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幻想と日常 ~La Fantazio kaj la Kvotidiano

激務

【2012年4月】

先月くらいに自分の仕事について記事を書いたことがありました。僕の仕事はその
特質上守るべく秘密も多くブログに書いてもちっとも面白くありません。

今年度の自分の身分は臨任職員となりこれは立派な横浜市の公務員でもあります。
というのも臨任1年目の時にその意識をしっかり持つような研修があるからです。

今年度就任した学校には「国際教室」なるものがあり、僕はその担当になりました。
国際教室がある学校に就くのでさえ初めてなのに、その国際教室の運営を一手に
任されたわけです。

この日記の日付はとりあえず6日となっていますが、実際はもう今月も終わろうかと
いう頃、このひと月はこの国際教室立ち上げに追われる日々でした。引き継ぎもなく、
手元に残った少しばかりの資料だけでどのようにやっていくか考えねばなりません。

そのうち担当者会合がありそこで資料をもらい、国際教室がどんなものなのかが
なんとなくわかり始めてきました。担当教諭と支援対象生徒の時間割を組んだり、
外部からサポーターをお願いして支援をしたり、やることは次から次へととめどなく
現れます。

こうして今月も下旬に差し掛かろうというころにようやく今年度の国際教室が
立ち上がりました。ほとんどすべて自分で調べて自分で運営しています。

さてこの国際教室、実際には「母語による支援を必要とする生徒のための教室。」
という定義づけがあり、外国籍を持つ外国人が対象となります。比較的多いのが
ポルトガル語支援、中国語支援、ついで韓国語支援や英語支援となりますが、
今年度の国際教室はすべて中国人。国際担当者は特に自分のクラスの
生徒の母語を話す必要はありませんが、コミュニケーションをとるためにも
積極的に中国語を使える場面では使うようにしています。

僕は中学生の時ちょっとだけ興味本位で中国語と韓国語を勉強していた時期が
ありました。この頃に学んだ言語は忘れずに覚えているもので、中国語も初歩の初歩は
覚えてますし、ハングルの読み書きは中学生のころからできました。その後
ハングルを用いるシチュエーションは結構多かったのですが、中国語に本格的に
触れるのはその時以来。遠い昔ちょっとだけ勉強をしていたことが今になって
自分の身を救っているのです。何事も勉強するのに無駄ということなどないのだなと
思った次第。

というわけで今年度は非常に特殊なポジションでの仕事をしており、毎日日中英の
トライリンガルな生活を送っています■
by fibich | 2012-04-06 23:21 | 日常の話

詩と写真の日記

by 遊羽(なめタン)
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