2004年 02月 16日
【詩】 『エヴォラ』
今手元にある写真を久しぶりに見て
思い出していました
迷路のような城塞の街を
確かに僕はこゝを訪れたことを
石畳の狭い路地を
迷う事を楽しみながら歩いた
冬晴れのあの街の記憶が
写真の隙間から蘇ってきます
願わくばもう一度と思えども
あまりに遠すぎるエヴォラ
写真ばかりが饒舌に思い出を語り
教会前の噴水広場で
のんびり座っていたクリスマスの思い出が
今になって蘇ってきます
PHOTO:エヴォラ(ポルトガル)
by fibich
| 2004-02-16 02:23
| 詩