2004年 03月 29日
【詩】『重いコート』
北風は通り過ぎていったのに
まだ重たいコートを着ている僕に
今日の陽射しは強すぎます
それでもまだどこかに不安を感じ
コートを脱ぐことができないでいます
気温は遠慮なく上昇し
コートはさらに重く感じられるのに
僕はいつまでも冬の格好のまゝ
桜の木の下 春の町を見下ろしていました
まだ重たいコートを着ている僕に
今日の陽射しは強すぎます
それでもまだどこかに不安を感じ
コートを脱ぐことができないでいます
気温は遠慮なく上昇し
コートはさらに重く感じられるのに
僕はいつまでも冬の格好のまゝ
桜の木の下 春の町を見下ろしていました
by fibich
| 2004-03-29 00:00
| 詩