2014年 01月 21日
新しい家族
このブログの以前の記事でも登場しておきながら、「あれ、いつの間に」と気づいた方もいたかも知れません。小さな黒いポメ。今日はこの子の話をします。
◆チェルナちゃんとラーレ
◆我が家にやって来た日のラーレ ◆ラーレとエルマ、エルマもお姉ちゃんか… ◆パピーなので小柄なエルマよりさらに小さい ◆エルマは数日前に目を怪我してパラボラをつけてました
◆しかしお散歩はまったく歩きませんでした ◆ドッグヤードでは楽しそうに走り回ってました ◆チャイもラーレには優しかった ◆この日はチェルナちゃんも会いに来てくれました
こうしてブラタンの先輩チェルナちゃんともすっかり仲良しになりラーレの適応力はエルマ以上で飼い主もビックリだった。
しかしそんなラーレにもまだ悩みがあった。まずは先ほどの写真のコメントでも書いたお散歩。チャイもエルマもそうだったがお散歩は特別な訓練みたいなものでなかなか思うように歩いてくれない。と言うかその場で固まってしまって全く歩こうとはしなかった。
もう一つは遊び食いの激しい子でえさを与えてもぜんぜん食べなかった。とにかくエルマ以上に時間がかかり、あげた餌だって全然へらなかった。このままご飯を食べなければ十分に成長しないと心配になっていたのだがこの心配もいつの間にか解消した。今では早食い、大食いでとにかく三頭中もっとも食い意地が張っている。
そろそろらーれがやって来てから1年になるが、楽しい思い出をチャイやエルマと同じように作れている。我が家の子になって本当に幸せになったなと思う。チャイが優しくなったこと、そしてラーレ自身がだっこが大好きなこと、エルマも落ち着いたこと。いろいろと変化を見てそう思うのだ■
チャイやエルマをお迎えした藤沢のアナザーサイドというお店に夏前くらいからずっとブラタンのパピーがいた。しかしいつ行ってもいるので縁がないんだなとちょっと気にはかかっていた。やがてサークルの中にいることがあり店に行くたびに遊んであげるのだがいつでもうれしそうにニコニコしている。だっこするとこれまたうれしいのかニコニコ。しまいには情も移ってきて最後はお迎えをするにまで至った。
お迎えをした当日は2月10日。すでにサル期も終えて8ヶ月近くにもなっていた。ブラタンというとそれまではすぐにチェルナちゃんを思い出すものだったが、柄だけは同じだがまったく印象も違っていた。毛ぶきが良くてポワポワなチェルナちゃんとくらべ、この子はまだ毛も貧相で小柄。
名前はチャイ、エルマ同様トルコ語からつけることにしたのだが、トルコ語で音感が良い言葉はもうなかなか見つけられずとても苦労した。で、結局はトルコ語でチューリップの意味を持つ「ラーレ」という名前に。日本では春の花だがトルコではそれだけでは終わらず、まずオスマン帝国時代のシンボルでもあり、近代トルコでも国花になっている。イスタンブールでは春の祭りの名前にもなっている。
飼い主が書くことでもないがラーレは非常に賢く、名前を付けた翌日には自分の名前であると認識している。さらに次の日にはアイコンタクトができ、お座りまでできるようになった。数日後には「伏せ」までできている。やって来た日の体重は2.4㎏。ちょっと太らせすぎましたと店長も言っていた。
ところがラーレにはちょっとした問題もあった。お店からお迎えをする日に店長から膝がゆるいという話を聞いた。ポメにはよく見られる膝蓋脱臼であるが、毛布の上などで遊んでいると左脚をブラブラさせることが良くあった。つまり膝が脱臼するのである。後日動物病院の先生に看てもらったところ様子見と言うことになった。
エルマも同じような症状が見られた時期があったが、サプリなどを与え足を鍛えることによって今は全く問題なく生活ができている。ラーレもまた同じようにサプリを与えできるだけ歩かせることにより膝の脱臼はなくなった。
ラーレをお迎えした翌日、早速ペトン鎌倉のドッグヤードに連れて行った。膝が外れたりしないがびくびくしながらもラーレは初日からドッグランでのびのび走り回っていた。チャイの時はなかなかドッグランで走らなかったがエルマとラーレはそのあたり全く問題がなかった。
by fibich
| 2014-01-21 22:35
| ある日の話