2005年 02月 09日
【詩】『一里塚』
一里塚 三里塚
城への路も野に埋もれ
春も過ぎ 秋も過ぎ
季節も停まらぬ筺の中
宵闇の紐ほどけ
人は流れて散り散りに
窓硝子反射して
寒さの庭に花も咲く
枝のない木を眺め
蝉はいずこと戸惑えば
車塚 下馬の辻
社会の渦が立ち上がる
邪な追従に
正義の人は待ちぼうけ
星のない空の下
茜に燃える街を見る
城への路も野に埋もれ
春も過ぎ 秋も過ぎ
季節も停まらぬ筺の中
宵闇の紐ほどけ
人は流れて散り散りに
窓硝子反射して
寒さの庭に花も咲く
枝のない木を眺め
蝉はいずこと戸惑えば
車塚 下馬の辻
社会の渦が立ち上がる
邪な追従に
正義の人は待ちぼうけ
星のない空の下
茜に燃える街を見る
by fibich
| 2005-02-09 23:30
| 詩