある。串に大きな団子が三つ刺してあり醤油だれをつけて焼くものだ。これがたまらなく美味しそうに見えるし、良いニオイもするのだがこれは絶対ダメ、団子に見えるのはただのパンみたいなもので口に入れると全く歯ごたえもなくスカスカでマズイの一言。上州というと食べ物は美味しいという印象があるのだが本当は違うのかな…
今回モツ煮も食べてみた、モツ煮の店は多いのできっと当たり外れもあるのだろうが僕が食べたのは量的にはあたり、しかしゴムのように固くてなかなか食べられなかった。こんなもの食べるのならもっと柔らかいものをしっかり食べれば良かったと思う。
鶏皮焼きは間違いなかった。やっぱりこれはいい。ただし鶏皮餃子というちょっと似たようなものがあるがそっちはNGだ。
不満も多いがとりあえずはお大師を後に、山門を出てすぐ横にあるくず餅のお店でくず餅を買うのも楽しみ、仲見世は他にもだるま屋や飴屋などもあって帰りの楽しみでもある。
この仲見世で去年ママがたまたま甘酒を買った漬け物屋さんでわんこを可愛がって貰ったという縁で今年もそのお店に立ち寄った。店員総出でわんこを可愛がってくれた(けど写真ないのが残念)そのお店で小梅漬けを買って帰ったのだがこれが塩辛さ控えめで美味しい。こうして仲見世を通る頃にはだいぶ暗くなっていた。
個人的には自分が日頃よく使っているJazzradioは実はこの店で知ったというごくごくどうでもいい思い出があるが、去年来た時と同じで相変わらずJazzradioがBGMだった。
帰りももちろん電車で帰る。乗り換えが面倒くさかったので京急川崎から上大岡まで座って帰り、その後地下鉄の乗り換えて帰った。
去年と違って正月は四国に行かなかったので正月に行った舘山寺とこの川崎大師でとりあえず御大師様はお詣りできたと思うことにしたい。家に帰るとわんこは人混みで疲れたのかバタンキューだった■
by fibich
| 2015-02-16 09:59
| わんこといっしょ